蕪 鮓 15句 |
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作品 |
作者 |
掲載誌 |
掲載年月 |
加賀の温泉を叩く風音蕪鮓 | 小林俊彦 | 春耕 | 199903 |
まつたりと熟(な)れて届きし蕪鮓 | 前阪洋子 | 雲の峰 | 200402 |
白山の雲ほぐれたり蕪鮓 | 延広禎一 | 槐 | 200503 |
はらからの集ひや止めの蕪鮓 | 水原春郎 | 馬醉木 | 200702 |
湯割りせし洋酒の酔や蕪鮓 | 福盛悦子 | 雨月 | 200705 |
八十路余の齢に慣れつ蕪鮓 | 本城布沙女 | 雨月 | 200904 |
加賀ことばのすすめ上手や蕪鮓 | 藤見佳楠子 | 璦 | 201002 |
酒好きを招きたる宴蕪鮓 | 竹内悦子 | 璦 | 201004 |
舌先に糀のとろけ蕪鮓 | 小川玉泉 | 末黒野 | 201203 |
欠けることなきかに二人蕪鮓 | 北川英子 | 沖 | 201402 |
蕪鮓わが家の味に馴じむころ | 中山純子 | 万象 | 201402 |
手土産は雪の白さの蕪鮓 | 一民江 | 馬醉木 | 201504 |
蓋開けの笹の葉匂ふ蕪鮓 | 小林輝子 | 風土 | 201704 |
金箔の酒を一口蕪鮓 | 森高武 | 風土 | 202004 |
蕪鮓の蓋明け米寿迎へけり | 小林輝子 | 風土 | 202203 |
2022年12月22日 作成
「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。
「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。
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