爽やか 3     122句

動物園さわやかに象みえ来たる   京極杞陽   くくたち上巻

爽やか   さはやか

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
爽やかや鏡の中に吹かれをり
中村葉子
帆船
200312
 
爽涼や七十歳の共白髪
小柳順子
帆船
200312
 
爽やかや白犬白く洗はれて
伊藤とら
雲の峰
200312
 
爽涼や日照雨(そばえ)の中の大仏殿
黒崎よし江
雲の峰
200312
 
爽やかや新車揃ひしショールーム
辻本興雲
雲の峰
200312
 
人つどひ爽やか九体阿弥陀堂
谷村幸子
200312
 
爽やかやポプラ聳ゆる水の中
酒井康正
百鳥
200312
 
爽やかや手合図送る測量士
高柳かつを
百鳥
200312
 
爽やかや動きだしたる古時計
秋千晴
200312
 
標高九百風さわやかにティールーム
四葉允子
ぐろっけ
200312
 
爽やかや師の筆硯をまのあたり
山岸治子
馬醉木
200401
 
爽やかな池苑新発田の下座敷
北村香朗
京鹿子
200401
 
爽涼や川音聞こゆ城巡り
井出清峯
百鳥
200401
 
爽やかや季語のシャワーを浴びに出る
井口淳子
200401
 
子の開く童画の山河爽やかや
佐野美智
200401
 
兄居ると思ふ九段の坂爽やか
河原一夫
200401
 
はいはいと素直な園児爽やかに
榎本孤星
築港
200401
 
爽やかに波引き寄せて大磯は
鷹羽狩行
200401
 
蒼天へ一番囃子爽やかに
今井松子
遠嶺
200402
 
爽やかやカメラ目線のコアラ抱く
岩松八重
六花
200404
 
爽やかに島の和尚の言続く
中里カヨ
酸漿
200406
 
爽やかに雨止んでゐし朝かな
稲畑汀子
ホトトギス
200408
 
爽やかに仕事忘るることも旅
稲畑汀子
ホトトギス
200408
 
爽やかや焼岳の肌旭に映ゆる
橘澄男
山景
200408
 
爽やかに山頂に立つ達成感
橘澄男
山景
200408
 
爽やかに縦縞のユニフォーム舞ひ
稲畑廣太郎
ホトトギス
200409
 
真筆の力にまみえ爽やかに
稲畑汀子
ホトトギス
200409
 
歩かれよこの爽やかな朝の道
稲畑汀子
ホトトギス
200409
 
誰彼に会ふが消息爽やかに
稲畑汀子
ホトトギス
200409
 
帰国せしばかりと聞くも爽やかに
稲畑汀子
ホトトギス
200410
 
蔓荊(はまごう)の爽やかに咲く君ヶ浜
於久昭臣
雲の峰
200410
 
爽やかや五町併せて笛吹市
竹内弘子
あを
200410
 
オリーブの冠の感泣爽やかや
芝尚子
あを
200410
 
爽やかやエーゲの風を帆に受けて
芝尚子
あを
200410
 
爽やかに同級生の気働き
長谷川鮎
ぐろっけ
200410
 
女生徒の気合爽やか剣道部
長谷川閑乙
馬醉木
200411
 
爽やかや窓辺に翳す江戸切子
菊地光子
200411
 
爽やかに人に誤植を指摘さる
伊藤白潮
200411
 
爽やかにライスシャワーを享く二人
山崎靖子
200411
 
爽やかにテレビの出番馬が待つ
安部知子
帆船
200411
 
巾着田の車内放送爽やかに
清水令子
帆船
200411
 
爽やかや薬草店の風見鶏
竹中昭子
百鳥
200411
 
階段をのぼるたび風爽やかに
山田六甲
六花
200411
柳生千枝子さん
五輪果て金メダル組爽やかに
沼口蓬風
河鹿
200412
 
爽やかや買はずに帰る売り言葉
藤井明子
馬醉木
200412
 
爽やかにユニセフ大使ヘップバーン
荒井慈
春燈
200412
 
爽やかに小籠包の尖りかな
吉田明子
200412
 
爽やかに少年席をゆづりけり
松本圭司
200412
 
爽やかや礼して過ぐる郵便夫
中谷葉留
風土
200412
 
爽やかや愛冠岬鐘響く
大川智美
風土
200412
 
膝減りつ賓頭盧様は爽やかに
中里カヨ
酸漿
200412
 
爽やかや胸のピカソが振り返る
矢島三榮代
帆船
200412
 
爽やかに口上述ぶる稚児歌舞伎
谿昭哉
200412
 
金婚の旅の中国爽やかよ
渡邊睦夫
200412
 
舞踊指導のポーランドの娘の爽やかよ
菊池ゆう子
200412
 
爽やかや天井板の木目まで
田中藤穂
あを
200412
 
爽やかや濁りを打たぬ万葉歌
八染藍子
200412
 
爽やかやジーパン堅く干し上がる
鈴木多枝子
あを
200501
 
爽やかな聖地の風に吹かれをり
徳田正樹
河鹿
200501
 
爽やかや笛にはじまるささら獅子
野崎ゆり香
