泡 盛 27句 |
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作品 |
作者 |
掲載誌 |
掲載年月 |
泡盛や幽かな淵に呼び出され | 村上瑪論 | 銀化 | 200010 |
泡盛や俺は偉いと膝叩く | 辻享子 | 六花 | 200107 |
泡盛やほどよき頃に島の唄 | 春田淳子 | 俳句通信 | 200109 |
大甕に泡盛醸す蔵涼し | 近藤暁代 | 馬醉木 | 200110 |
海荒れて泡盛のよく空く日なり | 村上瑪論 | 銀化 | 200201 |
車座の女ひとりと泡盛と | 須佐薫子 | 帆船 | 200209 |
宮古島泡盛酌むにアロハ着る | 安井和子 | 濱 | 200308 |
亀甲墓泡盛の瓶灼けてをり | 牧野睦子 | 濱 | 200407 |
泡盛を五腑にそろりと那覇の夜 | 坪田秀邑 | 河鹿 | 200409 |
大瓶の泡盛冴ゆる古酒古々酒 | 尾辻のり子 | 河鹿 | 200503 |
泡盛と婚姻色の魚下げて | 須佐薫子 | 帆船 | 200507 |
泡盛に今日の記憶を消し去りぬ | 松村響子 | 四葩 | 200601 |
生きのびて泡盛なんぞ胃の中に | 竹内悦子 | 槐 | 200601 |
泡盛の甕のしづかや父の忌来 | 栗原完爾 | 春燈 | 200706 |
泡盛にコツと氷の浮き沈み | 布川直幸 | 峰 | 200710 |
泡盛や巧言令色鮮矣仁 | 檜山哲彦 | 万象 | 200802 |
贈られし泡盛に酔ひ君想ふ | 小島昭夫 | 春燈 | 200807 |
届きたる甕の泡盛先ず試飲 | 岸はじめ | ぐろっけ | 200809 |
泡盛や切子グラスも海のいろ | 益本三知子 | 馬醉木 | 201109 |
泡盛や沖縄びとと夜を更かす | 北崎展江 | くりから | 201209 |
泡盛を一気に干すや海紅豆 | 前田美恵子 | 槐 | 201210 |
泡盛は匂ふにとどめたる上布 | だいじみどり | 空 | 201212 |
泡盛の古酒(クース)ロックや海の碧 | 丸山酔宵子 | かさね | 201305 |
久米仙といふ泡盛に舞ひ落つる | 柳川晋 | 槐 | 201411 |
泡盛の馥郁として海紅豆 | 岡 尚 | 風土 | 201708 |
泡盛をロックで斑蝶の昼 | 佐久間敏高 | 鴻 | 201908 |
泡盛や酔ひしまなこに紫紺の海 | 川端正紀 | 春燈 | 202008 |
2023年7月7日 作成
「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。
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