冬の芽       10句

冬芽無数に明日を信じる素朴な目  高島茂  軍鶏

冬芽  冬木の芽  冬の芽

作品
作者
掲載誌
掲載年月
冬の芽や秘仏開扉の法華堂 阿波谷和子 春耕 200103
冬の芽やひとり遊びをおぼえたる 平田倫子 百鳥 200303
冬の芽や畳廊下の離れまで 初竈 200304
冬の芽や悔いもそろそろ時効とも 遠野萌 200504
冬の芽の幸をゆだてし神の御掌 奥村鷹尾 京鹿子 200706
冬の芽や土の香残る長き壕 赤座典子 あを 201001
冬の芽を天にいざなふ日差かな 大松一枝 201003
冬の芽に初学のこころありにけり 後藤立夫 ホトトギス 201105
冬の芽を見つめてゐたる老二人 永田万年青 六花 201904
冬の芽のうぶ毛光を放ちけり 曽根富久恵 202107

 

2022年1月26日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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