爽やか 7     184句

爽やか   さはやか

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
順不同敬称略と爽やかに 相良牧人 201111  
齢なみのスローライフを爽やかに 坂上香菜 201211  
爽やかや五重塔へ二百段 中村洋子 風土 201211  
爽やかに肩をぽおんと叩かるる 柳川晋 201211  
爽やかや飛天の領巾を飜し 須賀允子 万象 201211  
爽やかに合宿男子の嗽かな 浜口高子 火星 201211  
爽やかや馬のたてがみ煽る風 黒滝志麻子 末黒野 201211  
朝戸繰り爽やかな風浴びにけり 柚木澄 末黒野 201211  
爽やかや反芻をする牛ゐたり 松下八重美 201211  
俳句するとは爽やかに生くること 古賀しぐれ ホトトギス 201212  
祝ぐ心もて爽やかに集はれよ 稲畑汀子 ホトトギス 201212

「笠寺」

五百五十号

祝句

爽やかに帽子を振つて出港す 坂入妙香 春燈 201212  
爽やかや玉とは美しき言葉なり 仁平則子 201212  
爽やかやアーチエリー選手の友傘寿 伊吹之博 京鹿子 201212  
爽やかや高き煙突よりジユゴン 佐々木紗知 京鹿子 201212  
ジーンズの破れも傷も爽やかに 藤田素子 火星 201212  
爽やかや話し言葉の友の文 河村啓花 ろんど 201212  
快音のゲートボールや爽やかに 杉本綾 201301  
爽やかや漁船の舫ふ鞆の浦 片岡久美子 201301  
残されし日をともにゐて爽やかに 三村純也 ホトトギス 201301  
爽やかや母が手織の筬の音 斎藤栖峰 馬醉木 201301  
爽やかや湖の明るき遠江 堀光子 春燈 201301  
爽やかやロッキングチェア揺れゐたる 石脇みはる 201301  
日本語の豊かさを知り爽やかに 丸田信宏 京鹿子 201301  
爽やかや少年の手話玻璃戸越し 森岡恵子 万象 201301  
三連覇のがすも爽やかプールの王者 松本アイ ぐろっけ 201301  
縁ありて得度せしこと爽やかに 平居澪子 六花 201301  
爽やかや栗鼠駆け上る椰子葉蔭 谷口俊郎 201302  
若き司祭の手話の福音爽やかに 柿本麗子 千の祈り 201307  
虚子句碑に集まる爽やかな視線 稲畑廣太郎 ホトトギス 201310  
爽やかや句集に偲ぶ為人 稲畑廣太郎 ホトトギス 201310

故 成瀬雄達様

遺句集に寄せて

爽やかに通勤ラッシュ抜け小江戸 稲畑廣太郎 ホトトギス 201310  
米寿なほ健啖として爽やかに 赤川誓城 ホトトギス 201310  
雨上り空むらさきに爽やかに 石脇みはる 201311  
俳友とかぼす酒酌めり爽やかに 坂上香菜 201311  
爽やかに五輪の火点る生きめやも 安立公彦 春燈 201311  
爽やかに舎人公園風渡る 須賀敏子 あを 201311  
爽やかやクルーズ船のティータイム 伊藤純子 201311  
爽やかやるると刺激を受く新書 加藤峰子 201311  
爽やかや船頭粋にたらい舟 川崎利子 201311  
曇りつつ塗香の指の爽やかに 有本惠美子 ろんど 201312  
文殊菩薩の供華は葉ばかり爽かに 瀧春一 花石榴 201312 房州鹿野山
弥陀仏の御目切れ長爽やかや 松本三千夫 末黒野 201312 般若寺
僥倖や車窓に富士の爽やかに 阪本哲弘 201312  
新夫婦林泉爽やかに笑まひける 岸本久栄 雨月 201312  
爽やかな朱きぬくもり根来椀 西村敏子 201312  
爽やかや斎主のたまふ伊勢ことば 武田巨子 春燈 201312 守武祭
爽やかや水噛んで舟遡る 上谷昌憲 201312  
爽やかや裾野の街は雲の下 神戸やすを 201312  
爽やかや裏も表も開け放つ 原田達夫 201312  
爽やかやルンバ縦横無尽なる 佐用圭子 201401

