ナイター     66句

ナイターのここが勝負や蚊喰鳥   水原秋桜子   蘆雁

ナイター  野球(季語外)

作品
作者
掲載誌
掲載年月
ナイターの監督出でてなほも揉め 古屋元 199809
病室の音消してあるナイター戦 安井よしこ ヒッポ千番地 199910
ナイターの照明届く田を植ゑる 永野秀峰 ぐろっけ 200107
ナイターや浜風強き最上段 谷野由紀子 俳句通信 200108
ナイターの灯がぽっかりと闇に浮く 泉田秋硯 200110
ナイターに巨人が勝ってパパご機嫌 関口智也 あを 200206
ナイターの五万五千の中の我 竹内扶佐子 帆船 200308
ナイターを待つ列にきて商へり 中島瑞枝 百鳥 200309
夫拘束されっぱなしよ又ナイター 野村智恵子 八千草 200501
ナイターやソファーは私のボックスシート 中島英子 八千草 200508
夜間野球ナイター煌々このくにたみのかなしき闘志 瀧春一 瓦礫 200606
満員電車でナイターのことなど言ふな 上谷昌憲 200609
ナイターの忿懣ごつた返す駅 上谷昌憲 200610
ナイターのウェーブにのる迂闊かな 上谷昌憲 200710
雲の峯かぞヘナイター開始待つ 泉田秋硯 200711
ナイターにうつつを抜かし葉月果つ 久保晴子 雨月 200712
ナイターや昔西鉄とふありき 水原春郎 馬醉木 200807
たぬき寝の負ナイターをきけるらし 水原秋櫻子 馬醉木 200808
ナイターの阪神に声尽くしたる 木村美猫 ぐろっけ 200809
ナイターの白線草に来て消えし 伊藤ふみ子 200811
ナイターをみて婚活に顔火照る 佐用圭子 200910
浜風に乗りナイターの大歓声 涌羅由美 ホトトギス 200912
ナイターといふ興奮の連帯感 涌羅由美 ホトトギス 200912
ナイターの余韻ひきずる車両かな 涌羅由美 ホトトギス 200912
ナイターの照明うつる霧の湖 長谷川幸恵 酸漿 201001
ナイターに人生論も交へけり 久米なるを 201010
ナイターの忿怒を呑み電車発つ 上谷昌憲 201011
ナイターといふ連立ちてゆくところ 安原葉 ホトトギス 201012
浜風にナイターの灯の点り初む 稲畑廣太郎 ホトトギス 201107
ナイターの灯に縦縞の燃えてをり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201107
ナイターや六甲おろし聞くまでは 稲畑廣太郎 ホトトギス 201107
ナイターや黒と黄色が宙を舞ふ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201107
ナイターの済まねば仕事手につかず 稲畑汀子 ホトトギス 201107
引き分けといふナイターに疲れけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201108
ナイターはしばし忘れて大会へ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201108
ナイターの先制点に押し黙る 上谷昌憲 201108
ナイターの虚空へ消えし打球かな 稲岡長 ホトトギス 201111
ナイターの売子通路を走るはしる 山口ひろよ 201111
星空にナイター明り浮くところ  安原葉 ホトトギス 201112
ナイターのかたちに天の抜けゐたり 石川笙児 馬込百坂 201206
ナイターや怒濤の如く波となる 稻畑汀子 ホトトギス 201207
ナイターのことはさておき祝ぎの座へ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201208
ナイターや丸屋根に射す茜色 赤座典子 あを 201210
ナイターのかたちに空の抜けゐたり 石川笙児 201301
ナイターのどよめき駅に及び来し 千原叡子 ホトトギス 201303
父の日やナイターの芝眩しみて 広渡敬雄 201306
ナイターを見たから今日は二日酔ひ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201307
ナイターのとどめの犠打の転々々 上谷昌憲 201311
ナイターや溜息となる浜の風 山田佳乃 ホトトギス 201312
逆転のナイター傘も総揺れに 綿谷ただ志 馬醉木 201508
ナイターの連敗免るあと一球 甕秀麿 201608
ナイターは消え塾の灯は煌々と 大島寛治 雨月 201611
ナイターの歓声萎みゆくファウル 木暮陶句郎 ホトトギス 201701
一斉点灯ナイターの芝浮き上がる 吉田政江 201708
ナイターや箸もどかしき冷奴 水原秋櫻子 馬醉木 201708
ナイターの万の同志と狂(ふ)れてをり 楠原幹子 201709
ナイターの灯に雨脚の見えてきし 大久保白村 ホトトギス 201712
ナイターや何時まで続く月曜日 荻布貢 202008
ナイターや放送席はおしづかに 篠田大佳 あを 202009
ナイターのジュニアサッカー椚の芽 渡邊孝彦 やぶれ傘 202105
ナイターの捕手のマスクの横つ飛び 石田静 202109
ナイターの灯のいきいきと無観客 山田健太 風土 202109

 

2022年7月3日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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