枯蟷螂 2      37句

かまきりの枯れて途方にくれてをり    山内千恵子

蟷螂  かまきり  枯蟷螂

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
翌檜を登る途中の枯蟷螂 岩月優美子 グピドの瞳 201506  
蟷螂の枯れのおよばぬ楕円の眼 原田達夫 箱火鉢 201511  
蟷螂の情死も為せず枯れにけり 布川直幸 201511  
日に草にすがり蟷螂枯るるのみ 布川直幸 201511  
翅たたみきれず歩めり枯蟷螂 久保東海司 風鈴 201512  
枯蟷螂天地の呼気あつめゐて 伊丹さち子 馬醉木 201601  
動かねばそれとわからぬ枯蟷螂 大木清美子 201601  
先駆けて枯蟷螂となりにけり 松嶋一洋 201601  
蟷螂は枯れても大義振りかざす 高橋将夫 201602  
蟷螂の枯れて王者の如く座す 手島南天 万象 201602  
さつきまでここに居りしが枯蟷螂 内海良太 万象 201605  
日溜りをもう動かぬと枯蟷螂 大石喜美子 雨月 201701  
蟷螂の風に枯色兆しけり 平田はつみ 馬醉木 201701  
蟷螂の枯れ色の腹ぱんぱんに 増田幸子 万象 201701  
枯蟷螂翅破れても斧上ぐる 今井春生 201701  
枯残る蟷螂の目の動きけり 水谷文謝子 雨月 201702  
青き自尊の枯蟷螂と目が合ひぬ 吉澤恵美子 春燈 201702  
枯蟷螂過信の鎌を空振りす 卜部黎子 春燈 201702  
枯蟷螂仏教説話語りをり 有松洋子 201703  
真黒な円らな眼枯蟷螂 川村みよき 万象 201703  
枯蟷螂毅然と眼光らせる 田原陽子 201703  
貌ふつて青虫を喰む枯蟷螂 田中とし江 201703  
あなどれぬ枯蟷螂の目の力 竹内弘子 あを 201703  
人よりも神に近づく枯蟷螂 水野恒彦 201705  
退路なき枯蟷螂の怒りかな 河口仁志 201801  
枝折戸に斧預けたる枯蟷螂 時澤藍 201801  
枯蟷螂の不退転なる構へかな 平野多聞 201801  
蟷螂のおつとこ前に枯れてゐて 田尻勝子 六花 201712  
山あひの茶屋の三和土に枯蟷螂 天野美登里 やぶれ傘 201712  
草の中枯蟷螂のひそみけり 都丸美陽子 春燈 201801  
硝子戸に枯蟷螂の影のあり 齋藤晴夫 春燈 201802  
ひょっとして勝者のポーズ枯蟷螂 たかはしすなお 201803  
枯蟷螂やや重たくて水になる 阪野基道 船団 201806  
枯蟷螂カントの貌である様な 水野恒彦 201812  
枯蟷螂しかと未来をたくしゆく 柴田靖子 201902  
つまらないプライド捨てて枯蟷螂 平野多聞 201902  
枯蟷螂杖曳く我に鎌上ぐる 樺山翠 雨月 201903  
古墳へと枯蟷螂を跨ぎゆく 河原敬子 201906 枯蟷螂→ 1

 

2019年9月19日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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