わかめ    13句

若布  和布  わかめ

作品
作者
掲載誌
掲載年月
窓開けて入るる潮の香わかめ汁 八染藍子 200006
干若布くぐりてわかめ買ひに来し 武井美代子 風土 200006
鳶日和わかめ日和と思ふべし 古屋道子 200206
茹わかめざぶざぶ洗ひ緑濃き 古屋道子 200206
わかめ干す浜を伝へば大根干し 板橋智恵子 百鳥 200404
浮橋を里と呼ぶ女わかめ漁 加藤たかね 風土 200706
湯の中に初物わかめうすみどり 高木千鶴子 酸漿 200807
佐渡沖の香ふふみて新わかめ 石川元子 酸漿 200906
筍の歯ざわり感やわかめ和 桂敦子 201007
復興わかめ有楽町に求めけり 岩本紀子 201205
新わかめ茹で玄海の色となる 野畑さゆり 201208
干しわかめ紙の音して仕舞はるる 升田ヤス子 六花 201805
生わかめ湯に一瞬の目覚めかな 三木亨 202105

2022年4月7日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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