星祭・星合・星今宵 ほか       181句
作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
書き終へて庭に出てみる星今宵 稲畑汀子 ホトトギス
199808
 
ワープロで仕上げし稿や星今宵 稲畑汀子 ホトトギス
199808
 
鳥媒花の一つに青き織女星 丸山海道 京鹿子
199808
 
佳き墨でとりし魚拓よ星祭 加藤三七子 黄鐘
199808
 
限られしこの命看る星今宵 水原春郎 馬醉木
199809
 
異国より帰心あふれし星祭り 北村照子 遠嶺
199810
 
砂浜の砂ゑぐれある星祭 荒井千佐代
199810
 
地ぼてりのまだ残りゐる星まつり 小林信江
199810
 
星祭るもっとも蒼き星に棲み 水内慶太 銀化
199810
 
切手逆さの封書のとどき星祭 野沢しの武 風土
199811
 
船窓に顔ひとつづつ星祭 大島雄作
199901
 
川あれば島あれば橋星今宵 鷹羽狩行
199905
楠橋かずえ句集『星今宵』序句
春立つや星合池の青濁り ふけとしこ 船団
199906
 
村恋ひの山河はゆたか星祭 鈴鹿仁 京鹿子
199908
 
逢えないと云えば逢いたし星祭り 保坂加津夫 いろり
199908
 
夢醒めの鬼となるなり星祭り 保坂加津夫 いろり
199908
 
星祭りいまもむかしも未熟者 保坂加津夫 いろり
199908
 
波止の灯に汐の満ちくる星祭 工藤義夫 馬醉木
199909
 
星祭千枚通しがうまく抜け 能村研三
199909
 
汲置の水を寝かせて星合へり 能村研三
199909
 
ピーマンのひとつが赤い星祭 山田三江子
199909
 
老いて尚恋の話題や星祭り 山本潤子 いろり
199909
 
星合や唐ゆきさんの発ちし町 増田富子 馬醉木
199910
 
つまさきを波に引かるる星祭 藤村真理
199910
 
星今宵あけぼの杉の夜の青 柏井幸子 円虹
199910
 
真青なる八重の山垣星まつり 岡本まち子 馬醉木
199911
 
今生の別れと思ひ星祭る 三浦 勲
199911
 
シャンソンが媚薬となりし星祭 松井洋子 ぐろっけ
199911
 
星合の北国ゆきのラスト便 肥后潤子 遠嶺
199912
 
星祭る白秋館の通り雨 中沢三省 風土
199912
 
四十の半ばをすぎて星祭り 小西昭夫 船団
199912
 
奥能登に葬る日と聞く星今宵 桑田青虎 ホトトギス
200001
 
銀河系に磁場ある話星祭 田中藤穂 水瓶座
200002
 
星合の海の闇より白蛾くる 本橋怜加 冬牡丹
200003
 
はれやかに髪結いあげて星祭り わたなべじゅんこ 鳥になる
200003
 
幼な手に願ひの糸を結ぶはや 竹貫示虹 京鹿子
200008
 
ガム噛んで願いの糸はきつい目に 松山律子 六甲
200008
 
牽牛の冷やされてゐる星溜り 新井竜才 銀化
200009
 
賢治降り来よ民話の村の星祭 和田和子 馬醉木
200010
 
漁火のひとつづつ殖え星迎 金子浩子 馬醉木
200010
 
水つかふ音のしてをり星まつり 大東二三枝
200010
 
たらちねの折りたるを吊り星祭 深澤鱶 火星
200010
 
星祭過ぎし境内掃きゐたり 夏秋明子 火星
200010
 
目の手術終へし母みる星祭 島崎勇作 酸漿
200010
 
ひとところ明るき夜空星まつり 内山和江 奧嶺
200010
 
火の島の潮ふくらめり星祭 益本三知子 馬醉木
200011
 
甲板にホルン置かるる星祭 武井清子
200012
 
目の手術終へし母ゐる星祭 島崎勇作 酸漿
200105
 
星まつり人魚はいつも腰下ろし 丸山分水
200107
 
くらがりに水が慄へる星まつり 能村登四郎
200108
 
星合の契りもいまは昔ごと 能村登四郎
200108
 
わが猫の一年の無事星祭 芝尚子 あを
200108
 
まんじゅうが届いて里の星祭 石橋翠 いろり
200109
 
ディーサービス輪に入らぬ人星まつり 芝宮須磨子 あを
200109
 
いつよりの一邑十戸星まつり 佐藤国夫 馬醉木
200110
 
牛小舎のしづかなりけり星迎 城孝子 火星
200110
 
星合に半音低き夜が来る 伊藤格
200110
 
星祭ポップコーンのはじけをり 谷村幸子
