寒 雀 1     247句

阪神大震災

倒・裂・破・崩・礫の街寒雀    友岡子郷

寒雀 冬雀冬の雀・ふくら雀)

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
気やすさに無縁の墓碑の寒雀 古田考鵬 雨月 199805  
屋根闊歩膨れきつたる寒雀 稲畑廣太郎 ホトトギス 199901  
まろまろと転がつて来し寒雀 稲畑廣太郎 ホトトギス 199901  
寒雀庭木輝く上に富士 皆川盤水 春耕 199902  
寒雀蚕飼の村の煙出し 石鍋みさ代 春耕 199904  
寒雀七つの海を持っている 児玉硝子 ヒッポ千番地 199905  
やや肥えて藁うばひ合ふ寒雀 能村登四郎 芒種 199911  
寒雀わが家の米で恙なし 丸山佳子 京鹿子 200002  
馬小屋の庇をねぐら寒雀 阿部悦子 春耕 200002  
牛の息浴びてよろめく寒雀 皆川美恵子 春耕 200003  
寒雀二羽寄り添ひて動かざる 杉江茂義 雲の峰 200003  
吼えられて隣の濫へ寒雀 中村克久 雲の峰 200003  
畑色の寒雀もう日暮るるぞ 藤原たかを 馬醉木 200004  
風を踏み日ざしを踏みて寒雀 村山秀雄 200004  
一枚の石の日向の寒雀 大東二三枝 200004  
寒雀孔雀の檻をこぼれけり 上谷昌憲 200004  
露地裏を行きつ戻りつ寒雀 中村祭主 ぐろっけ 200004  
寒雀会社潰せし社長宅 稲畑廣太郎 ホトトギス 200101  
寒雀里人ひそと吉良贔屓 柴田雪路 200101  
カリヨンのとどくところに寒雀 大矢和歌子 200103  
オランダの館の屋根の寒雀 大矢和歌子 200103  
寒雀関一像めぐり飛び 大橋宵火 雨月 200103  
遠近に〆切ありぬ寒雀 彌榮浩樹 銀化 200103  
裁判所裏の好きなる寒雀 杉浦典子 火星 200103  
寒雀一揆一瞬河原立つ 森理和 あを 200103  
崖をちぎれたりけり寒雀 浜口高子 火星 200104  
何もせぬことを訓へに寒雀 村越化石 200104  
いつの間に寄せ合ふ肩や寒雀 土岐明子 遠嶺 200105  
ひと眠りならぬと軒の寒雀 石橋翠 いろり 200112  
その先は聞かぬ振りせし寒雀 鈴鹿仁 京鹿子 200202  
首振りて餌場に群れる寒雀 渡邊仁 いろり 200202  
思ひ出の部品さび色寒雀 森茉明 京鹿子 200202  
復興といふ名の転居寒雀 水谷ひさ江 六花 200202  
寒雀ほどの倖わかちあふ 熊倉だい 200203  
日溜りの空気がいびつ寒雀 小野島淳 200203  
寒雀ちかごろ姿見せぬなり 小橋安子 いろり 200203  
寒雀礫の如く飛び去れり 吉川啓示 200204  
石蹴りの子等睦まじや寒雀 今瀬一博 200204  
枯草のころがり来れば寒雀 柿沼盟子 風土 200204  
喪明けとはさみし餌に寄る寒雀 服部幸 200204  
亡き夫の羽化の衣摺れ寒雀 岸田爾子 200205  
鎮もりて方除けに来る寒雀 高木智 京鹿子 200205  
夕翳に一樹鈴なりの寒雀 島すが子 200205  
五億年のちも留守とよ寒雀 木曽岳風子 六花合同句集 200205  
樹に充ちて声はじけゐる寒雀 赤座典子 あを 200212  
古地図売る山門下や寒雀 平田紀美子 風土 200302  
地表ふと動くと見ゆは寒雀 尾崎恭子 雨月 200302  
淡交や象舎に象と寒雀 武井清子 銀化 200302  
まつかさに日のさすと見れば寒雀 阿部ひろし 酸漿 200302  
大仏の前を小走り寒雀 原田暹 百鳥 200302  
