日 盛 1      245句

日盛りに蝶のふれ合ふ音すなり   松瀬青々   松苗

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
日盛りの黒の二点は痴話喧嘩 丸山海道 京鹿子 199808  
日盛や城壁といふ人の業 鹿野佳子 199811  
日盛りの踏切頑として開かず 荻野美佐子 船団 199902  
日盛りの銀座眩しく画廊出て 遠藤和彦 遠嶺 199905  
日盛りや水も煉瓦もで運び 鷹羽狩行 199908 アグラ
日盛りの蛇とかちあひ道の上 岡井省二 199908  
日盛りの水に落ちたるてんと虫 山尾玉藻 火星 199909  
友ありて用あり浮世日盛りに 丸山海道 海道全句集 199910  
日盛の坂を登れば待つ景色 中村恵美 円虹 199911  
日盛りや母の背いつも凛として 中村恵美 円虹 199911  
日盛りや病棟に鳴る販売機 寺坂近子 風土 199911  
日盛に倒れたる木のひびきかな 藤田宏 199911  
日盛りの難波は獣の匂いして 津田このみ 月ひとしずく 199912  
牛眠る鏡の裏の日盛りに 三宅やよい 玩具帳 200004  
日盛の砂嵐また砂嵐 奥田智久 ホトトギス 200007  
日盛りを帰る夫への風呂加減 小島とよ子 新樹光 200007  
日盛りの入口くらき水族館 船越美喜 京鹿子 200008  
日盛りの水面の何もかも映す 秋山百合子 200009  
日盛や旅の誘ひも気がのらず 篠田三七子 いろり 200009  
美し国とは日盛りの山の数 児玉輝代 200010  
日盛の道の全長見えてをる 黒田咲子 200010  
日盛りへ吐き出されたる一人かな 田中麻千子 六花 200010  
日盛を訪ひて閻魔に睨まるる 小野喬樹 馬醉木 200010  
日盛りに三味の聞ゆる京格子 菅野谷孜子 ぐろっけ 200012  
息深く吸ひ日盛を出てゆきし 稲畑汀子 ホトトギス 200107  
日盛を出掛け来し人迎へけり 稲畑汀子 ホトトギス 200107  
日盛りの下駄箱開ける音したり 山尾玉藻 火星 200107  
日盛りや師より覚悟の遺稿集 赤座典子 あを 200107  
飼葉桶日盛の水張りにけり 福地真紀 百鳥 200108  
日盛りに蜻蛉ふれ合ふ音があり 正木光子 いろり 200108  
日盛へ丈放ちたる天守閣 飯塚ゑ子 火星 200109  
日盛を西郷像の影に入る 岡田万壽美 俳句通信 200109  
日盛りを来てしばらくはもの言はず 棚山波朗 春耕 200109  
日ざかりの森の巌のしめりかな 加藤みき 200109  
日盛や稲の葉先は天を突き 南うみを 風土 200110  
日盛りのフランスパンの倒れたる 城孝子 火星 200110  
ねこじやらし揺れて日盛りなりにけり 田中英子 火星 200110  
日盛りの薙草の香や岩ひとつ 池端英子 200110  
へなへなと日盛りプール戻りの子 堀田清江 雨月 200110  
日盛りを出づる覚悟の紅濃くす 下平しづ子 雨月 200111  
日盛を来て下町に解く心 稲畑廣太郎 ホトトギス 200207  
日盛や一直線に会場へ 稲畑廣太郎 ホトトギス 200207  
日盛といふ台北に降り立ちぬ 稲畑廣太郎 ホトトギス 200207  
日盛をいかに集ひて来られしや 稲畑汀子 ホトトギス 200207  
日盛りに隈作りつヽ球を追ふ 赤座典子 あを 200207  
日盛りや会話短く飴造る 竹山みや子 築港 200208  
日盛りの人蔘畑掘られをる 中道錦子 200208  
日盛りの駄菓子屋に買ふ裸飴 高橋作之助 雲の峰 200209  
日盛の汗を忘じてゐたりけり 山路紀子 風土 200210  
日盛りをのつしのつしと砂糖菓子 久保田鼓笛 京鹿子 200210  
日盛や日陰日陰へ庭雀 金山千鳥 酸漿 200210  
日盛りの流れに薬罐浸さるる 長谷川通子 雲の峰 200210  
日盛りにいよいよもえて匂ひ薔薇 三宅句生 馬醉木 200211  
日盛りや針のごとくに魚の影 望月周 百鳥 200211  
日盛りのへくそかづらと金葎 瀬川公馨 200211  
わが旧居見に日盛の路地辿る 小峯雅子 酸漿 200211  
日盛りや三間半の梯子立て 上澤邦彦 対岸 200309  
日盛やコップの中に水平線 松澤秀昭 200310  
日盛りの遊具大きな耳を持つ 岡崎桂子 対岸 200310  
