身にしむ     30句

身にしむや亡妻の櫛を閨に踏   蕪村

身に入む 身に沁む  身にしむ

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
身にしむや千畳閣の絵馬の数 重松早由未 200102  
身にしむや仏になれぬ木屑散る 柴田久子 風土 200201  
身にしむや藤村しのぶ石畳 関戸文子 酸漿 200412  
身にしむや禅座蒲団は黒なりし 西口鶴子 遠嶺 200501  
身にしむやふたたび覚めぬ母とゐて 丸尾和子 雨月 200502  
身にしむや抜かれて長き木偶の首 吉田かずや 春燈 200511  
身にしむや大黒柱傾きて 谷寿枝 酸漿 200511  
松籟の身にしむ城垣美術館 稲嶺法子 遠嶺 200602  
身にしむや私の顔が神鏡に 木田千女 200701 稲荷
身にしむや働き終へし船の錆 小島みつ代 200712 氷川丸
身にしむや炭坑節の煙突も 柴田佐知子 200712  
賜はりし一句身にしむ帰路の街 稲嶺法子 遠嶺 200801  
身にしむや秀次自刃の柳の間 古永すみれ 風土 200802  
身にしむや再建是非論ひとしきり 俵藤正克 春燈 200804  
身にしむや亡き師を語り酒こぼす 石田きよし 200812  
身にしむや古代の人の住居跡 稲嶺法子 遠嶺 200901  
身にしむや写真の父母と佇つ大地 望月晴美 200912 長春行
身にしむや音のさやけき滝の前 大内恵 酸漿 201012  
身にしむと多聞天いへばみな黙る 近藤喜子 201101  
身にしむや戦国偲ぶ賎ケ岳 山口キミコ 201102  
身にしむや一世一首の相聞歌 柴田佐知子 201311  
琵琶の音の法話身にしむ孝子塚 辻知代子 201312  
身にしむやまた移さるる地蔵尊 柴田佐知子 201401  
身にしむやほどきて母の針の跡 吉田きみえ 末黒野 201412  
身にしむやケアハウスより来し手紙 塩千恵子 201412  
身にしむや鴉の止まる神の岩 前田忍 火星 201501  
身にしむやマララの本を読みしより 齋藤朋子 やぶれ傘 201502  
身にしむや砂丘の底の地獄釜 山田六甲 六花 201610  
身にしむや女が入る懺悔室 田村すゝむ 風土 201701  
身にしむや神鼓の響き一途なり 田中とし江 201701  
身にしむや至急回覧回りくる 久世孝雄 やぶれ傘 201702  
大仏師の気魄身にしむ仏像展 落合絹代 雨月 201802  
星空の近さ身にしむ飛騨の宿 磯貝尚孝 清閑 201804  

2019年10月9日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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