200110
 
言祝の水引き細工星祭 上原若子
200110
 
星祭十七文字のEメール 八百山和子
200110
 
貝繋ぐ少女の髪や星今宵 篠田純子 あを
200110
 
上げ潮に亀帰りゆく星まつり 益本三知子 馬醉木
200111
 
星祭る白秋館のロビーかな 中沢三省 風土
200111
 
星合や竹のすれ合ふ声きこゆ 平田紀美子 風土
200111
 
星合の岐神の忘れ鎌 高橋とも子 百鳥
200111
 
灰皿にたばこのつぶれ星まつり 松永典子 船団
200112
 
かりそめの世に生かされて星祭る 林峰春 ホトトギス
200201
 
一灯をともすチャペルの星祭 斉藤由美子 ぐろっけ
200207
 
針山に一すじの髪星祭 斉藤由美子 ぐろっけ
200207
 
星合に闇深くする天つ神 鈴鹿仁 京鹿子
200208
 
星祭間の子船を浮津まで 吉弘恭子 あを
200208
 
星祭黄泉に小さな兄ふたり 能村研三
200209
 
星まつり夢と一文字大書せる 水原春郎 馬醉木
200209
 
星合の夜の柱を蟻のぼる 山尾玉藻 火星
200209
 
星合のただならぬ空仰ぎをり 塩川雄三 築港
200209
 
星迎紅白の鶴折りたむる 佐野美智
200209
 
健康を祈るのみなる星祭 長山野菊 雲の峰
200209
 
星今宵心残りの旅いくつ 大木千鶴子 雲の峰
200209
 
菜箸の紐切りはなす星まつり 島貫アキ子 銀化
200209
 
たれかれのもう世に居ない星祭 田中藤穂 あを
200209
 
一湾の橋のけぶらふ星まつり 松岡隆子
200209
 
童謡を歌はぬ子等よ星祭 三村武子 酸漿
200210
 
たばこの火分け合ってゐる星祭り 郷田健郎 百鳥
200210
 
願ふにはあらず祈りて星祭る 阪上多恵子 雨月
200210
 
糠床に片手を入るる星祭 木野本加寿江 火星
200210
 
星祭り書くをためらう願いごと 小阪律子 ぐろっけ
200210
 
ふと得たる一句を記す星祭り 足利ロ子 ぐろっけ
200210
 
遂げられぬ恋こそよけれ星祭 山口速
200211
 
書ききれぬ願ひは裏に星まつり 伊藤トキノ
200211
 
星祭子等と短冊結びけり 中島一管 築港
200211
 
星祭ガラスの指輪はめて寝て 尾上直子
200211
 
星祭り夫はだまつて犬洗ふ 吉田康子 青山椒
200303
 
星祭流れるやうに人坐る 吉弘恭子 あを
200304
 
追憶の更なる奥の織女星 宇都宮滴水 京鹿子
200308
 
矢印のとほりに生きて星祭 篠田純子 あを
200308
 
竹煮草廃寺の庭に星祭る 山口マサエ 雲の峰
200309
 
折紙の蛙を笹に星祭る 山口マサエ 雲の峰
200309
 
村役がひねる紙縒や星祭 山田天 雨月
200309
 
してやるもさせてあげるも星祭 丸山分水
200309
 
星合やそのかたすみの父母二星 豊田都峰 京鹿子
200309
 
三叉路で逢ふも縁や星まつり 鈴鹿仁 京鹿子
200309
 
星祭旺ん着倒れ食ひだふれ 鈴鹿仁 京鹿子
200309
 
星まつりいつも一つの願ひごと 森理和 あを
200309
 
星合や湖の霧凝る舟溜 長沼冨久子 馬醉木
200310
 
織女星の涙止まずやざんざ降り 石岡祐子
200310
 
夫の遺句読み星合の夜を更かす 磯野しをり 雨月
200310
 
胎の子へ腹撫で話す星祭 太田絵津子
200310
 
瘤つけし子を預かりぬ星まつり 中村恭子
200310
 
音たてて川は曲がりぬ星祭 今瀬剛一 対岸
200310
 
縒れし葉の笹に希ひや星祭 内藤三男 ぐろっけ
200310
 
星祭紫紺の羅紗をひろげをる 栗栖恵通子
200311
 
まあまあの願ひの視力星祭 禰寝瓶史 京鹿子
200311
 
星まつり患者に交る医院長 青山悠
200311
 
星合の浜島唄と潮騒と 川口襄 遠嶺
200312
 
いろはにほ試し書きして星祭 佐藤淑子 雨月
200312
 
星合橋のいはれをよみぬ一葉忌 大畠政子 雨月
200401
 
夫とゐて母の恋しき星まつり 菊地嘉江 帆船
200401
 
水注より意中をたらす星今宵 山元志津香 八千草
200401
 
星祭りペックとオードリー逢えしかな 平野きぬ子 八千草
200401
 