大楡の眠り侵すな寒雀 砂川せい輝 遠嶺 200303  
寒雀一羽おくれて翔ちにけり 大竹淑子 風土 200303  
としよりの家にあつまる寒雀 浜口高子 火星 200304  
ふつふつと小豆煮えをり寒雀 米澤光子 火星 200304  
近道が迷路となりて寒雀 秋田谷明美 帆船 200304  
寒雀俄かに群れて飛び立てる 市橋幸代 築港 200304  
電線に楽譜のやうに寒雀 揚原れい子 築港 200304  
寒雀猫が窓辺を右往左往 田中武彦 六花 200304  
寒雀歩くときどき翅つかひ 佐藤喜孝 青寫眞 200304  
寒雀けさも戸口に来てをりぬ 穴澤光江 遠嶺 200305  
怖づ怖づと鳩の餌食べに寒雀 落合由季女 雨月 200305  
寒雀散らせし鵯の鋭声憂し 池田倶子 雨月 200305  
酒蔵の路地の日溜り寒雀 坂口三保子 ぐろっけ 200305  
鳥避けのキューピーに寄る寒雀 小川寿照 ぐろっけ 200305  
ためらひやおとしをのぞく寒雀 大井貞一 京鹿子 200306  
寒雀車溜りに日の射して 秋田庫 200307  
指太く老い寒雀とも親し 坂ようこ 200402  
寒雀ころころ遊ぶ夢の跡 小田切陽子 帆船 200402  
寒雀ちいと一羽の遅れたつ 金子つとむ 雲の峰 200402  
遠富士や小枝に騒ぐ寒雀 中村克久 雲の峰 200403  
絵のやうに枝に並びし寒雀 渡部義次 雲の峰 200403  
校庭に遊具のあまた寒雀 村上沙央 200404  
淋しさを語らぬ母や寒雀 清原彰子 河鹿 200404  
寒雀群れより一羽吾が前へ 松崎鉄之介 200404  
切株のころがつてをり寒雀 吉田順子 200404  
不意に翔つ石かとまがふ寒雀 佐脇葭紅 築港 200404  
寒雀どつと厩舎を飛び越しぬ 大串章 百鳥 200404  
雲割りし日差にはづみ寒雀 田所洋子 雨月 200405  
黙祷へ羽音散らす寒雀 朝妻力 雲の峰 200502 阪神忌・白洋翁と吟行
寒雀弾む金春発祥碑 中御門あや 雲の峰 200502  
寒雀この頃聞かぬ下駄の音 今瀬剛一 対岸 200502  
寺町の寺に籍置く寒雀 鈴鹿仁 京鹿子 200502  
寒雀枝に仲よき昼下り 上藤八重子 酸漿 200503  
寒雀彈む狭庭の日だまりに 國田ヤエ子 帆船 200503  
大湯屋の前に群れゐる寒雀 中御門あや 雲の峰 200503  
蒼穹の涯つきぬかむ寒雀 横松しげる 遠嶺 200503  
五引く二それに三足す寒雀 伊藤白潮 200503  
夕暮の藪のふところ寒雀 玉井百合子 遠嶺 200503  
寒雀とて日当りに弾みをり 仙石君子 雨月 200504  
寒雀はじける様に飛びたてり 辻川錫子 築港 200504  
寒雀餌をやる手に止まりけり 西脇繁子 築港 200504  
寒雀見てゐて昼になりにけり 城孝子 火星 200504  
寒雀降りて十羽の影生まる 中村洋子 風土 200504  
一本の藁を咥へし寒雀 中村洋子 風土 200504  
寒雀日の当りたる四つ目垣 佐々木恭子 遠嶺 200504  
寒雀ふくらむ腹を並べけり 鎌倉喜久恵 あを 200504  
撒き餌にはづみて降りし寒雀 木暮剛平 万象 200505  
日にこぼれては寒雀地にはづむ 伊藤白潮 200602  
寒雀四五羽ほど容れ檜葉の木に 鈴木多枝子 あを 200602  
父の忌の山門くぐる寒雀 橋口礼子 河鹿 200603  
寒雀古墳の色となりて飛ぶ 大串章 百鳥 200603  
寒雀ひとかたまりの埠頭かな 小坂アイ子 四葩 200603  