白い船見て日盛を戻りけり 池田冨美 帆船 200310  
日盛りの天の橋立股覗き 水島夜雨 京鹿子 200311  
日盛りの0ゼロ並びゐるベニヤ板 田中英子 火星 200311  
日盛りの千光寺山句碑の列 田中敬 200402  
日盛や氷河崩れる音響く 須賀敏子 あを 200403  
日盛りの音無きわざに針仕事 岡本眸 200407  
日盛やドン・キホーテの痩せ馬に 田中重子 雲の峰 200408  
日盛りを行つたり来たり渡し舟 塩沢とき子 対岸 200408  
日盛や茶箱のふたの斜めなる 近藤公子 200409  
日盛りやアレッチ氷河青白く 菅沢陽子 春燈 200410  
日盛りの食虫植物の口のぞく 井上信子 200410  
鳥紛れ来る日盛の高架駅 伊藤早苗 200410  
日盛りの朽葉の湿り神の庭 加藤みき 200410  
日盛の鉄がぐにやつとなりにけり 岩下芳子 200410  
日盛りを風の溢るる一樹あり 生田作 風土 200410  
日盛や汚れて湖の水位標 高橋あゆみ 200410  
日盛の畑仕事はも修羅場なり 味村志津子 雨月 200410  
日盛の小鳥は影を失へる 鹿野佳子 200410  
牛群れて日盛の黙極めたり 渡邊千枝子 馬醉木 200411  
日盛りや水舐めやまぬ孕み牛 太田文萠 200411  
日盛りやしんとして立つほとけたち 沼田巴字 京鹿子 200411  
日盛りや孔雀の怒り美しき 鷹羽狩行 200509  
日盛りや動くものただ海ばかり 呉屋菜々 万象 200509  
日盛りを来て水槽の泡涼し 安室敏江 百鳥 200509  
日盛りの宝蔵門に一息す 田中よしとも 酸漿 200509  
日盛りの鎖引きゆく迷ひ犬 柳生千枝子 火星 200510  
日盛や疲れ知らずの幼をり 南原正子 酸漿 200510  
日盛りの水平線のさびしかり 河合大拙 百鳥 200510  
日盛を来し托鉢の僧若し 徳田正樹 河鹿 200510  
日盛りやひたすら歩く托鉢僧 九万田一海 河鹿 200510  
日盛りを声張り上げて電工夫 松山正江 河鹿 200510  
日盛りの過ぎるを待ちて客来たる 木原紀幸 河鹿 200510  
日盛や舳先揃へる舟溜り 清水ミツコ 200511  
ひつそりとあり日盛の酒造蔵 石井道則 築港 200511  
日盛りの寺の大屋根息ひそめ 中元英雄 河鹿 200512  
迂闊にも日盛なりし歯科予約 岡谷栄子 200512  
現代のもののあはれは日盛に 瀧青佳 ホトトギス 200601  
日盛りを歩むほかなく歩みけり 太田佳代子 春燈 200604  
富士山麓日盛りの富士変哲なし 瀧春一 瓦礫 200606 山中湖
日盛のエンジン音でありにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 200607  
日盛りや六波羅基点に古都めぐり 松村多美 四葩 200608 洛東
日盛の道を横切る北狐 須賀敏子 あを 200608  
日盛りの匂ひありけり寿命貝 南一雄 200609  
日盛の巌の下の水の音 加藤みき 200609  
日盛の出窓に見えて百合の白 柳生千枝子 火星 200609  
日盛や点をおくとも点とならず 豊田都峰 京鹿子 200609  
日盛りの金貨をすくふ手一枚 片山タケ子 200610  
日盛りの石階に聴くコンサート 鈴木石花 風土 200610  
日盛りの電柱に打つ登り釘 野路斉子 200610  
日盛や水吐く陶の獅子の口 小山梧雨 200703  
日盛りを秋風さそふ黍畑 瀧春一 200706  
日盛や彼方見詰むるスフィンクス 渡辺玄子 酸漿 200707  
日盛りや毛穴開いて髀肉ある 天野きく江 200709  
日盛りや赤山禅院祀り猿 石脇みはる 200710  
日盛りの僧も旅人旭山 竹内悦子 200710  
日盛りや佐渡の黒牛岩となり 若井新一 200711  
日盛や感度の鈍き自動栓 高橋道子 200711  
日盛の沼にうつれる祖母の家 伊勢きみこ 火星 200711  
日盛やロシアの寺院菓子のごと 市ヶ谷洋子 馬醉木 200711  
日盛りの上ル下ルは鉾の町 陽山道子 船団 200801  
日盛りや神鶏のこゑいや高し 谷岡尚美 200808  
日盛りの女吸ひ込む煉瓦館 徳丸峻二 風土 200808  
子雀の尾は日盛の土を擦り 藤田宏 長城 200808  
日盛りに糸をあやつる音すなり 本多俊子 200809  
