忘れ花    12句

帰り花  二度咲  忘れ花

作品
作者
掲載誌
掲載年月
葬送の庭につつじの忘れ花 山口マサエ 雲の峰 200302
忘れ花戦火の報もいつか慣る 佐藤恭子 あを 200501
忘れ花見つめられたり見つめたり 須賀敏子 あを 200501
逃げ易き陽を追うてゐる忘れ花 鎌倉喜久恵 あを 200801
黒蝋梅古代の人の忘れ花 佐藤いづみ ろんど 200908
忘れ花風に聴きたし明日のこと 鈴鹿仁 京鹿子 200912
一面に川原撫子忘れ花 森理和 あを 201501
美しと近づき見上ぐ忘れ花 齋藤晴夫 春燈 201702
海ひらく磴の半ばや忘れ花 布施政子 馬醉木 201704
一字空けの俳句の穴へ忘れ花 佐藤喜孝 あを 201901
心地よく酔ひ帰るさの忘れ花 善野行 六花 201902
こんなにも咲いてしまって忘れ花 おーたえつこ 201904

 

2022年11月10日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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