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凌 霄  127句

凌霄や蝉の団扇に日の相撲   鬼貫

凌霄  凌霄花  のうぜん

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
玻璃に透きゐて凌霄の貼絵とも 大橋敦子 雨月 199810  
凌霄や寺に関はること増えて 久崎富美子 199901  
凌霄の落花を誘ふ木魚音 中村祭生 ぐろっけ 199910  
凌霄の一花が梢極めけり 中里信司 酸漿 199911  
凌霄がするりと夢に入ってくる 榎本祐子 海程 199911  
凌霄のほろほろ散つて花盛り 島谷征良 風土 199911  
凌霄の日向が暗し病みあがり 高橋さえ子 199912  
朝の戸や凌霄の花咲きあふれ 阿部ひろし 酸漿 200008  
新しきけふの凌霄掃きにけり 岩垣子鹿 ホトトギス 200012  
凌霄の花を落して鵯遊ぶ 赤座典子 あを 200108  
凌霄の散るを耐へゐる真田庵 池田光子 風土 200109  
日の渦の中を凌霄咲きのぼる 東芳子 酸漿 200109  
凌霄や海風の来るバルコニー 大和田鏡子 俳句通信 200109  
凌霄の燃ゆる城下を巡りけり 中御門あや 俳句通信 200109  
凌霄やどこかで鳴りし電話ベル 寺内佶 遠嶺 200110  
凌霄や蔵の扉に鶴と亀 中山世一 百鳥 200110  
凌霄をつつみこんだる闇なりし 水野恒彦 200111  
凌霄の花の盛りの人を訪ふ 雲所誠子 帆船 200208  
凌霄の日差し燗熟してきたり 斎藤棹歌 200209  
凌霄やひたすら乾く虚貝 水野恒彦 200209  
凌霄のおびただしき死掃きにけり まついひろこ 銀化 200209  
凌霄の戸毎に咲ける岬の村 内藤順子 酸漿 200209  
凌霄や金庫にしまふ献体書 小林絹子 帆船 200210  
凌霄のトーテムポール覆ひけり 林佳枝 酸漿 200210  
白塀に凌霄日ごと花を増す 吉田眞弓 雨月 200210  
咲くときも散るも凌霄塀の外 小西瑞穂 ぐろっけ 200210  
凌霄や昨日の疲れ肩にため 生方ふよう 200211  
凌霄や往還は風湧くところ 狩野みほ 百鳥 200212  
海荒るる日や凌霄のいや濃かり 田中美智代 200302  
らんらんと凌霄いさぎよく落ちぬ 朝妻力 雲の峯 200308  
燠となる雨の凌霄かづらかな 成井侃 対岸 200309  
凌霄の盛りのすぎて蔓踊る 赤座典子 あを 200309  
ひと山となりて凌霄庄屋門 金子慶子 遠嶺 200310  
家々の凌霄揺るる堀通り 網野茂子 酸漿 200310  
凌霄の再度の盛り筆を干す 堀義志郎 火星 200310  
凌霄の初咲き発火点となむ 岡淑子 雨月 200310  
凌霄の杉を搦めて咲きのぼる 岡淑子 雨月 200310  
凌霄の花散りしきて神太鼓 高橋誠一 200311  
凌霄や身の幅ほどに蜑の路地 大沢美智子 200311  
凌霄の花にひそむや翅の音 松本アイ ぐろっけ 200311  
凌霄の釣鐘揺らすときの風 松本アイ ぐろっけ 200311  
火星来と凌霄朱を深めゐる 河内桜人 京鹿子 200312  
凌霄の花の咲き継ぐ空地かな 中村禎子 八千草 200401  
癒えたしや凌霄の花高く咲き 生方ふよう 200401  
蔓の枷凌霄かずら風と舞う 和田美代子 八千草 200403  
ひと泣きの後凌霄の濃かりけり 杉戸由紀子 草の花 200409  
凌霄の咲く庭明り夕明り 大野ツネ子 酸漿 200409  
マニキュアの凌霄の色馴染みけり 瀬下るか 200410  
たくましき凌霄にのみ午後の風 大坪景章 万象 200410  
凌霄の散りしが紙のごと乾く 宮津昭彦 200410  
散り敷きてなほ凌霄に真日の熱 渡邊千枝子 馬醉木 200411  
凌霄の散りざまかくもいさぎよし 遠藤節子 200411  
凌霄やスライスさるる脳の影 長田曄子 火星 200508  
凌霄の花のさかりや箒買ふ 飯田はるみ 築港 200509  
凌霄の花落ち土を明るくす 田中藤穂 あを 200509  
凌霄の名残りとどめる古館 小牧弘治 河鹿 200510  
凌霄の花の雫や蔵庇 穴澤光江 遠嶺 200510  
凌霄や窓打つ雨の大粒に 石田邦子 遠嶺 200510  
むかし下駄屋路地の凌霄よく伸びる 柴田朱美 京鹿子 200510  
凌霄の花に攻められ農具小屋 須藤美智子 風土 200510  
凌霄のまだ搖れてゐる夜の地震 田中藤穂 あを 200510  
凌霄や津軽の朝日眼に痛き 橋本榮治 馬酔木 200511  
凌霄や袋小路も風の道 高木嘉久 200511  
