冬の夕         11句

柴の戸の冬の夕べのさびしさをうき世の人にいかでかたらん  良寛

冬の暮  寒暮  冬の夕

作品
作者
掲載誌
掲載年月
象鳴きて戸を開けさせる冬の夕 高橋大三 ぐろっけ 200104
幽玄の燭の火ゆらぐ冬の夕 矢嶋みつ江 遠嶺 200303
ハーブテイーでもてなす湯宿冬の夕 佐久間はるみ 200603
街灯の次ぎ次ぎともる冬の夕 早崎泰江 あを 200802
炒る南京豆まめの弾ける音や冬の夕 山岸甲一 やぶれ傘 201204
冬の夕手遊びと共童歌 森岡陽子 かさね 201207
シチューの火止めて子を待つ冬の夕 折田京子 風土 201502
冬の夕ほいほい帰る若き医師 赤座典子 あを 202101
冬の夕喪中はがきの二枚着く 枝みや子 やぶれ傘 202103
花板のレシピ本繰る冬の夕 伊吹之博 京鹿子 202204
初冬の夕日さしくなるばかり 兒玉充代 202212

 

2022年12月21日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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