星祭・星合・星今宵 1        311句

枕草子を音なくぬけし彦星は    高島茂

七夕  星祭

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
書き終へて庭に出てみる星今宵
稲畑汀子
ホトトギス
199808
 
ワープロで仕上げし稿や星今宵
稲畑汀子
ホトトギス
199808
 
鳥媒花の一つに青き織女星
丸山海道
京鹿子
199808
 
佳き墨でとりし魚拓よ星祭
加藤三七子
黄鐘
199808
 
限られしこの命看る星今宵
水原春郎
馬醉木
199809
 
異国より帰心あふれし星祭り
北村照子
遠嶺
199810
 
砂浜の砂ゑぐれある星祭
荒井千佐代
199810
 
地ぼてりのまだ残りゐる星まつり
小林信江
199810
 
星祭るもっとも蒼き星に棲み
水内慶太
銀化
199810
 
切手逆さの封書のとどき星祭
野沢しの武
風土
199811
 
船窓に顔ひとつづつ星祭
大島雄作
199901
 
川あれば島あれば橋星今宵
鷹羽狩行
199905
楠橋かずえ句集『星今宵』序句
村恋ひの山河はゆたか星祭
鈴鹿仁
京鹿子
199908
 
逢えないと云えば逢いたし星祭り
保坂加津夫
いろり
199908
 
夢醒めの鬼となるなり星祭り
保坂加津夫
いろり
199908
 
星祭りいまもむかしも未熟者
保坂加津夫
いろり
199908
 
波止の灯に汐の満ちくる星祭
工藤義夫
馬醉木
199909
 
星祭千枚通しがうまく抜け
能村研三
199909
 
汲置の水を寝かせて星合へり
能村研三
199909
 
ピーマンのひとつが赤い星祭
山田三江子
199909
 
老いて尚恋の話題や星祭り
山本潤子
いろり
199909
 
星合や唐ゆきさんの発ちし町
増田富子
馬醉木
199910
 
つまさきを波に引かるる星祭
藤村真理
199910
 
星今宵あけぼの杉の夜の青
柏井幸子
円虹
199910
 
真青なる八重の山垣星まつり
岡本まち子
馬醉木
199911
 
今生の別れと思ひ星祭る
三浦 勲
199911
 
シャンソンが媚薬となりし星祭
松井洋子
ぐろっけ
199911
 
星合の北国ゆきのラスト便
肥后潤子
遠嶺
199912
 
星祭る白秋館の通り雨
中沢三省
風土
199912
 
四十の半ばをすぎて星祭り
小西昭夫
船団
199912
 
奥能登に葬る日と聞く星今宵
桑田青虎
ホトトギス
200001
 
銀河系に磁場ある話星祭
田中藤穂
水瓶座
200002
 
星合の海の闇より白蛾くる
本橋怜加
冬牡丹
200003
 
はれやかに髪結いあげて星祭り
わたなべじゅんこ
鳥になる
200003
 
幼な手に願ひの糸を結ぶはや
竹貫示虹
京鹿子
200008
 
ガム噛んで願いの糸はきつい目に
松山律子
六甲
200008
 
牽牛の冷やされてゐる星溜り
新井竜才
銀化
200009
 
賢治降り来よ民話の村の星祭
和田和子
馬醉木
200010
 
漁火のひとつづつ殖え星迎
金子浩子
馬醉木
200010
 
水つかふ音のしてをり星まつり
大東二三枝
200010
 
たらちねの折りたるを吊り星祭
深澤鱶
火星
200010
 
星祭過ぎし境内掃きゐたり
夏秋明子
火星
200010
 
目の手術終へし母みる星祭
島崎勇作
酸漿
200010
 
ひとところ明るき夜空星まつり
内山和江
奧嶺
200010
 
火の島の潮ふくらめり星祭
益本三知子
馬醉木
200011
 
甲板にホルン置かるる星祭
武井清子
200012
 
星まつり人魚はいつも腰下ろし
丸山分水
200107
 
くらがりに水が慄へる星まつり
能村登四郎
200108
 
星合の契りもいまは昔ごと