垂直に軒より落つる寒雀 石平周蛙 対岸 200603  
大空へばらばらに翔つ寒雀 田中英子 火星 200604  
木の葉かと見れば戯る寒雀 後藤大 春燈 200604  
先生に近く物言ふ寒雀 瀬下るか 200604  
朝礼の形はかりの寒雀 梶浦玲良子 六花 200604  
屋上に日の撥ねてをり寒雀 生方ふよう 200605  
酒蔵の軒をねぐらの寒雀 桑田青虎 ホトトギス 200606  
夫婦の勝利ことことさらさら寒雀 八田木枯 晩紅 200606  
出稼ぎの駅よりあふれ寒雀 長谷英夫 馬醉木 200612  
遺影と目合はさぬ日あり寒雀 田千鶴子 馬醉木 200701  
饒舌のをとこ嫌はれ寒雀 鈴鹿仁 京鹿子 200702  
寒雀嫗の口を塞ぎ翔つ 鈴鹿仁 京鹿子 200702  
一羽来て何を啄む寒雀 早崎泰江 あを 200702  
大仏の膝を好んで寒雀 中村勝行 200703  
群れ立たず脚いためしか寒雀 吉田陽代 200703  
寒雀空高すぎし青すぎし 戸栗末廣 火星 200703  
何も持たぬ我れを見上げて寒雀 永嶋みね子 火星 200703  
鵯来て十羽飛び去る寒雀 松崎鉄之介 200703  
われに似て行きつ戻りつ寒雀 上田敬 遠嶺 200704  
寒雀日干し煉瓦は穴だらけ 森理和 あを 200704  
寒雀石のくぼみの水浴ぶる 広瀬俊雄 万象 200705  
藁塚のくづれし藁に寒雀 瀧春一 200706  
日表に猫日裏には寒雀 稲畑廣太郎 ホトトギス 200801  
河馬欠伸して寒雀散らしけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 200801  
仕掛けたる網にかかれる寒雀 滝沢伊代次 万象 200801  
路地奥の薄日の芯に寒雀 和田政子 200803  
寒雀にもとよりありぬ人見知り 戸栗末廣 火星 200803  
神殿の正箒目に寒雀 勝野薫 ぐろっけ 200803  
斑鳩の松に飛び来て寒雀 倭文ヒサ子 酸漿 200803  
少しづつ人に近づく寒雀 芝尚子 あを 200803  
日だまりのゴム毬となり寒雀 布川直幸 200804  
足音す群なして発つ寒雀 出口誠 六花 200804  
も…う閉づる店訪ひし寒雀 小澤克己 遠嶺 200804 「卯波」閉づ
雨粒のごと屋根うつは寒雀 渡邉友七 あを 200804  
枝雀いて扇雀もいる寒雀 坪内稔典 坪内稔典句集U 200804  
方丈の甍に跳ねて寒雀 首藤知茂 200805  
寒雀羽ふるはせてラブソング 筏愛子 200805  
寒雀ばらばらと飛ぶ満願寺 松波幹治 万象 200805  
花時計文字を啄む寒雀 宮村フトミ ぐろっけ 200806  
寒雀ひとのうしろをみて彈む 堀内一郎 あを 200901  
ローソンの前にこぼれし寒雀 山尾玉藻 火星 200902  
栖鳳の雀には似ぬ寒雀 林翔 200902  
寒雀末広がりに飛びたてり 大森尚子 風土 200903  
喪の庭に今日も群れゐる寒雀 落合裕子 万象 200903  
寒雀顔より大きパンの耳 鈴木多枝子 あを 200903  
日溜りへ降りて無口や寒雀 吉沢陽子 200904  
喜寿傘寿お稲荷さんの寒雀 竹内悦子 200904  
寒雀変哲もなき木を好む 前川明子 200904  
おひさまの智恵こぼれをり寒雀 藤幹子 炎環 200904  
友を呼ぶ糠蒔く畑の寒雀 木内美保子 六花 200904  
枝移る障子の影の寒雀 廣畑忠明 火星 200904  
飼葉桶残りを漁る寒雀 小林馨 火星 200904  
寒雀市のはづれといふところ 佐藤博美 200905  
