焼 酎〈他季を含む〉2          20句

焼酎や頭の中黒き蟻這へり    岸風三樓

泡盛  焼酎  冷や酒

作品
作者
掲載誌
掲載年月
焼酎に香たきしめてあふらむか 山田六甲 六花 201506
焼酎や吾が正論の孤立せる 高橋明 末黒野 201511
焼酎二本夜神楽の初穂料 田代民子 201603
焼酎を下げ来る爺や花の野毛 小沼ゑみ子 末黒野 201607
氷砂糖少なめにして梅焼酎 中江月鈴子 201608
焼酎に片手搾りの檸檬かな 荒井和昭 201608
焼酎や憲法論議きりもなし 臼杵游児 春燈 201608
焼酎やゴッホの狂気少し欲し 足立良雄 201610
焼酎に甲乙つけるつもりなし 相良牧人 201610
焼酎や二万歩あとの胃へ速き 小野弘正 末黒野 201709
焼酎や丙種のわれは生き残り 中島芳郎 201709
神の旅提げるは里の芋焼酎 有松洋子 201802
通人の手にしたらせる芋焼酎 大日向幸江 あを 201811
水割の焼酎薄し奈良の夜 善野行 六花 201911
栗焼酎乱るる心包み込む 渡辺節子 201912
月震ふ焼酎一升プラボトル 辻水音 202001
花の夜は島で求めし栗焼酎 相川健 202110
藷洗ふ焼酎蔵の女達 内山花葉 202111
父在れば焼酎となり衣被 小池桃代 末黒野 202112
焼酎を追加す雨は大粒に 小田嶋野笛 末黒野 202210
焼酎→ 1

 

2023年8月3日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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