ルンバは

自走式掃除機

爽やかな破顔一笑久しぶり 十時和子 201401  
宇治川に祭主の祝詞爽やかに 山口キミコ 201401  
白絹の御幌(みとばり)拝す爽やかに 松本三千夫 末黒野 201401  
爽やかな破顔一笑久しぶり 十時和子 201401  
爽やかに隻手の声をたててをり 柳川晋 201401  
爽やかに天衣無縫を貫けり 河原昭子 万象 201401  
爽やかやさりげなく席ゆづる人 河合とき 末黒野 201401  
爽やかや今朝の目覚めの空の色 金山雅江 春燈 201401  
爽やかな男の子となつて来りけり 中杉隆世 ホトトギス 201402  
爽やかにありし旅路に降り立ちぬ 稲畑汀子 ホトトギス 201408  
爽やかに語り継がるるものありて 稲畑汀子 ホトトギス 201408  
爽やかに大仏は影伸ばしをり 安立公彦 春燈 201410  
似顔絵を画き爽やかに旅立つと 稲畑汀子 ホトトギス 201410  
百歳を超えての選句爽やかに 赤川誓城 ホトトギス 201410  
あるがままてふ爽やかな覚悟かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 201410  
野球部の練習爽やかに落球 稲畑廣太郎 ホトトギス 201410  
譜面繰る第二ビオロン爽やかに 千田百里 201410  
道問へば三河訛の爽やかに 稲畑廣太郎 ホトトギス 201411  
爽やかや搾乳缶に牛の名が 宮坂恒子 201411  
爽やかやすべてを神に感謝して 稲畑廣太郎句帳 ホトトギス 201412  
爽やかやリフォーム了ふる終の家 粟倉昌子 201412  
爽やかや今朝も笑顔の登校子 及川信二 末黒野 201412  
爽やかや雑巾がけをねんごろに 田原陽子 201412  
爽やかに席譲られてしまひけり 菅澤陽子 春燈 201501  
爽やかや窓に朝日の木々の影 増田菖波 春燈 201501  
爽やかに未知てふ扉開けにけり 本池美佐子 201501  
伊吹嶺の旅爽やかに解散す 大橋晄 雨月 201501  
爽やかや手を振り合へる吾と影 加山ひさ子 万象 201501  
爽やかな心経の声若き僧 柳橋繁子 201501  
爽やかや人は発光しつつ生れ 有松洋子 201501  
爽やかや人を分けゆく車夫の声 笹村政子 六花 201501  
爽やかや雲風のやう水のやう 古賀しぐれ ホトトギス 201501  
爽やかや杞陽の文字のつつましく 古賀しぐれ ホトトギス 201502  
一筆箋でことたる文の爽やかに 堀田こう 雨月 201502  
川に添ふ追風よりも爽やかに 風間史子 201502  
爽やかや五臓六腑も晴れ渡り 中村是空 ろんど 201502  
爽やかや松尾桃青立机の碑 塩田博久 風土 201503 日本橋室町一丁目
爽やかに八百万への一歩かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 201507

「さわらび」

八百号祝句

爽やかに国を支へし人集ふ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201509  
爽やかな旅ふりかへる家居かな 稲畑汀子 ホトトギス 201509  
太陽の一日爽やかなる旅路 稲畑汀子 ホトトギス 201509  
爽やかにサキソフォニスト集ふ館 稲畑廣太郎 ホトトギス 201510  
爽やかに列福式の旅に発つ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201510  
爽やかに乾杯条例生一本 塩貝朱千 京鹿子 201510  
快晴となりゆく爽やかな空気 稲畑汀子 ホトトギス 201511  
賜りし余生気ままに爽やかに 斉木永久 馬醉木 201511  
爽やかや茄子剪定の鋏音 大木清美子 201511  
爽やかや裏真つ白な包装紙 根橋宏次 やぶれ傘 201511  
爽やかや空に向けたる象の鼻 廣瀬雅男 やぶれ傘 201511  
さり気なき老々介護爽やかに 河口仁志 201511  
爽やかや雲ついて来る岬道 佐久間由子 201511  
水を押し押し水中歩行爽やかに 望月晴美 201512  
今泣いた烏が笑ふ爽やかに 柳川晋 201512  
爽やかに一礼をして本題に 橋本順子 201512  
爽やかや夫晩節の杖いつぽん 加藤峰子 201512  
ゆきずりの爽やか分けて草の道 岡野ひろ子 201512  
爽やかや雲流れ行く橋の上 吉野夢宙 201512  
杉風蒼芭蕉座像や爽やかに 松本三千夫 末黒野 201512  
爽やかや歩き仲間の一人増え 阿部重夫 末黒野 201512  
爽やかや渋茶を好む友来たる 松本文一郎 六花 201512  
喜寿傘寿の間の月日爽やかに 落合絹代 風土 201512  
天恵を得て爽やかに句碑披く 大橋晄 雨月 201512  
朗吟の声の爽やか句碑披き 片山喜久子 雨月 201512  
片肺の胸に爽やか里の風 松崎雨休 風土 201512  
爽やかにおのれも歌ふバースデー 村上すみ子 201601  
漱石宛子規の書簡や爽やかに 松本三千夫 末黒野 201601  
爽やかに老舗ホテルのランチかな 鏡英子 末黒野 201601  
爽やかに草のなびきは僅かなり 森理和 あを 201601  
爽やかや島にセーラー服の女学生 森田節子 風土 201602  
爽やかや鉱泉煎餅さくさくと 有賀昌子 やぶれ傘 201602  
爽やかに聞きゐし野外コンサート 岡野ひろ子 201602  
爽やかや満帆の船つらなりて 中嶋陽子 風土 201603  
爽やかに朝一番の背伸びかな 中川のぼる 201603  
生れし子のアルカイックの笑み爽やか 升田ヤス子 玫瑰 201604  
爽やかやまたも阿修羅の背に廻る 永淵暫子 201607  
渋滞を抜けて爽やかなる一会 稲畑廣太郎 ホトトギス 201608  
爽やかに三百号を寿ぎぬ 稲畑汀子 ホトトギス 201608 祝「天為」三百号
爽やかに視力回復しゼ句座へ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201609  
爽やかに会へば親しくなつかしく 稲畑汀子 ホトトギス 201609  
重ねゆく日々爽やかに寿ぎぬ 稲畑汀子 ホトトギス 201609

