緑立つ      105句

若緑  緑立つ  松の芯  松の緑

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
神島の朝美しく緑立つ 堀江清子 円虹 199807  
神木の杜を暗めて緑立つ 稲畑廣太郎 ホトトギス 199904  
緑立つ屋久種子五葉亭々たり 上原瑞子 200005  
緑立つ「阿羅々木」巻の一の一 神蔵器 風土 200008  
よき家によき蔵のあり緑立つ 石井平八郎 雨月 200008  
朝静寂ひろげて苑の緑立つ 小澤克己 遠嶺 200107  
五十六の墓森閑と緑立つ 石井邦子 酸漿 200108  
太平洋飛び来て日本緑立つ 大島寛治 雨月 200108  
海原へ希望展ぐや緑立つ 遠藤匡子 遠嶺 200206  
緑立つ画室茶室と散在し 堀田恵美子 雨月 200207  
緑立つ舞鶴松の五百年 阿部文子 酸漿 200207  
みささぎの正面松の緑立つ 藤原かかし 200207  
塔の丹の美しき緑立つ 桑田青虎 円虹 200208  
神籬の松一本や緑立つ 神蔵器 風土 200208 天孫降臨趾
緑立つ浄土の池の水鏡 曷川克 遠嶺 200208  
一村に一教会や緑立つ 今井久良子 酸漿 200209  
入定窟風折れ松の緑立つ 星佳子 200209  
岩割りの松のやさしさ緑立つ 鷹羽狩行 200305  
緑立つ勘十郎の名の継がれ 谷口ふみ子 雨月 200306  
緑立つ鶯張りの古刹かな 神原操 雨月 200307  
緑立つ樹冠を風の渡る音 斉藤小夜 風土 200307  
門構の帆掛の松に緑立つ 竹内蒼礁 200307  
一と括り立志伝ほか緑立つ 禅京子 風土 200307  
法隆寺唐招提寺も緑立つ 中村洋子 風土 200308  
天心の海大観の山緑立つ 中村洋子 風土 200308  
緑立つ畳のへりの生真面目に 神蔵器 風土 200406 茅ヶ崎館
叡山の水引く御坊緑立つ 渡辺周子 雲の峰 200406  
噴煙を目深に島の緑立つ 淵脇護 河鹿 200407  
ラマ塔と教会・モスク緑立つ 松崎鉄之介 200407  
緑立つ男家系にをみな生(あ)る 淵脇護 河鹿 200408  
連合軍接収の邸緑立つ 鈴木榮子 春燈 200507  
緑立つ二重橋前駅に降り 布施まさ子 風土 200507  
方丈の厚き萱屋根緑立つ 斎藤くめお 対岸 200507  
裾見えぬ五重の塔に緑立つ 大空純子 ぐろっけ 200508  
式内の長き馬場先緑立つ 森脇貞子 雨月 200508  
相模野の名残の並木緑立つ 鷹羽狩行 200605  
池の面に延べし松が枝緑立つ 村田さだ子 酸漿 200606  
言の葉の端に一念緑立つ 松本きみ枝 遠嶺 200606  
名にし負ふ舞鶴松ぞ緑立つ 守屋井蛙 酸漿 200607  
新説に蕉翁嬉々と緑立つ 金子慶子 遠嶺 200608  
近江八幡見越の松の緑立つ 田中きよ子 酸漿 200609  
遠浅のにぎはひ抜けて緑立つ 坂口夫佐子 火星 200609  
狼煙山一本松の緑立つ 森山暁湖 万象合同句集 200703  
緑立つ天へ身構ふ綺羅となり 鈴鹿仁 京鹿子 200706  
盆栽の古木の松や緑立つ 木暮剛平 万象 200708  
綱受くる力士の気迫緑立つ 佐藤いね子 馬醉木 200709  
緑立つ高見盛の負けっぷり 陽山道子 船団 200710  
緑立つ三百年の枝振りに 稲畑廣太郎 ホトトギス 200804  
緑立つ蝦夷への旅を終へてより 稲畑廣太郎 ホトトギス 200804  
目にて言ふ千のことばや緑立つ 野口香葉 遠嶺 200807  
一乗寺の下り松とや緑立つ 木暮剛平 万象 200808  
緑立つ御苑に映ゆる儀装馬車 小澤淳子 200907  
明治館謂れの冊子緑立つ 鈴木石花 風土 200907  
