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燕子花    28句

天上も淋しからんに燕子花    鈴木六林男

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
燕子花ひそと漬かりし樽ひとつ 小宮山勇 青胡桃 199905  
七十はすぐそこなるぞ燕子花 鷹羽狩行 199907  
子育ては親育てなり燕子花 鈴鹿百合子 京鹿子 199908  
しやっくりの最後のひとつ燕子花 柳生正名 海程 199910  
燕子花水輪の縁に今盛ん 池部久子 酸漿 200009  
北利根のゆるき流れに燕子花 小林螢二 春耕 200009  
喪ごころの細身に巻ける燕子花 清水伶 海程 200010  
燕子花家のつめたきかたへあり 岡井省二 200105  
叫びとは心の剣燕子花 小澤克己 遠嶺 200207  
楼閣を映す池あり燕子花 中嶌テル子 築港 200207  
燕子花波は光をぴちぴちと 大畑善昭 200208  
泉鳴る小さき池の燕子花 井上玉枝 酸漿 200208  
燕子花鈴木六林男の顔さびし 大串章 百鳥 200209  
銀の粒とどめて雨の燕子花 浅井美子 遠嶺 200209  
潮合ひの日暈なりけり燕子花 栗栖恵通子 200209  
プライドの背筋伸ばして燕子花 泉田秋硯 200308  
蒔絵師の命毛大事燕子花 上田みつ子 帆船 200312  
日の暮るる前の明るさ燕子花 鷹羽狩行 200406  
力抜きをり昼どきの燕子花 小橋末吉 対岸 200408  
環濠跡僅かに止留め燕子花 梅村五月 栴檀 200409  
手囲ひに灯明ともす燕子花 佐々木咲 草の花 200409  
山裾の池に日移り燕子花 二瓶洋子 六花 200409  
光琳の秋の展示の燕子花 牧原佳代子 酸漿 200601  
極道に問はれ燕子花と答ふ 吉村たけを 海市蝶 200606  
藩邸の静けさに咲く燕子花 岡本尚子 200609  
口ぱくと空喫くうのむ鯉や燕子花 上原重一 200707  
海の字に母の在せり燕子花 大谷茂 遠嶺 200709  
病窓の下は水盤燕子花 大空純子 ぐろっけ 200709  

 

2008年5月24日 作成

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