祝「田鶴」

五且五十号

何となく過ごす一日爽やかに 稲畑汀子 ホトトギス 201609  
メンバーに加はる若さ爽やかに 稲畑汀子 ホトトギス 201609  
雲一つなき爽やかな朝帰り 稲畑汀子 ホトトギス 201609  
爽やかに立ち上る刻の志 酒本八重 201609  
爽やかに画竜点晴説かれたる 稲畑廣太郎 ホトトギス 201610  
爽やかに明朝体を語る僧 稲畑廣太郎 ホトトギス 201610  
爽やかに千代女の里の目覚めかな 稲畑廣太郎 ホトトギス 201610  
娘の職場指呼に爽やかなる一会 稲畑廣太郎 ホトトギス 201610  
爽やかな旅のはじまる目覚かな 稲畑汀子 ホトトギス 201610  
えにしとは不思議爽やかなる出逢ひ 稲畑汀子 ホトトギス 201610  
爽やかや日本海の色とこそ 稲畑汀子 ホトトギス 201610  
囲む会学ぶ会へと爽やかに 稲畑廣太郎 ホトトギス 201611  
爽やかや信徒の建てしてふチャペル 稲畑廣太郎 ホトトギス 201611  
二十年や裾野育み爽やかに 千田百里 201611

藤森すみれさん

勇退

爽やかに山の日の山連なりぬ 須賀ゆかり 201611  
爽やかやサリーの人と笑み交し 島玲子 風土 201611  
爽やかや釣糸垂らす父子の背 加藤峰子 201611  
爽やかや一刀彫の鳥ならぶ 菊池洋子 やぶれ傘 201611  
爽やかや浅瀬を渡る魚の影 松本三千夫 末黒野 201611  
風爽やか牧水の詩口遊み 小嶋紘一 末黒野 201611  
手話交はす少女の瞳爽やかに 井村和子 万象 201612  
爽やかや一刀彫の鳥ならぶ 菊池洋子 やぶれ傘 201612  
神主の歩に纓の揺れ爽やかや 松本三千夫 末黒野 201612  
座して抱く九人目の曾孫爽やかに 久保田優子 末黒野 201612  
爽やかや今日会ふ人も川風も 伴明子 ホトトギス 201701  
爽やかに船場ことばの姑と居て 岩下芳子 201701  
爽やかや古地図の中の風の音 竹中一花 201701  
爽やかな空仰ぎ見る夫遠し 坂入妙香 春燈 201701  
爽やかに一隅照らす句集かな 佐藤博重 春燈 201701  
爽やかや鉄塔つづく空の青 箕輪カオル 201701  
夕風となりてやうやく爽やかに 山田閏子 ホトトギス 201702  
爽やかにアールデコ調文学館 加瀬伸子 末黒野 201704  
爽やかに覚めて旅路の二日目に 稲畑汀子 ホトトギス 201708  
一人又一人集へり爽やかに 稲畑汀子 ホトトギス 201708  
爽やかに朝帰りして来たりけり 稲畑汀子 ホトトギス 201709  
爽やかに健康を取り戻されし 稲畑汀子 ホトトギス 201709  
爽やかに今年も子規の墓前より 稲畑汀子 ホトトギス 201709  
ふり返る一心爽やかなる忌日 稲畑汀子 ホトトギス 201709  
爽やかな心抱きてぬかづきぬ 稲畑汀子 ホトトギス 201709  
爽やかに家居心となりゆける 稲畑汀子 ホトトギス 201709  
室堂へ着き爽やかな深呼吸 稲畑汀子 ホトトギス 201709  
爽やかと思ふやうやく今日のこと 稲畑汀子 ホトトギス 201709  
爽やかや一年振りといふ佳人 稲畑廣太郎 ホトトギス 201709  
爽やかに俳磚壁を埋めゆく 稲畑廣太郎 ホトトギス 201709  
爽やかに移転延期を告げる知事 稲畑廣太郎 ホトトギス 201709  
爽やかに子規居士忌日重ねゆく 稲畑廣太郎 ホトトギス 201709  
あの人もカープファンとや爽やかに 稲畑廣太郎 ホトトギス 201709  
何もかも忘れることが爽やかに 稲畑廣太郎 ホトトギス 201709  
爽やかな歴史を重ね子規偲ぶ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201709  
爽やかに未来培ふ華燭かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 201710 友結婚祝
歳月の語つてをりて爽やかに 稲畑汀子 ホトトギス 201710  
こんなにも晴れ爽やかに人集ふ 稲畑汀子 ホトトギス 201710  
爽やかやひと日を父の忌に集ひ コ田千鶴子 馬醉木 201710 爽やか→1

 

2019年11月5日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。