稲 光 2    15句

雪を待つ上戸の顔や稲光    芭蕉

稲妻  稲光  いなつるび

作品
作者
掲載誌
掲載年月
稲光り逢瀬のごとく紅を引く 高倉和子 202003
稲光阿吽の仁王甦る 森岡正作 202010
幾度も窓辺よこぎる稲光 赤座典子 あを 202010
海原の波の秀蒼む稲光 鈴木和江 202011
しがらみを断つ術もなし稲光 岡田史女 末黒野 202012
横がほのきりりとなりし稲光 松下道臣 202101
神御座す山の泛びぬ稲光 石黒興兵 末黒野 202102
山襞のうごめいてゐる稲光 高倉和子 202105
稲光り地球に罅が入りをり 出利葉孝 202109
みんなみの雲の量感稲光 岡田史女 末黒野 202111
稲光雨と急襲したたかに 伊藤昌枝 202112
誕辰の朝より激し稲光 岡田史女 末黒野 202112
稲光り一瞬街は海の底 水谷昭代 202112
トランペット突然なるや稲光 大日向幸江 あを 202202
純色の大利根川や稲光 福田水明 春燈 202301
稲光 →1      

2022年10月15日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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