能村登四郎
200108
 
わが猫の一年の無事星祭
芝尚子
あを
200108
 
まんじゅうが届いて里の星祭
石橋翠
いろり
200109
 
ディーサービス輪に入らぬ人星まつり
芝宮須磨子
あを
200109
 
いつよりの一邑十戸星まつり
佐藤国夫
馬醉木
200110
 
牛小舎のしづかなりけり星迎
城孝子
火星
200110
 
星合に半音低き夜が来る
伊藤格
200110
 
星祭ポップコーンのはじけをり
谷村幸子
200110
 
言祝の水引き細工星祭
上原若子
200110
 
星祭十七文字のEメール
八百山和子
200110
 
貝繋ぐ少女の髪や星今宵
篠田純子
あを
200110
 
上げ潮に亀帰りゆく星まつり
益本三知子
馬醉木
200111
 
星祭る白秋館のロビーかな
中沢三省
風土
200111
 
星合や竹のすれ合ふ声きこゆ
平田紀美子
風土
200111
 
星合の岐神の忘れ鎌
高橋とも子
百鳥
200111
 
灰皿にたばこのつぶれ星まつり
松永典子
船団
200112
 
かりそめの世に生かされて星祭る
林峰春
ホトトギス
200201
 
一灯をともすチャペルの星祭
斉藤由美子
ぐろっけ
200207
 
針山に一すじの髪星祭
斉藤由美子
ぐろっけ
200207
 
星合に闇深くする天つ神
鈴鹿仁
京鹿子
200208
 
星祭間の子船を浮津まで
吉弘恭子
あを
200208
 
星祭黄泉に小さな兄ふたり
能村研三
200209
 
星まつり夢と一文字大書せる
水原春郎
馬醉木
200209
 
星合の夜の柱を蟻のぼる
山尾玉藻
火星
200209
 
星合のただならぬ空仰ぎをり
塩川雄三
築港
200209
 
星迎紅白の鶴折りたむる
佐野美智
200209
 
健康を祈るのみなる星祭
長山野菊
雲の峰
200209
 
星今宵心残りの旅いくつ
大木千鶴子
雲の峰
200209
 
菜箸の紐切りはなす星まつり
島貫アキ子
銀化
200209
 
たれかれのもう世に居ない星祭
田中藤穂
あを
200209
 
一湾の橋のけぶらふ星まつり
松岡隆子
200209
 
童謡を歌はぬ子等よ星祭
三村武子
酸漿
200210
 
たばこの火分け合ってゐる星祭り
郷田健郎
百鳥
200210
 
願ふにはあらず祈りて星祭る
阪上多恵子
雨月
200210
 
糠床に片手を入るる星祭
木野本加寿江
火星
200210
 
星祭り書くをためらう願いごと
小阪律子
ぐろっけ
200210
 
ふと得たる一句を記す星祭り
足利ロ子
ぐろっけ
200210
 
遂げられぬ恋こそよけれ星祭
山口速
200211
 
書ききれぬ願ひは裏に星まつり
伊藤トキノ
200211
 
星祭子等と短冊結びけり
中島一管
築港
200211
 
星祭ガラスの指輪はめて寝て
尾上直子
200211
 
星祭り夫はだまつて犬洗ふ
吉田康子
青山椒
200303
 
星祭流れるやうに人坐る
吉弘恭子
あを
200304
 
追憶の更なる奥の織女星
宇都宮滴水
京鹿子
200308
 
矢印のとほりに生きて星祭
篠田純子
あを
200308
 
竹煮草廃寺の庭に星祭る
山口マサエ
雲の峰
200309
 
折紙の蛙を笹に星祭る
山口マサエ
雲の峰
200309
 
村役がひねる紙縒や星祭
山田天
雨月
200309
 
してやるもさせてあげるも星祭
丸山分水
200309
 
星合やそのかたすみの父母二星
豊田都峰
京鹿子
200309
 
三叉路で逢ふも縁や星まつり
鈴鹿仁
京鹿子
200309
 
星祭旺ん着倒れ食ひだふれ
鈴鹿仁
京鹿子
200309
 
星まつりいつも一つの願ひごと
森理和
あを
200309
 
星合や湖の霧凝る舟溜
長沼冨久子
馬醉木
200310
 