銃眼に城を塒の寒雀 園多佳女 雨月 200905  
都会より顔小さき野の寒雀 小松美保子 ぐろっけ 200905  
神前の供米に群るる寒雀 久世孝雄 やぶれ傘 200905  
寒雀こゑ発せずに並びをり 黒川俊郎 200908  
山なみは水絵の淡さ寒雀 中村恭子 201001  
起き伏しの二階のぞきに寒雀 鷹羽狩行 201002  
あめなめて小食うらやむ寒雀 高木智 京鹿子 201002  
竹林を突如賑はす寒雀 早崎泰江 あを 201002  
寒雀一瞬集ふ大看板 赤座典子 あを 201002  
おのがじし光となりて寒雀 塩路隆子 201003  
雨上がり朝日の庭の寒雀 増円一代 201003  
暁の樋鳴らし忙しき寒雀 羽田岳水 馬醉木 201003  
生飯台は猫と同列寒雀 高木智 京鹿子 201003  
生飯台へ餌を求め来る寒雀 高木智 京鹿子 201003  
生飯台へ二十羽も寄る寒雀 高木智 京鹿子 201003  
寒雀ことさら大いなる騒ぎ 高木智 京鹿子 201003  
寒雀神の顔して松の枝 松原仲子 201003  
下りてこず鳴いてばかりの寒雀 小林朱夏 201003  
遊具から遊具へ飛んで寒雀 黒澤登美枝 201003  
土埃挙げて飛び立つ寒雀 早崎泰江 あを 201003  
寒雀飛び立つ浜の松ぼくり 森理和 あを 201003  
寒雀食みこぼしたるもの赤し 鈴木多枝子 あを 201003  
白山の風に弾める寒雀 片岡久美子 201003  
屋根に餌を咥へてゆきぬ寒雀 樋口みのぶ 201004  
列解きて輪をつくりたる寒雀 藤沢秀永 201004  
鵯の来て総翔ちの寒雀 根岸善行 風土 201004  
寒雀大仏さまのたなごころ 大坪景章 万象 201004  
寒雀とび交ふ日向吾の影 近藤きくえ 201004  
寒雀柱の蔭に猫匍匐 佐方敏明 ぐろっけ 201004  
凍土を走り飛び立つ寒雀 筒井八重子 六花 201004  
幾重にも渦つくりたる寒雀 小林武弘 201004  
光撒くごとく降りきし寒雀 田中藤穂 あを 201004  
ベランダの野菜啄む寒雀 土田亮 末黒野 201005  
飢ゑるほど群れの膨らむ寒雀 鳳蛮華 201005  
御破算で願ひますとて寒雀 岩垣子鹿 ホトトギス 201007  
ふっくらのメタボ気にせぬ寒雀 塩路五郎 201104  
風のたび影の膨らむ寒雀 小山繁子 春燈 201104  
舟小屋の切れ目は路地へ寒雀 浜福惠 風土 201104  
寒雀来てゐる音の板廂 生田作 風土 201104  
約束に間あり日向に寒雀 杉浦典子 火星 201104  
寒雀散りばらばらに戻りくる 杉浦典子 火星 201104  
しんがりは何時もしんがり寒雀 大内幸子 六花 201104  
飛び立つも阿吽の呼吸寒雀 飯田角子 酸漿 201104  
寒雀庭にちょんちょん撒き餌待つ 恒成久美子 ぐろっけ 201105  
城址を高きへ朝の寒雀 安藤久美子 やぶれ傘 201106  
ひとつぶの米は宝と寒雀 栗原京子 201108  
語らねば心とどかず寒雀 コ田千鶴子 花の翼 201111  
寒雀芝生養生中の庭 稲畑廣太郎 ホトトギス 201201  
電線の結び目となり寒雀 渡部節郎 201202  
をさな児の集ふに似たり寒雀 和田郁子 201203  
藁塚の暮色飛び立つ寒雀 池元道雄 馬醉木 201203  
寒雀鳴きて暮にし町静 長島清山 かさね 201203  
こぼれ落つすずめの群れから寒雀 吉弘恭子 あを 201203  
寒雀わが足音にさつと散る 筒井八重子 六花 201203  
日溜りに恋を待ちゐる寒雀 大松一枝 201204  
