天高し 5     100句

若者のとなりにしゃがむ天高し  桑原三郎  ザ・歳時記

天高し  秋高し  空高し

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
天高し伝統といふ未来あり 稲畑廣太郎 ホトトギス 200809 「笠寺」五百号祝句
品格は一誌の要天高し 稲畑廣太郎 ホトトギス 200810

祝介弘浩司様「さわらび」

主宰御就任

西の賀に東の祝ぎに天高し 稲畑廣太郎 ホトトギス 200810
天高し家居の心消えてをり 稲畑汀子 ホトトギス 200810
天高しにはとり機嫌よく鳴きて 丁野弘 200810
天領の佐渡金山や天高し 久保久子 春燈 200811
聖木てふ実生の楷樹天高し 久本久美子 春燈 200811
天高し翼もつものあまた容れ 鷹羽狩行 200811 宇都宮
我が階へ迫る椰子の樹天高し 貞布兵 炎環 200811
神のみぞ知るてふ主治医天高し 萩尾亜矢子 炎環 200811
天高し若衆大地へ酒を撒く 中島陽華 200811
歌声のドレミファソラシ天高し 小澤克己 遠嶺 200811 東京芸術劇場
人は頬杖牛は反芻天高し 千田敬 200811
蹴り上げるボールの行方天高し 横山さくら 春燈 200812
天高し牝牛踏んばる緩斜面 吉岡一三 200812 秋の旅
天高し組体操の細き線 天野正子 200812  
広告紙の飛行機上昇天高し 宮田香 200812  
逆上がり無心のやる気天高し 塩路五郎 200812  
草むらに寝転び更に天高し 刈米重夫 200812  
風に乗るハングライダー天高し 三川美代子 200812  
颯爽と歩けぬ齢天高し 能勢栄子 200812  
日の丸の旗が好きな児天高し 鈴木照子 200812  
天高しひとふで書きの逆さ富士 鈴木梨枝子 炎環 200812  
天高しのけぞり打ちし太鼓かな 鈴木友寄枝 炎環 200812  
天高し河原の白の面眩し 加藤京子 遠嶺 200812  
天高し己励まし歩み出す 目黒慧 遠嶺 200812  
羽衣の松の枝ながし天高し 四條進 200812  
神主に腹帯あづけ天高し 小林奈穂 200812  
天高した鬣なびかせ馬の恋 貝森光洋 六花 200812  
肩上げて漕げる自転車天高し 永田勇 六花 200812  
鳴く鳴かぬ麒麟を論じ天高し 北尾章郎 200901  
天高し浅間一朶の雲もなく 水原春郎 馬醉木 200901  
迷路めく運河の流れ天高し 長瀬恒子 遠嶺 200901  
貴重なる閑賜りぬ天高し 泉田秋硯 200901  
天高しからくり人形盃かかげ 山口順子 200901  
騎馬戦に巴御前や天高し 廣見知子 200901  
天高し岐路あるたびに曲らばや 田村園子 200901  
天高しどーんと六臓抜けさうな 須藤トモ子 200901  
兜太句を朗誦すれば天高し 堀口希望 200901  
天高し言葉ひとつを放り上げ 浅田光代 風土 200901  
青銅の騎士像仰ぐ天高し 木暮剛平 万象 200901  
思ひきり腕の屈伸天高し 北畠明子 ぐろっけ 200901  
外出は通院時のみ天高し 山田をがたま 京鹿子 200901  
斑鳩三塔まへにうしろに天高し 辰巳あした 雨月 200901  
天高し聳ゆるものを従へて 安武晨子 200901  
鏑矢の逸れゆく果てや天高し 中原俊也 200901  
組体操の合図は太鼓天高し 有賀昌子 やぶれ傘 200901  
天高し筋雲反らす風のあり 浜田南風 200902  
天高し舟屋の屋根の干蒲団 柴野静 200902  
篭ならぬ車の登城天高し 山口博通 ぐろっけ 200902  
天高し坐して茶筅の音聞かな 服部早苗 200904  
天高し愛機は影をひいて征く 八田木枯 晩紅 200908  
天高し富士と名のつく山幾つ 丸山佳子 京鹿子 200909  
天高し康生さんはあの辺り 稲畑廣太郎 ホトトギス 200910  
天高しハイジャンプして届く君 稲畑廣太郎 ホトトギス 200910  
家居にも及ぶ明るさ天高し 稲畑汀子 ホトトギス 200910  
篠懸の鈴の上なる天高し 鷹羽狩行 200910  
天高し十勝の牧の草ロール 岡田真澄 風土 200910  
灯台が発射されさう天高し 遠藤真砂明 200911  
天高しパン販売車子連れなり 藤原はる美 200911  
いのちとも亡き師の一句天高し 遠藤タミ子 京鹿子 200911  
柔肌の河馬の口中天高し 森理和 あを 200911  
タクト振る少年眩し天高く 吉成美代子 あを 200911  
天高く五重塔は揺れてをり 木村茂登子 あを 200911  
幾万の甍の波涛天高き 前川ユキ子 200912  
「宇宙へGO!」の児らの遊戯や天高き 鈴木照子 200912  
神殿の円柱遠し天高く 坂根宏子 200912  
天高し子は上出来の逆上り 宮崎左智子 200912  
ブリッジが難なくできて天高し 森下康子 200912  
天高し跳び箱一つ増やしたる 阪本哲弘 200912  
絵の如く冨士浮かびけり天高く 冨田ヒナ江 200912  
幼子の泣くだけ泣いて天高し 鈴木セツ 200912  
天高し風船ダツグは水の上 石脇みはる 200912  
阿字池に塔の写りて天高し 谷村幸子 200912  
天高し猪と共存部落なり 酒本八重 200912  
毀つ家の土いきいきと天高し 辻直美 200912  
天高し三段跳の反り加減 峰幸子 200912  
風生の富士の百句や天高し 加藤良子 春燈 200912  
開きたる句碑の朗詠天高し 中山皓雪 200912  
天高し水子地蔵の瞳のつぶら 川崎光一郎 京鹿子 200912  
打ちたての蕎麦の歯ごたへ天高し 田中佐知子 風土 200912  
翼張る松の断崖天高し 落合絹代 風土 200912  
老いたりといへども庭師天高し 江本路代 酸漿 200912  
ふらここの幼子高し天高し 岡久枝 酸漿 200912  
天高し糶を取り巻く子供達 永田勇 六花 200912  
天高し黄金光りの海を航く 鳥取博子 200912  
抱きあげて父似母似と天高し 鈴木多枝子 あを 200912  
天高し集ひしはみな独りもの 鎌倉喜久恵 あを 200912  
天高し子等に招かれ喜寿の宴 能勢栄子 201001  
天高し若草山を喘ぎつつ 三川美代子 201001  
十人の家族B型天高し 田村加代 末黒野 201001  
坂上の寺の楼門天高し 曷川克 遠嶺 201001  
それぞれの第二体操天高し 小原徳男 遠嶺 201001  
天高し「五風十雨」の碑文読む 河瀬俊彦 遠嶺 201001  
天高し精気に従ひ白球負ふ 佐藤健伍 201001  
天高し歩かう会の列長し 岡野ひろ子 201001  
くるくると木場の角乗り天高し 深川敏子 春燈 201001  
天高し師の句碑に師の声満つる 太田慶子 春燈 201001  
ゴールする最後の子にも天高し 井海宏子 万象 201001  
長城の迷子となりて天高し 金子つとむ ろんど 201001 天高し →6

 

2019年9月7日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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