織女星の涙止まずやざんざ降り
石岡祐子
200310
 
夫の遺句読み星合の夜を更かす
磯野しをり
雨月
200310
 
胎の子へ腹撫で話す星祭
太田絵津子
200310
 
瘤つけし子を預かりぬ星まつり
中村恭子
200310
 
音たてて川は曲がりぬ星祭
今瀬剛一
対岸
200310
 
縒れし葉の笹に希ひや星祭
内藤三男
ぐろっけ
200310
 
星祭紫紺の羅紗をひろげをる
栗栖恵通子
200311
 
まあまあの願ひの視力星祭
禰寝瓶史
京鹿子
200311
 
星まつり患者に交る医院長
青山悠
200311
 
星合の浜島唄と潮騒と
川口襄
遠嶺
200312
 
いろはにほ試し書きして星祭
佐藤淑子
雨月
200312
 
星合橋のいはれをよみぬ一葉忌
大畠政子
雨月
200401
 
夫とゐて母の恋しき星まつり
菊地嘉江
帆船
200401
 
水注より意中をたらす星今宵
山元志津香
八千草
200401
 
星祭りペックとオードリー逢えしかな
平野きぬ子
八千草
200401
 
星合の石ひろひをる袂かな
中村房江
六花
200407
 
拾はれて句屑も吊るし星祭
中山純子
万象
200408
 
布引の香草届く星まつり
中島陽華
200409
 
色紙に嬰子の手型星まつり
三浦てる
風土
200409
 
交野ガ原に高層ビルや星祭
沖増修治
百鳥
200409
 
園児らの似顔絵も吊る星祭
仲尾弥栄子
京鹿子
200409
 
糸底を撫でて星合ふ日なりけり
関位安代
帆船
200409
 
人工の笹竹もあり星祭
豊田麗水
築港
200409
 
恋文の文字の歳月星祭
田下宮子
200410
 
寝惜しみて白馬の一夜星まつり
垣尾美智子
200410
 
星祭もつとも願ふこと書かず
高柳かつを
百鳥
200410
 
短冊に異国語ありし星祭
中村重雄
百鳥
200410
 
亡き友の名を短冊に星今宵
尾辻のり子
河鹿
200411
 
子等のゆめ届けと仰ぐ星祭
砂川せい輝
遠嶺
200411
 
せせらぎの只中にゐて星祭
大澤君予
遠嶺
200412
 
重忠公八百年の星祭
加藤抱石
帆船
200501
 
チェリー酒の泡の音色や星祭
小嶋洋子
200509
校庭を仕切る白線星まつり
中田尚子
百鳥
200509
星まつり喜寿には喜寿の願ひごと
金田きみ子
200509
願ふこと文字には書かず星祭
小川晃枝
馬醉木
200510
湯屋までの径の草の香星祭
山田美恵子
火星
200510
二歳児のサイン線のみ星祭
岡久枝
酸漿
200510
星まつり猫の名前も短冊に
横山迪子
六花
200510
星まつり恋を恋するお年ごろ
横山迪子
六花
200510
星祭る夜はしきりに人恋し
徳田正樹
河鹿
200510
くらがりに貝が水噴く星祭
田所節子
200510
黒牛に値の付き島の星祭
中尾公彦
200510
たちまち尽く潮の町筋星祭る
渡邉友七
あを
200510
願ひごと何もなくなり星祭
山口速
200511
雨は地を鏡にしたり星祭
竹内悦子
200511
織女より転送されし手風琴
吉田明子
200511
羽黒山下りきて雨の星祭
杉浦典子
火星
200511
病院のグランドピアノ星祭
釜井瞳子
対岸
200511
結ぶ間も舞へる色紙や星祭
兼子栄子
酸漿
200511
手に受けて螢火となる織女星
江崎成則
栴檀
200511
星まつり玄宗悼み五位諡る
林日圓
京鹿子
200511
恋知らず逝きし父なり星祭る
徳田正樹
河鹿
200512
星今宵刻々変はる空の色
鵜戸千惠
河鹿
200512
星祭太我井たかゐの杜にほとりしぬ
瀧春一
常念
200606
武州妻沼
星合の別れの饂飩竹に懸け
瀧春一
常念
200606
武州妻沼
踏んでゆく砂のさやぎや星祭