星合の石ひろひをる袂かな 中村房江 六花
200407
 
拾はれて句屑も吊るし星祭 中山純子 万象
200408
 
布引の香草届く星まつり 中島陽華
200409
 
色紙に嬰子の手型星まつり 三浦てる 風土
200409
 
交野ガ原に高層ビルや星祭 沖増修治 百鳥
200409
 
園児らの似顔絵も吊る星祭 仲尾弥栄子 京鹿子
200409
 
糸底を撫でて星合ふ日なりけり 関位安代 帆船
200409
 
人工の笹竹もあり星祭 豊田麗水 築港
200409
 
恋文の文字の歳月星祭 田下宮子
200410
 
寝惜しみて白馬の一夜星まつり 垣尾美智子
200410
 
星祭もつとも願ふこと書かず 高柳かつを 百鳥
200410
 
短冊に異国語ありし星祭 中村重雄 百鳥
200410
 
亡き友の名を短冊に星今宵 尾辻のり子 河鹿
200411
 
子等のゆめ届けと仰ぐ星祭 砂川せい輝 遠嶺
200411
 
せせらぎの只中にゐて星祭 大澤君予 遠嶺
200412
 
重忠公八百年の星祭 加藤抱石 帆船
200501
 
チェリー酒の泡の音色や星祭 小嶋洋子
200509
 
校庭を仕切る白線星まつり 中田尚子 百鳥
200509
 
星まつり喜寿には喜寿の願ひごと 金田きみ子
200509
 
願ふこと文字には書かず星祭 小川晃枝 馬醉木
200510
 
湯屋までの径の草の香星祭 山田美恵子 火星
200510
 
二歳児のサイン線のみ星祭 岡久枝 酸漿
200510
 
星まつり猫の名前も短冊に 横山迪子 六花
200510
 
星まつり恋を恋するお年ごろ 横山迪子 六花
200510
 
星祭る夜はしきりに人恋し 徳田正樹 河鹿
200510
 
くらがりに貝が水噴く星祭 田所節子
200510
 
黒牛に値の付き島の星祭 中尾公彦
200510
 
たちまち尽く潮の町筋星祭る 渡邉友七 あを
200510
 
願ひごと何もなくなり星祭 山口速
200511
 
雨は地を鏡にしたり星祭 竹内悦子
200511
 
織女より転送されし手風琴 吉田明子
200511
 
羽黒山下りきて雨の星祭 杉浦典子 火星
200511
 
病院のグランドピアノ星祭 釜井瞳子 対岸
200511
 
結ぶ間も舞へる色紙や星祭 兼子栄子 酸漿
200511
 
手に受けて螢火となる織女星 江崎成則 栴檀
200511
 
星まつり玄宗悼み五位諡る 林日圓 京鹿子
200511
 
恋知らず逝きし父なり星祭る 徳田正樹 河鹿
200512
 
星今宵刻々変はる空の色 鵜戸千惠 河鹿
200512
 
星祭太我井たかゐの杜にほとりしぬ 瀧春一 常念
200606
武州妻沼
星合の別れの饂飩竹に懸け 瀧春一 常念
200606
武州妻沼
踏んでゆく砂のさやぎや星祭 里中章子
200607
 
夜這星今宵はどの国を狙ふ 稲畑廣太郎 ホトトギス
200608
 
梅の木に梅ののこれる星祭 山尾玉藻 火星
200609
 
億年の若き地球の星祭 河口仁志
200609
 
熟年の絵文字メールや星祭 鈴木照子
200610
 
仙台は明かりのるつぼ星祭 鷹羽狩行
200610
 
胸もとにわたつみ匂ふ星祭 水野恒彦
200610
 
紅筆の先均しをり星祭り 栗栖恵通子
200610
 
星祭る家内安全ただ願ひ 松本鷹根 京鹿子
200610
 
父と母夢で逢ひたる星祭り 赤木真理 ぐろっけ
200610
 
諦めし夢も加へむ星まつり 白澤よし子 馬醉木
200610
 
街を出ぬチンチン電車星まつり 櫨木優子
200610
 
鍵開けて屋上に出る星まつり 野路斉子
200610
 
星合や来ないと言ひまた来ると言ひ 浜口高子 火星
200610
 
曇り後雨の危ふさ星祭 谷口文子 京鹿子
200611
 
短冊に書かぬ秘めごと星祭 仲田美智子
200611
 
星祭の星の散らかる幼稚園 米澤光子 火星
200611
 
山国川源流の星合歓万朶 角直指 京鹿子
200611
 
謝春星まつりて終に医を嗣がず 水原秋櫻子 馬醉木
200612
『蘆雁』
ふるさとの山河集めて星まつり 秋場貞枝 春燈
200612
 
星まつりつひにをのこを生さずけり 竹内弘子 あを
200612
 
星まつり恋に恋するお年ごろ 横山迫子 六花
200706
 

05/08/09 作成   07/08/12 追加