除夜詣       71句

除夜詣樽の神酒を杓で酌む   刑部白雲   獐

除夜  除夜の鐘  除夜詣

作品
作者
掲載誌
掲載年月
世話人の大榾焚くや除夜詣 大堀鶴侶 雨月 200004
除夜詣神杉深き闇の中 宮原利代 ぐろっけ 200004
除夜詣歩き仲間を誘ひけり 水野邦夫 雲の峰 200202
京極の灯を通り抜け除夜詣 小路紫峽 円虹 200203
除夜詣灯の参道の列に蹤く 松田欽吾 雨月 200203
大いなる月に誘はれ除夜詣 池谷市江 200204
篝火の火の粉をうけて除夜詣 柴崎加代子 200204
除夜詣暗き参道掃き浄む 武智恭子 ぐろっけ 200205
板塀のまだ濡れてゐる除夜詣 岡本眸 200302
除夜詣二月堂より生駒の灯 安部しずほ 築港 200303
除夜詣思ひを込めて鐘一打 松下君子 築港 200303
星々に鐘こだまして除夜詣 赤羽正行 遠嶺 200304
篝火の音たててゐる除夜詣 影山わこ 百鳥 200304
千羽ほど鶴折り終へて除夜詣 有吉桜雲 200305
ぜんざいの振舞受けて除夜詣 林敬子 酸漿 200403
潮の香でわかる干満除夜詣 鷹羽狩行 200403
道の半ばに雪となり除夜詣 遠藤若狭男 200403
除夜詣ひたひたと人押し寄せる 笠嶋陽子 築港 200403
寄進の灯つづれる除夜の雪詣 長沼冨久子 馬醉木 200404
合はす手のざらざらしたる除夜詣 細野恵久 ぐろっけ 200412
この坂に市電の記憶除夜詣 岡本眸 200502
玉砂利を鳴らすブーツや除夜詣 佐々木ひさこ 築港 200503
除夜詣歓楽街の人出かな 大堀鶴侶 雨月 200504
人声の杜ぬけて来る除夜詣 園多佳女 雨月 200504
宮守の太鼓打ち込む除夜詣 齋藤實 200602
咳ひとつ闇に吸はれし除夜詣 三好千衣子 200603
除夜詣三千本の梅古木 岡崎桂子 対岸 200603
一心に生き万感の除夜詣 大谷茂 遠嶺 200604
天狼を見つめ歩きて除夜詣 廣瀬義一 雨月 200604
聞き覚えある声の過ぎ除夜詣 鷹羽狩行 200702
百八つの除夜の一打に馳せ参ず 鈴木榮子 春燈 200702
老ふたり猫の子歩きの除夜詣 高橋邦夫 風土 200803
除夜詣星の光の新しや 足立典子 雨月 200804
除夜詣山の高さが闇の嵩 守屋井蛙 酸漿 200804
泊客吹雪に集ふ除夜詣 檀原さち子 酸漿 200804
百磴の闇そそり立つ除夜詣 松本幹雄 馬醉木 200903
風音の折をりまぎる除夜詣 安立公彦 春燈 200903
産土の杜に声して除夜詣 伊藤公子 酸漿 200903
除夜まゐり本堂までの豆灯籠 芝宮須磨子 あを 200903
夫の打つ鐘を待ちをり除夜詣 國保八江 やぶれ傘 200903
除夜詣ひびく神鼓に惹かれつつ 村上昌子 201004
近道や狸のよぎる除夜詣 大山春江 万象 201004
肩越しに柏手打たる除夜詣 森山暁湖 万象 201004
除夜詣三井の鐘音数へつつ 竹内悦子 201103
除夜詣父に蹤きたる日の遠き 小澤菜美 201103
天平の大鐘響く除夜詣 笠井清佑 201103
竹筒にともる万灯除夜詣 菅野日出子 末黒野 201104
暗きより声の先立つ除夜詣 高橋あさの 201202
漆黒の闇は海なり除夜詣 荒井千佐代 201203
除夜詣神戸港より霧笛聞く 岡野安雅 かさね 201203
オリオンに近づく磴や除夜詣 浅川幸代 末黒野 201204
除夜詣父の手のひら厚かりき 青木朋子 201206
除夜詣で七十代はあと幾歩 品川鈴子 ぐろっけ 201303
除夜詣闇動かして列に就く 山田暢子 風土 201304
穢事万事恐懼謹納除夜詣 井上石動 あを 201402
除夜詣ふたりで巡る街の闇 竹内悦子 201503
土器へ舞ひ込む雪の除夜詣 元和木恵美子 馬醉木 201504
下駄の音残して除夜の宮籠り 鶴岡紀代 春燈 201602
除夜詣待つ肩の雪払ひあひ 藤原照子 201603
船笛の北より響く除夜詣 岸洋子 201603
除夜詣で明くれば新た今一社 池田友之 夏雲 201603
竹林の深き眠りや除夜詣 黒滝志麻子 末黒野 201603
篝より星の生まるる除夜詣 原友子 201604
海風に星屑絡む除夜詣 谷渡末枝 万象 201703
松明に盛衰のあり除夜詣 原友子 201703
晩学の礼と願ひを除夜詣 倉橋あつ子 京鹿子 201704
天水に篝燃えゐる除夜詣 升田ヤス子 六花 201704
闇はらふ月光清し除夜詣 棚橋朗 201803
一心を闇にかよはせ除夜詣 村田あを衣 京鹿子 201804
飛び付き来る篝の火の粉除夜詣 松本三千夫 末黒野 201904
風の無きオリオン仰ぎ除夜詣 廣畑育子 六花 201904
闇を裂く燎火のほむら除夜詣 石黒興平 末黒野 202004

 

2020年12月31日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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