里中章子
200607
夜這星今宵はどの国を狙ふ
稲畑廣太郎
ホトトギス
200608
梅の木に梅ののこれる星祭
山尾玉藻
火星
200609
億年の若き地球の星祭
河口仁志
200609
熟年の絵文字メールや星祭
鈴木照子
200610
仙台は明かりのるつぼ星祭
鷹羽狩行
200610
胸もとにわたつみ匂ふ星祭
水野恒彦
200610
紅筆の先均しをり星祭り
栗栖恵通子
200610
星祭る家内安全ただ願ひ
松本鷹根
京鹿子
200610
父と母夢で逢ひたる星祭り
赤木真理
ぐろっけ
200610
諦めし夢も加へむ星まつり
白澤よし子
馬醉木
200610
街を出ぬチンチン電車星まつり
櫨木優子
200610
鍵開けて屋上に出る星まつり
野路斉子
200610
星合や来ないと言ひまた来ると言ひ
浜口高子
火星
200610
曇り後雨の危ふさ星祭
谷口文子
京鹿子
200611
短冊に書かぬ秘めごと星祭
仲田美智子
200611
星祭の星の散らかる幼稚園
米澤光子
火星
200611
山国川源流の星合歓万朶
角直指
京鹿子
200611
謝春星まつりて終に医を嗣がず
水原秋櫻子
馬醉木
200612
『蘆雁』
ふるさとの山河集めて星まつり
秋場貞枝
春燈
200612
星まつりつひにをのこを生さずけり
竹内弘子
あを
200612
爪剪つて星合の夜を逢ひに行く
田中芳夫
200709
子の部屋の引き出しからつぽ星祭
奥田順子
火星
200709
織姫を祀り蝉声猛々し
高塚診次
200709
星合ひの空となりゆく浜太鼓
中田みなみ
200709
鉄線の蒔絵文箱や星祭
田下宮子
200710
月島の低き家並星祭る
中村悦子
200710
伝説の町に住みゐて星祭る
中貞子
200710
町ぢゆうに潮の香満つる星祭
浜口高子
火星
200710
宇宙より地球を見たし星祭
河本利一
200711
星合や幼馴染といふ奇縁
市村義夫
風土
200711
心奥の男波女波や星今宵
大塚和子
遠嶺
200711
少年を送る空港星まつり
飯田明己
遠嶺
200711
星合や竪琴めける橋架かり
真保喜代子
200711
星合や麟麟は立つたまま眠る
遠藤和彦
遠嶺
200712
封印のやうやく解きし星今宵
環順子
遠嶺
200712
屋根の雪落つるに任す裂織女
石崎浄
風土
200803
星合やグラス縁取る塩の粒
大川ゆかり
炎帝
200804
うつくしきひとのくるぶし星祭
神蔵器
風土
200808
問ひ質すやうに短冊星祭
ことり
六花
200808
筆立に物差しその他星祭
鷹羽狩行
200809
瀬戸内にいくつもの橋星まつり
前川みさ子
200809
東京へ夫が電話す星祭
城孝子
火星
200809
星合ひの蓬莱島で待つ亡夫
品川鈴子
ぐろっけ
200809
窓に寄る夕風夜風星祭
村越化石
200809
竹活けし部屋青々と星祭
田中藤穂
あを
200809
七夕のわが彦星の雲隠れ
駒井のぶ
200810
星屑をキャンドルとして星祭
西垣順子
200810
星まつり携帯電話濡れてゐる
鴨下昭
200810
デーケアの車椅子押す星まつり
中嶋昌子
春燈
200810
縁先へ手酎の移る星まつり
廣畑忠明
火星
200810
墨の香の手習ひ塾も星祭る
乗光雅子
雨月
200810
おめもじは叶はざりけり星祭る
雨村敏子
200811
星祭書けぬ願ひもありにけり
西本輝子
雨月
200811
「安全」が目に付く駅の星祭
川合まさお
ぐろっけ
200811
星合の露しづくする弓の的
山田美恵子
火星
200811
イチローが夢と書く児や星祭
河本利一
200812
桟橋は二本の丸太星祭
飛鳥由紀
200812
笙の音の身をつき抜けり星今宵
松野睦子
遠嶺
200812
四世代揃ふ病室星祭
鈴木照子

