作品 |
作者 |
掲載誌 |
掲載年月 |
立春や湯気をゆたかに和菓子店 | 中根美保 | 風土 | 202104 |
立春の血が注射器をのぼりゆく | 浅田光代 | 風土 | 202104 |
ペダル漕ぐ吾子立春の風となる | 五十畑悦雄 | 沖 | 202104 |
係留のマスト林立春隣 | 宮澤靖子 | 末黒野 | 202104 |
立春の風の強さにきらめく葉 | 森なほ子 | あを | 202104 |
立春のロボット人の声を出す | 小島良子 | 萱 | 202104 |
立春の光の中を歩きけり | 谷田貝順子 | 萱 | 202104 |
立春のひかり跳ねてる楽器店 | 有賀昌子 | やぶれ傘 | 202105 |
立春のフラワーショップ準備中 | 有賀昌子 | やぶれ傘 | 202105 |
立春や屋根は光の滑り台 | 出利葉孝 | 槐 | 202105 |
立春や昭和二桁胸を張り | 和田絢子 | 春燈 | 202105 |
立春の竹林の穂に勢あり | 中村紀美子 | 春燈 | 202105 |
立春のあんぱんのへそ深くあり | 柿沼盟子 | 風土 | 202105 |
立春の夢のひとつに雨の音 | 山田健太 | 風土 | 202105 |
立春のサラダに散らす茹で卵 | 奥田茶々 | 風土 | 202105 |
立春の空そこぬけとなりにけり | 森清堯 | 末黒野 | 202105 |
立春の山畑起伏無かりけり | 石黒興平 | 末黒野 | 202105 |
立春や冠羽なびかす鷺一羽 | 加藤静江 | 末黒野 | 202105 |
立春の畑の遠近人の影 | 佐藤勝代 | 末黒野 | 202105 |
立春立志青年となる一日 | 澤田英紀 | 沖 | 202105 |
立春やいつものやうに呑む薬 | 黒澤次郎 | やぶれ傘 | 202105 |
立春といふ言の葉に弾みあり | 山崎貴子 | ホトトギス | 202106 |
立春の天地を繋ぐ間歇泉 | 加賀荘介 | 沖 | 202106 |
百二十四年ぶり立春三日 | 稲畑廣太郎 | ホトトギス | 202202 |
立春→1 |
2022年2月13日 作成
「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。
「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。
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