馬醉木
200501
 
爽やかや周航の唄風にのる
梅村五月
栴檀
200501
 
爽やかに若木は風と語りゐる
石川英利
百鳥
200501
 
うっちゃりの軍配さばき爽やかに
鵜飼紫生
雨月
200501
 
爽やかや記念時計が時報打つ
森津三郎
京鹿子
200501
 
爽やかや薩摩切子の透きとほる
有島扇水
河鹿
200502
 
船頭のジヨーク爽やかどんこ舟
原田竜子
河鹿
200502
 
爽やかに先生必ず褒め詞
大空純子
ぐろっけ
200502
 
意表つく紙のドレスや爽やかに
山田をがたま
京鹿子
200502
 
陵王の土鈴さやけし初詣
辻井桂子
雲の峰
200503
 
爽やかや百歳にして紅を引く
石川賢吾
200505
 
爽やかにマーチ奏でしオルゴール
稲畑廣太郎
ホトトギス
200508
 
爽やかに子規虚子古白再会す
稲畑廣太郎
ホトトギス
200509
 
爽やかに申し合はせし如く逢ふ
稲畑汀子
ホトトギス
200509
 
白よりも赤爽やかなワイン蔵
稲畑廣太郎
ホトトギス
200510
 
爽やかやドアの把手も有田焼
稲畑汀子
ホトトギス
200510
 
爽やかな一日を約す朝日かな
稲畑汀子
ホトトギス
200510
 
爽やかや炉に挿しまはす岩魚串
小林碧郎
馬酔木
200511
爽やかや童女まじへて八度拝
鷹羽狩行
200511

伊勢神宮・

御船代祭

爽やかに朝のコーンスープかな
石脇みはる
200511
爽やかに読む写真入り婚通知
伊藤白潮
200511
エンゼルス・トランペット百個爽やかや
松崎鉄之介
200511
爽やかな一重瞼とおもひけり
服部早苗
200511
爽やかに窯場の薪の積まれをり
西山美枝子
酸漿
200511
爽やかに散華舞込む胸の中
清水伊代乃
酸漿
200511
園児等の挨拶受けて爽やかに
南原正子
酸漿
200511
爽やかや裸婦像肌に日の光
岡光子
酸漿
200511
爽やかに点字を撫でる化石句碑
川村紫陽
200512
爽やかや風の作れる雲の形
林昭太郎
200512
爽やかや時計の人形翻へる
須藤美智子
風土
200512
研げば鳴る米の手ざわり爽やかに
三浦澄江
ぐろっけ
200512
爽やかに挨拶交はす出勤簿
千田久美子
築港
200512
爽やかや海へ展ける岬道
武本節子
築港
200512
さはやかに先島芙蓉咲く港
中里信司
酸漿
200512
さはやかや荷出しの声とぶ商店街
斉藤裕子
あを
200512
意志秘めし翁のまなざし爽やかに
田巻和子
遠嶺
200601
背負投げ決まり一礼爽やかに
友田直文
200601
爽やかや声朗朗と太郎冠者
橋本靖子
200601
爽やかになりたる電気シェーバー音
堀志皋
火星
200601
爽やかや真白き鳩の庭に来て
小澤純子
200601
爽やかに宇宙飛行士帰国せり
細川房代
百鳥
200601
爽やかに雄鳥鳴きぬ通学路
大西ユリ子
ぐろっけ
200601
爽やかに鑿あとのあり如来像
小林優子
酸漿
200601
爽やかや磐梯山に雲の立ち
物江昌子
六花
200601
快諾の声さはやかに響きけり
酒井静子
四葩
200601
さはやかに死顔小さくなり給ふ
八木柊一郎
ぐろっけ
200601
爽涼や森に跳びかふ栗鼠の影
林八重子
馬醉木
200601
爽やかに入院の門くぐりけり
次井義泰
200602
爽やかや本棚に雲の写真集
志水美紀子
四葩
200602
爽やかに法燈を守る僧若し
山本喜朗
雨月
200602
トレッキング体内時計爽やかに
伊藤稔代
200603
爽やかに托鉢僧の足早に
坊城俊樹
ホトトギス
200603
爽やかや雨の霧れたる遠伊吹
森樹夫
栴檀
200603
爽やかに艶やかに句碑馴染みたる
稲畑廣太郎
ホトトギス
200608
爽やかに丸の内より皇居抜け
稲畑廣太郎
ホトトギス
200608
野ざらしの今日在る命爽やかに
後藤一秋
ホトトギス
200608
邂逅の出逢ひ爽やかなりしこと
稲畑汀子
ホトトギス
200608
爽やかに嵐の中を集ひけり
稲畑廣太郎
ホトトギス
200609
爽やかな果実の里として稲城
稲畑廣太郎
ホトトギス
200609
爽やかに鉄路二本を抜けて句座
稲畑廣太郎
ホトトギス
200609
爽やかに都市と自然を繋ぐ河
稲畑廣太郎
ホトトギス
200609
爽やかといふほかはなし山の朝
稲畑汀子
ホトトギス
200609
爽やかに対岸からの声とどく
宮津昭彦
200610

 

2019年10月25日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。