作品 |
作者 |
掲載誌 |
掲載年月 |
短日の三つ目となるスケジュール | 稲畑汀子 | ホトトギス | 202012 |
短日の旅に列車を選び来し | 稲畑汀子 | ホトトギス | 202012 |
短日や二つの予定組まれたる | 稲畑汀子 | ホトトギス | 202012 |
二つ目の会は短日なりしかな | 稲畑汀子 | ホトトギス | 202012 |
短日を使ひ切つたる帰路となる | 稲畑汀子 | ホトトギス | 202012 |
暮れてより短日忘れをりにけり | 稲畑汀子 | ホトトギス | 202012 |
短日の波打ち際の暮れのこる | 天野美登里 | やぶれ傘 | 202101 |
短日や表も裏も鯨幕 | 小島良子 | 萱 | 202101 |
短日の膝に来てゐる温みかな | 笹村政子 | 六花 | 202102 |
短日のことりと自動販売機 | 戸栗末廣 | 空 | 202104 |
短日のメールの訃報惻惻と | 平居澪子 | 六花 | 202104 |
短日の西日や富士を残しをり | 山口郁子 | 末黒野 | 202104 |
短日の工事現場に灯の灯り | 秋山信行 | やぶれ傘 | 202105 |
短日の二つの会となりにけり | 稲畑汀子 | ホトトギス | 202111 |
短日といふこと心づもりにも | 稲畑汀子 | ホトトギス | 202112 |
在宅といふ短日を余すもの | 稲畑汀子 | ホトトギス | 202112 |
短日の油断はいつか身ほとりに | 稲畑汀子 | ホトトギス | 202112 |
短日や足音響く内廊下 | 横山さくら | 春燈 | 202201 |
短日の杉の上枝に烏群れ | 藤井美晴 | やぶれ傘 | 202201 |
眺望は短日名残る朱の入日 | 松本鷹相 | 京鹿子 | 202201 |
短日や大工の口に残る釘 | 中村重幸 | 沖 | 202202 |
短日や序でに夫の爪を切り | 平沢恵子 | 春燈 | 202202 |
短日や通りに響くクラクション | 横山さくら | 春燈 | 202202 |
短日やまたも忘れし用一つ | 橘正義 | 春燈 | 202203 |
地下鉄を出で短日の日本橋 | 小林文良 | 春燈 | 202203 |
短日や棒となりたる竹箒 | 菅原末野 | 風土 | 202203 |
短日の袋小路を引き返す | 木暮陶句郎 | ホトトギス | 202205 |
短日→ 1 |
2022年11月29日 作成
「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。
「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。
注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。
ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。