障 子 5     15句

出雲から紙来て障子あらたまる   飴山實

作品
作者
掲載誌
掲載年月
鳥の影しばしとどめて陽の障子 亀井福恵 京鹿子 202107
作法よき手に開かるる障子かな 中村重幸 202202
開けず置く障子の影のたのしさよ 宮崎洋 春燈 202202
警策の音の一打や白障子 田中佐知子 風土 202202
結納の使者となり坐す白障子 田中佐知子 風土 202202
聴秋閣に誰か居さうや白障子 前原マチ 末黒野 202203
真新なる障子の皺や鍋の湯気 内山みち 末黒野 202203
坪庭の木々の影受け白障子 石黒興平 末黒野 202204
切り貼りの花の古りたる障子かな 斉藤マキ子 末黒野 202204
水仙に日暮の障子ほの蒼し 府川昭子 春燈 202205
こんと鳴く影絵遊びの冬障子 岩木茂 風土 202205
障子はづし襖をはづしさて帯を 山田六甲 六花 202205
古民家の淡き日差や白障子 加藤静江 末黒野 202206
皆帰り一人となりぬ白障子 鈴木千恵子 末黒野 202304
鳥影の高きに移り白障子 上月智子 末黒野 202305
障子→ 1

 

2023年11月18日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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