合歓の花 5       70句

舟引の妻の唱歌か合歓の花  千那  猿蓑

合歓の花  ねむの花

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
花合歓の遅速を問うて旅仕度 稲畑汀子 ホトトギス 201507  
合歓咲けば淋しくはなし句碑の伽 稲畑汀子 ホトトギス 201507  
合歓咲いて色の整ひゆく三瓶 稲畑廣太郎 ホトトギス 201507  
合歓の花三瓶に夜を近付けて 稲畑廣太郎 ホトトギス 201508  
川風をため合歓咲けば陰ひらふ 豊田都峰 京鹿子 201508  
乳牛の孕みてゐたり合歓の花 森岡正作 201508  
正丸峠駅の高さに合歓咲けり 酒本八重 201508  
魚の群る橋の袂に合歓の花 森理和 あを 201508  
何時の間に葉は閉じてをり合歓の花 森理和 あを 201508  
合歓の花漸く癒えし怪我の跡 塩千恵子 201509  
合歓の花その場離れぬ車椅子 柳澤宗正 万象 201509  
塵となり土に戻りし合歓の花 瀬野喜代子 万象 201509  
長居する蝶あらはるる合歓の花 吉村さよ子 春燈 201509  
昨日とは違ふ空あり合歓の花 平野みち代 201509  
合歓の花小舟いつしか闇の中 森理和 あを 201509  
合歓の花芭蕉は西施水平線 森理和 あを 201509  
放課後の雨の校庭合歓の花 田賀楳恵 万象 201510  
合歓の花散りし日数の色いろいろ 仙頭宗峰 万象 201510  
廃校の目覚めしごとく合歓の花 矢野百合子 201510  
やさしさのたとへば合歓の花あかり 楠原幹子 201510  
合歓の花揺れて天界賑々し 岩月優美子 201510  
開発の宅地に残り合歓の花 山崎稔子 末黒野 201510  
合歓の花雨に咲きゐて雨の色 玉置かよ子 雨月 201510  
六甲山に彩りを添へ合歓の花 栗山恵子 雨月 201510  
蜑部落へと峠越え合歓の花 宮原悦子 雨月 201510  
小雨降る湖北にけぶり合歓切花 武生喜玖乃 雨月 201510  
桜坡子の踏みし砂丘や合歓の花 佐藤貞子 雨月 201510  
合歓の花僅かに揺れて葉を開く 森理和 あを 201510  
瀬音より峠はじまる合歓の花 土手晶子 馬醉木 201511  
葉は眠り花は夜更かし合歓盛り 松原智津子 万象 201511  
両の手に籠めておきたし合歓の花 落合裕子 万象 201511  
子育ての遠くなりけり合歓の花 早川八重子 末黒野 201511  
合歓なだれ咲く一文字橋軋み 山田夏子 雨月 201511  
約束はいつもそのうち合歓の花 栗原公子 201511  
咲き初めて合歓の旅路の近づきぬ 稲畑汀子 ホトトギス 201606  
花合歓の遅速を問はぬ旅路あり 稲畑汀子 ホトトギス 201607  
合歓咲いてゐる咲いてゐる三瓶かな 稲畑汀子 ホトトギス 201607  
山の雨忽ち止みぬ合歓の花 稲畑汀子 ホトトギス 201607  
合歓の花旅情は山へ置いて来し 稲畑汀子 ホトトギス 201607  
龍棲むとふ湖照るばかり合歓の花 石本百合子 馬醉木 201607  
この人も誰かの子ども合歓の花 山田六甲 六花 201608  
雨脚の雫となりて合歓の花 佐藤淑子 雨月 201608  
合歓咲くやものを思ふと式部歌碑 玉置かよ子 雨月 201608  
合歓の花かはたれ時の勢ひかな 片岡良子 雨月 201608  
花合歓や木曽川抜くる風砂丘まで 手島伸子 雨月 201608  
字余りのジャズ花合歓の扉をひらく 伊藤朝海 201608  
夕空の暮れかねてゐし合歓の花 森田尚宏 201609  
合歓の花空気のやうに色づきぬ 辻美奈子 201609  
うれしさはすぐ声に出て合歓の花 岸洋子 201609  
池の辺に惚けし如く合歓の花 大橋晄 雨月 201609  
浜へゆく石段険し合歓の花 田中藤穂 あを 201609  
花合歓や三時を知らす時計台 瀬島洒望 やぶれ傘 201609  
花合歓に小糠雨降る船木崎 駒井でる太 馬醉木 201610  
合歓散りて雨の舗道を染めにけり 小嶋紘一 末黒野 201610  
合歓の花やさしき眼をもつ仔犬飼ふ 宮川みね子 風土 201610  
花合歓に水車が廻る日暮れかな 水井千鶴子 風土 201610  
合歓咲いて十二単のオシラサマ 雨宮桂子 風土 201610  
旅立ちは雨の日となり合歓の花 秋山信行 やぶれ傘 201610  
合歓咲けり元荒川の夕間暮れ 久世孝雄 やぶれ傘 201610  
北陸線車窓をつなぐ合歓の花 片山喜久子 雨月 201610  
泣き疲れしままに眠る子合歓の花 滝澤圭子 雨月 201610  
遠目にも仄と揺蕩ひ合歓の花 滝澤圭子 雨月 201610  
合歓咲ける塀に人住む気配なく 滝澤圭子 雨月 201610  
紀伊和泉つなぐ峠路合歓の花 西千代恵 雨月 201610  
合歓の花すべて加齢のせゐにされ 土井ゆう子 風土 201611  
少年に帰る家あり合歓の花 高野春子 京鹿子 201611  
接近の火星と合歓の花浄土 千原叡子 ホトトギス 201612  
合歓の花赤子洗えばすぐ乾く 中居由美 船団 201702  
美智子妃の優しき笑顔合歓の花 滝沢いみ子 末黒野 201704  
見下ろして下さい合歓の花の今 稲畑汀子 ホトトギス 201706 合歓の花 →1

 

2017年7月23日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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