師のことばいまも新し緑立つ 吉田陽代 200907  
一本の回向柱や緑立つ 山路紀子 風土 200907  
緑立つ釜いつぱいに飯炊いて 冨松寛子 200908  
幸せは今が一番緑立つ 富永レイ子 酸漿 200908  
緑立つ阿修羅像をば見に行く日 坪内稔典 船団 200909  
碧き眼の新郎和装緑立つ 佐方敏明 ぐろっけ 200909  
唱歌の祖偲ぶ館に緑立つ 澤井玲子 201006  
緑立つ山に大きな仏さま 高倉和子 201007  
風のゆくシーツの白さ緑立つ 佐田昭子 ぐろっけ 201007  
なほ生きむなほも生きむと緑立つ 小澤克己 遠嶺 201008  
西国巡礼一番札所緑立つ 中村洋子 風土 201008  
〓(木悦うだつ)あぐ木綿問屋の緑立つ 田下宮子 201107  
絶壁に根付きたる松緑立つ 辰巳比呂史 201107  
立札に時をぬすめり緑立つ 神蔵器 風土 201107  
田道間守命(たじまもりみこと)に松の緑立つ 岩木茂 風土 201108  
二代目のお宮の松や緑立つ 菅野日出子 末黒野 201108  
緑立つ地にも天心六角堂 松木清川 ぐろっけ 201108 赤倉にて震災地想う
緑立つ水辺の風の豊かさよ 大浅田均 万象 201108  
緑立つ君は直毛われ猫毛 陽山道子 船団 201110  
枝こぞり構へ正して緑立つ 太田具隆 春燈 201206  
御座の間に千の老松緑立つ 川崎利子 201207 和歌山養翠園
緑立つまなじりを裂く日蓮像 松本三千夫 末黒野 201207  
緑立つ海住山寺鎮もれる 坂根宏子 201207  
庭園の松の名木緑立つ 小林美登里 かさね 201208  
御苑なれいと大らかに緑立つ 大橋晄 雨月 201208  
蒼天にお台場の松緑立つ 宮原悦子 雨月 201209  
緑立つ水分け石は音の景 能村研三 201305 六義園
緑立つ支柱あまたの名木に 久染康子 201306  
寄せ書きの色紙の上に緑立つ 飯塚ゑ子 火星 201309  
正面の御車寄せに緑立つ 能村研三 201405 東京駅吟行
身ほとりを甘やかす間に緑立つ 風間史子 201406  
岩礁の百の海鳴り緑立つ 遠藤真砂明 201407  
緑立つ家紋瓦の薬医門 北田せい子 京鹿子 201408  
肌荒れの羽衣の松緑立つ 福島せいぎ 万象 201408  
江ノ電に触るるばかりや緑立つ 佐渡谷秀一 対座 201505  
巫女舞ひていよよ大社の緑立つ 大橋晄 雨月 201506  
緑立つ大磯宿の松並木 小川玉泉 末黒野 201506  
緑立つ高々と子を抱きあげて 水原春郎 馬醉木 201506  
雨上がる東宮御所や緑立つ 豊谷ゆき江 春燈 201507  
人の和の堅き末黒野緑立つ 小川玉泉 末黒野 201507  
一片の衒ひもなくて緑立つ 窪田佳津子 雨月 201507  
拭き込まれし弓の道場緑立つ 藤田満枝 万象 201507  
緑立つ笑顔の囲む泣き相撲 泉本浩子 馬醉木 201508  
清閑と書院の苑の緑立つ 谷村祐治 雨月 201508  
古井戸の滑車きゆるつと緑立つ 内山花葉 201606  
黒松の不易のいろや緑立つ 吉澤恵美子 春燈 201607  
緑立つ閉門早き知恩院 岸洋子 201607  
大名の菩提寺松の緑立つ 橋添やよひ 風土 201608  
緑立つ五山の一の建長寺 久保田雪枝 雨月 201608  
緑立つ共学となる男子校 内山照久 201706  
水を押す水の階段緑立つ 中村洋子 風土 201708  
潮風に気比の松原緑立つ 吉田万喜子 雨月 201708  

 

2018年5月9日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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