春の障子    11句

障子   春障子  春の障子

作品
作者
掲載誌
掲載年月
海へ向く春の障子の夜明色 山田弘子 円虹 199805
対潮樓の春の障子も景のうち 八染藍子 200006
耳だけが見えゐる春の障子かな 堀川千代子 百鳥 200106
祈祷師の春の障子の影の声 竹下昭子 ぐろっけ 200306
伏魔殿春の障子を開けにけり 高橋将夫 星の渦 200507
ひつまぶし春の障子の足湯茶屋 山田六甲 六花 200603
油断とは春の障子の隙間なり 高橋将夫 200606
昼の席春の障子をあけ放つ 森山のりこ あを 201005
旅立ちぬ春の障子を閉づるごと 宇都宮敦子 201207
鳥の影横切る春の障子かな 荒井和昭 201406
水かげろふはなれぬ春の障子かな 南うみを 風土 201406

2021年2月13日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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