ベランダにちょんと降り来て寒雀 和田森早苗 201204  
寒雀集ひて啄ばむ小庭かな 菊池崇之 かさね 201204  
大群の飛び交ふ夕べ寒雀 池田光子 201204  
一羽去り二羽来風樹の寒雀 松本三千夫 末黒野 201204  
日溜りへこぼるる如く寒雀 浅川幸代 末黒野 201204  
木斛にばかり群れ来る寒雀 久保村淑子 万象 201204  
一羽来て二羽来てどっと寒雀 尾崎みつ子 雨月 201204  
寒雀鳩の獲物をうばひけり 蟻蜂 六花 201204  
敏捷に鳩の餌奪ふ寒雀 難波篤直 201205  
寒雀遠からず子供の遊び声 辻紅葉 かさね 201205  
バスの便減りゆく町よ寒雀 亀井紀子 201205  
広縁は児らの遊び場寒雀 林折口夫 ぐろっけ 201205  
寒雀膨らみ解きて飛びたてり 見目トキ子 万象選集 201205  
寒雀茜の空へ吸はれゆく 浦山淑子 万象選集 201205  
寒雀忍び返しにうづくまり 田丸千種 ホトトギス 201206  
一木に集ひお喋り寒雀 菅原孟 かさね 201212  
寒雀傾ぐ案山子に止まりをり 川井素山 かさね 201302  
いつのまの等間隔に寒雀 高橋道子 201302  
二羽で来て共にとび立つ寒雀 柴田志津子 201302  
寒雀大樹の影に寄り添へる 塩路五郎 201303  
撒き米にパラパラ落つる寒雀 佐藤喜仙 かさね 201303  
ブロンズの少女に触れて寒雀 宮井知英 201303  
寒雀日向に移動群がれり 渡辺安酔 201304  
動かねば土にまぎるる寒雀 西岡啓子 春燈 201304  
二羽睦み三羽争ふ寒雀 金森涼 春燈 201304  
日の庭の子らにこぼれて寒雀 加古みちよ 火星 201304  
どつと来し葡萄畑の寒雀 谷村幸子 201304  
鴉去りどつと餌に寄る寒雀 井山幸子 万象 201304  
寒雀次に移る木決めてゐる 紅谷芙美江 万象 201304  
毬のごところげてきたり寒雀 山下とし子 万象 201304  
ひと筋の日差しに集ふ寒雀 塚越弥栄子 末黒野 201304  
いしぶみに軍馬を称ふ寒雀 内藤静 風土 201305  
尼寺の筧真青や寒雀 城戸緑 末黒野 201305  
子ら去にて寒雀らのすべり台 村田とくみ ぐろっけ 201307  
寒雀陽溜りさがし落着かず 山本敏子 ぐろっけ 201307  
寒雀頬の白さは汚れずに 瀧春一 花石榴 201312  
引き算は苦手なんです寒雀 鷺山珀眉 京鹿子 201401  
古民家の広き縁先寒雀 田中浅子 201402  
コンニチハしてオハヨウされて寒雀 林田麻裕 201403  
門口に幣挿してある寒雀 大島英昭 やぶれ傘 201403  
冨士山の広がる裾野寒雀 井口淳子 201404  
枝動く音のかすかや寒雀 杉浦典子 火星 201404  
訪ひ来しが声なく去れり寒雀 大松一枝 201404  
潜水艦見ゆる公園寒雀 松本三千夫 末黒野 201404  
只管にアスファルトつつく寒雀 吉弘恭子 あを 201404  
電線の寄せ算引き算寒雀 三輪温子 雨月 201404  
寒雀出て来て日差膨らます 後藤立夫 ホトトギス 201406  
寒雀群れれば恐いもののなし 稲畑廣太郎 ホトトギス 201501  
寒雀地球の鼓動啄めり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201501 寒雀→ 2

 

2016年1月26日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。