200909
子の蒼き恋を讃へて星祭
田中芳夫
200909
梶の葉を水に浄めて星まつり
藤本一城
200909
二歳児の髪柔らかき星まつり
安居正浩
200909
さめざめと濡れて戻りぬ星祭
北川英子
200909
星祭次郎の指の濡れどほし
深澤鱶
火星
200909
星今宵いまも写真は丸顔で
服部早苗
200909
星祭り電話何処からでもとどき
すずき巴里
ろんど
200909
星今宵ワインに泛ぶコルク片
鳥居秀雄
200909
願ひごとみんなひらがな星祭
藤原はる美
200909
かな文字の祈りやさしき星祭り
福永光子
京鹿子
200909
ひとを恋ふ湖畔の宿や星今宵
村上昌子
200910
星合の面影ひとつ身に添へり
安立公彦
春燈
200910
人待ちゐて恋にあらずよ星祭
西川保子
春燈
200910
またひとつ病殖やして星祭
北岸邸子
春燈
200910
星合や東京堂に春燈誌
篠原幸子
春燈
200910
職欲しと短冊にある星祭り
佐方敏明
ぐろっけ
200910
星合ひの川も出水で渡れぬや
佐方敏明
ぐろっけ
200910
幾度も星合の空見上げたり
稲垣眞弓
200910
地にとどく宇宙のたより星祭る
浅井清香
200910
星まつり絵文字ひとつのEメール
常盤優
炎環
200911
幼きは幼きねがひ星祭
栃木志津
末黒野
200911
我は地に残されてゐて星祭る
平居澪子
六花
200911
チェリー酒の泡の音色や星祭
小嶋洋子
泡の音色
200912
星合や記憶は濾過をくりかへし
小嶋洋子
泡の音色
200912
星祭眠りを誘ふ風のなか
安藤久美子
やぶれ傘
200912
朗読は悲恋の民話星今宵
山田和夫
200912
願ひごとむかしは多し星まつり
嶋田一歩
ホトトギス
201001
病癒ゆことだけ願ひ星まつり
嶋田一歩
ホトトギス
201001
「イトカワ」へ三億キロの星合よ
北川英子
201008
二星合ふ層雲峡の露天風呂
穐好樹菟男
馬醉木
201009
弓なりの竹うるはしき星祭
鷹羽狩行
201009
冷泉家の正門開き星まつり
北川英子
201009
星合の歌よみあうてよもすがら
岸本幸
ろんど
201010
子と我の誕生月や星祭る
岡久枝
酸奬
201010
願ふことただひとつなり星迎
平照子
酸奬
201010
手に残るジョーカーひとつ星今宵
泉本浩子
馬醉木
201011
「孫の手」を購め参道星祭
山下青坡
201011
星祭里親待ちの仔猫鳴き
松本文一郎
六花
201011
星合や約あるごとく空仰ぎ
渡部志津子
201012
山国川源流の星合歓万朶 角直指 京鹿子 200611  
短冊に「幸せになる」星祭 山崎里美 201109  
星合の浦風かよふ手機かな 益本三知子 馬醉木 201109  
星合や引き込み線に入る列車 北川英子 201109  
亡き夫に逢ふ心地にて星迎 宮原悦子 雨月 201109  
星今宵叔父は仏の弟子となる 篠田純子 あを 201109  
生まれ来る嬰の名も書きて星まつり 粟倉昌子 201110  
星まつり鍵盤白く拭き上げて 荒井千佐代 201110  
星まつり本家の嫁が来てゐたり 城孝子 火星 201110  
