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冬の草         28句

冬の草青しはこべらとたんぽぽと   山口青邨

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
今はまだ空地のままや冬の草 稲畑汀子 ホトトギス 199901  
つやつやの猫のゆきたる冬の草 山尾玉藻 火星 199901  
セロ弾きのゴーシュ例へば冬の草 津田このみ 船団 199903  
輪郭をなぞる遊びや冬の草 津田このみ 船団 199907  
同病や足蹴もて起つ冬の草 中原道夫 銀化 200002  
稲城野やビル建ち初めて冬の草 稲畑廣太郎 ホトトギス 200101  
そこよりは鷺の縄張り冬の草 稲畑廣太郎 ホトトギス 200101  
日溜のそこに色あり冬の草 稲畑汀子 ホトトギス 200201  
冬の草踏み墓守の集塵車 小林希世子 200202  
支へ合ふ色とも思ふ冬の草 川上弥生 200202  
冬の草ハンググライダー光りけり 阿部昭子 遠嶺 200204  
ぎしぎしと猫の食みゐる冬の草 溝口八重子 雲の峰 200302  
屋根となる茅にまじりぬ冬の草 深川知子 雲の峰 200304 蓑虫庵
道祖神面ふくよかに冬の草 山下繁子 河鹿 200404  
冬の草楽譜広げてゐたりけり 堀木基之 百鳥 200502  
三回忌庭中侘しい冬の草 松永ハツエ 200503  
閉ざされし行幸通り冬の草 稲畑廣太郎 ホトトギス 200601  
動きなき色を沈めて冬の草 稲畑汀子 ホトトギス 200601  
芝の色なほ残りゐし冬の草 稲畑汀子 ホトトギス 200601  
直哉碑の辺に湯あたりの冬の草 浜口高子 火星 200602  
地獄絵へ足を早める冬の草 大山文子 火星 200602  
青々と虚子の矢倉の冬の草 落合絹代 風土 200604  
流水の激しきところ冬の草 伊藤奈津 200702  
音もなく齢を重ね冬の草 橋本良子 遠嶺 200703  
石垣はどれも利き石冬の草 宮口文泰 万象合同句集 200703  
掃き寄せし後に残れる冬の草 池崎るり子 六花 200704  
金堂跡礎石に沈む冬の草 布施まさ子 風土 200803  
冬の草野積み丸太を押し上ぐる 田村園子 200803

2008年12月11日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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