凌霄の散りゐる花の嵩ばりて 大堀鶴侶 雨月 200601  
凌霄を散らせし雨の午後上がる 宮津昭彦 200609  
凌霄を掃きて修理の終りけり 堀志皋 火星 200610  
片屋根を埋め凌霄咲き続く 岸本林立 雨月 200610  
凌霄の咲き上りては流れ落つ 竹内弘子 あを 200610  
凌霄の花散り敷きて日の沈む 松林順子 雨月 200611  
霊場や凌霄かづら袈裟がけに 高橋さえ子 200611  
凌霄の挿し木に一花有頂天 平野きぬ子 八千草 200702  
凌霄の命粗末に落ちつげり 湯橋喜美 200708  
凌霄の散り尽くす母の七七忌 片岡妙子 200709  
凌霄もをはりの花の残暑かな 阿部ひろし 酸漿 200709  
凌霄の角を曲りて英語塾 高田令子 200710  
凌霄の高きにゆれつ雨来る 永見嘉敏 酸漿 200710  
凌霄の花咲き残り家古りぬ 安陪青人 雨月 200710  
凌霄の空から垂るる重さかな 小泉喬 万象 200711  
凌霄の花のいづれをもて終る 宮津昭彦 200711  
凌霄の黄や宿罪に色あらば 荒井千佐代 200711  
凌霄や医塾に残る刀傷 緑川啓子 馬醉木 200808  
雨上る凌霄の花上向けり 赤座典子 あを 200808  
凌霄の初花開く閑居かな 笠井清佑 200809  
凌霄の群れて魔笛の聞えきし 延広禎一 200810  
集配夫凌霄の花ほめてゆく 田中藤穂 あを 200810  
凌霄の散り敷く花の瑞々し 中里信司 酸漿 200811  
凌霄に色の雫や通り雨 飯田角子 酸漿 200811  
葉隠れの凌霄に血を貰ひけり 柴田朱美 京鹿子 200909  
凌霄や昨日の続き読み耽る 柴田朱美 京鹿子 200909  
凌霄の炎のごとく揺らめけり 木村弓子 末黒野 200910  
凌霄やあやかしの術すうと消ゆ 庄司久美子 200910  
放埒な凌霄に雨しとどなり 松井千鶴子 200910  
咲きのぼる凌霄海の風に湧く 間宮あや子 馬醉木 200911  
不登校児に凌霄のさかりかな 中村嵐楓子 春燈 200911  
凌霄は淫らの花よ散るときも 大坪景章 万象 200911  
凌霄にアイロン掛けの男見え 山尾玉藻 火星 201007  
美しく凌霄散りし朝の門 坂上香菜 201009  
凌霄や妻の口数殖えてをり 小川玉泉 末黒野 201009  
凌霄や髭題目の碑にこぼれ 松本三千夫 末黒野 201010  
凌霄の万灯めけり空の紺 鈴木一三 末黒野 201010  
凌霄の花に囲はれをとこ棲む 原田達夫 201010  
凌霄や処方箋持ち薬局へ 田嶋洋子 春燈 201010  
凌霄や空のねばりをひき寄せる 柴田朱美 京鹿子 201010  
凌霄咲きはげしき寺の庭となる 林のり代 京鹿子 201010  
咲き登る凌霄自性院栄え 成宮紀代子 201010  
凌霄や静もり返る峡の家 岡久枝 酸奬 201010  
撞木なき鐘に凌霄絡まれり 西川みほ 末黒野 201011  
凌霄や火屑のやうに散り果てて 芝田幸惠 末黒野 201011  
咲きほこる凌霄の花に好き嫌ひ 北村香朗 京鹿子 201011  
凌霄の登るテラスに蟻の列 梅田秀子 酸奬 201011  
凌霄の命をもやす余り花 立川タカ子 酸奬 201012  
凌霄の真昼の揺れのあやふかり 山尾玉藻 火星 201108  
凌霄の花に青年引き籠る 山尾玉藻 火星 201108  
やうやうに咲きし凌霄色薄し 赤座典子 あを 201108  
凌霄の風にあづける揺れ心地 大石誠 201109  
凌霄のもつるる真昼無音界 山本雅子 馬醉木 201110  
凌霄の昏きへ蟻のとぎれ無し 山本耀子 火星 201110  
凌霄に犯されずめの昼無音 柴田朱美 京鹿子 201110  
凌霄や愚かな男憎めずに 柴田朱美 京鹿子 201110  
凌霄の空中樓閣蟻のぼる 佐藤喜孝 あを 201110  
朝なさな凌霄の花掃き集む 近藤紀子 201112  
凌霄の花の懸橋宝相華 延広禎一 201208  
凌霄の咲けば遥かの道しるべ 稲畑汀子 ホトトギス 201208  
凌霄の花の唐招提寺みち 橋添やよひ 風土 201209  
凌霄に四方の風あり海蔵寺 酒井秀郎 返り花 201211  
製材の音凌霄は屋根を這ひ 大島英昭 やぶれ傘 201212  
三日見ず過ぎて凌霄落花の数 野沢しの武 風土 201306  

2013年8月1日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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掲載年月順です。

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