櫓の音のかすかに聞こゆ星祭 黒滝志麻子 末黒野 201112  
星合や先に子のなき糸電話 鷹崎由未子 花野 201112  
生涯のわが彦星の行方かな 松川悠乃 ろんど 201201  
光年の遠距離恋愛星今宵 矢口笑子 春燈 201203  
早蕨や星田妙見織女石 谷村幸子 201205  
星まつり白布かけある紬機 井村和子 風花 201206  
星まつり目だたぬほどに粧へり 丸山佳子 京鹿子 201207  
書き順を子に教はりて星祭 辻直美 201208  
願ひみな素直な子等の星祭 北崎展江 くりから 201209  
母がゐてそのまた母や星祭る 雨村敏子 201210  
願ひごとひとつに決めて星祭る 中島昌子 201210  
ねがひごとばかり多くて星祭 林美智 ぐろっけ 201210  
星祭たれかれの手とふれ合うて 城孝子 火星 201210  
病廊の灯に透く笹や星今宵 小川玉泉 末黒野 201211  
コンソメに金の漣星合ふ夜 井原美鳥 201211  
足萎えの癒ゆるを願ひ星祭る 小川玉泉 末黒野 201211  
横文字の短冊混り星祭 小倉純 末黒野 201211  
星祭る街をそばへの通りけり 山田春生 万象 201211  
多羅葉にしるす想ひや星祭 篠原幸子 春燈 201211  
癒ゆるほか望みなき日日星祭 酒井秀郎 返り花 201211  
つつがなく暮らすと聞くや星祭 島谷征良 風土 201212  
なれそめの洩れ聞えくる星祭 久保田雪枝 雨月 201212  
筆を持つ暮しに遠く星祭る 藤井啓子 ホトトギス 201301  
星今宵老の時間は煙のごと 千田敬 201310  
石畳の西国街道星祭 宮田香 201310  
星今宵チェロとチェリスト凭れ合ひ 林昭太郎 201311  
願ひごと隠れて書く子星祭 小川明美 万象 201311  
駅毎に増ゆる浴衣着星祭り 小倉純 末黒野 201311  
叶ひさうな願ひばかりや星祭 松田明子 201311  
適うならひとつにします星祭 入江節子 ろんど 201311  
十年のひにちぐすりや星祭る 鳥居美智子 ろんど 201311  
紅穀の軒に風あり星今宵 北川孝子 京鹿子 201312  
星今宵奈良井の宿につごもりぬ 吉田光子 ぐろっけ 201402  
星まつり全員AB型の家 辻美奈子 201408  
願ひごと隠れて書く子星祭 小川明美 万象 201408  
星祭る太文字で書く願ひ事 塩千恵子 201409  
星まつり在宅介護に托すこと 渕上千津 201409  
わが余命詩の余命や星まつり 藤原照子 201409  
フルートを吹くロボットや星祭 おーたえつこ 201409  
青竹の盃交す星まつり 林八重子 馬醉木 201410  
星まつり拙き文字の大志かな 松岡和子 201410  
日本にひらかなの美や星祭 大橋敦子 雨月 201410  
惜命と書く短冊や星祭 川村文英 ろんど 201410  
雨降りて逢瀬叶はぬ星今宵 桂敦子 201410  
星合やものの始めのビッグバン 相良牧人 201411  
星合の宵や突如に雨の音 谷村祐治 雨月 201411 星祭 →2

05/08/09 作成   16/08/15 追加