日盛りの水面浮き出づ河馬の顔 木内徴子 万象 200809  
日盛りのこの世の角を曲りけり 近藤喜子 200810  
日盛りや本場のインドカリー佳し 中嶋昌子 春燈 200810  
日ざかりの蜘蛛の下りきし太子堂 奥田順子 火星 200810  
日盛りへ一歩あと戻りもならず 窪田佳津子 雨月 200810  
日盛りに白き花びらひとつあり 高田令子 200810  
日盛や小さき影を先立てて 大山妙子 酸漿 200811  
大き影落とし日盛り何の鳥 北畠明子 ぐろっけ 200811  
日盛や五本筋塀剥れあり 松井倫子 火星 200811  
日盛や洪水の痕残る塀 石川等 200812  
日盛や市場の路地に荒物屋 石原光徳 酸漿 200812  
目を刺せり日盛りの葉の照り返し 筒井八重子 六花 200812  
日盛や砂の海ゆく駱駝の背 原田達夫 200901  
日盛りやサーフボードを立てて行く 神蔵器 風土 200907  
日盛に集ひし明治ありにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 200908  
日盛を怖れぬ若さ出て行きぬ 稲畑汀子 ホトトギス 200908  
日盛や主の安配聞かれをり 加藤みき 200909  
日盛りの風一陣の宝もの 鈴鹿仁 京鹿子 200909  
日盛りに電動工具うなり音 早崎泰江 あを 200909  
日盛りやホースむくむく動き出す 高倉和子 200909  
日盛の街に出て行く義理もよし 藤原はる美 200909  
日盛りの寺みち迷ふ町家途子 伊東和子 200910  
日盛の棚田に落つる水の音 戸栗末廣 火星 200910  
日盛やテトラポットの白き虚 石井浩美 炎環 200910  
日盛りの石橋に影生まれけり 竹内悦子 200911  
日盛に一歩踏み出す勇気かな 山下美典 ホトトギス 200912  
蛸壺の中に日盛ひそみゐし 後藤比奈夫 ホトトギス 200912  
日盛りの銀糸紡ぎて曼珠沙華 池田光子 200912  
日盛りに町ゆく大き傘赤し 佐野功 遠嶺 200912  
日盛りや鴉の狙ふ猫の餌 矢口笑子 春燈 200912  
日盛りの白きシーツを畳む幸 佐藤弘香 ろんど 201001  
日盛りの校舎潮の香漂へり 青木陽子 酸漿 201003  
日盛りや猫の胎児も喘ぎをり 久保東海司 201008  
日盛りや草鮭を濡らす大師像 高橋泰子 201009  
日盛や杖と歩める友と吾 梅田秀子 酸奬 201009  
日盛りに息潜めゐる家並かな 伊庭玲子 201010  
日盛や塩桶に寄る牧の牛 西川みほ 末黒野 201010  
日盛りや整骨院の電子音 遠山みち子 201010  
日盛の葉蘭の叢をあやしめり 松井倫子 火星 201010  
日盛の壁に仰ぎし津波線 松井倫子 火星 201010  
日盛はまたきはやかや紅蜀葵 阿部ひろし 酸奬 201010  
日盛や庭木の細きニュータウン 藤井圀彦 201011  
日盛りに鯉も大きく口開けて 小澤正信 201011  
日盛の六道の辻混みあへり 奥田順子 火星 201011  
日盛りのテニスコートの球拾ひ 丑久保勲 やぶれ傘 201011  
日盛りのホームで携帯メール打つ 時田義勝 やぶれ傘 201011  
日盛りに松の影濃し船溜 櫻木道代 ぐろっけ 201011  
日盛りの小寺や鳩のグクルクク 有本惠美子 ろんど 201011  
日盛りの原生花園たどりけり 加藤千津 ろんど 201011  
日盛へ踏み出さんと一呼吸 石黒興平 末黒野 201012  
日盛りの主の手の釘を思ふべし 荒井千佐代 201101  
日盛を忘れて車降り立ちぬ 稲畑汀子 ホトトギス 201107  
日盛りの産衣まぶしく退院す 竹内悦子 ちちろ虫 201108  
日盛に睫の落とす影のあり 川崎真樹子 春燈 201109  
日盛の雲立上る速さかな 海村禮子 春燈 201109  
日盛りの道を吐き出す父祖の山 高倉和子 201109  
日盛りのしじま靴音近づきぬ 柳橋繁子 201109  
日盛りにピーポピーポと救急車 山口キミコ 201110  
日盛りの虻の羽音を目で追ひぬ 生田作 風土 201110  
日盛りを来し少年の豆腐買ふ 戸田澄子 末黒野 201110  
日盛りのぺしやんこといふ歩きやう 高橋道子 201110  
日盛や地蔵を洗ふやせ束子 松本俊介 春燈 201110  
日盛りや向う三軒音もなし 久世孝雄 やぶれ傘 201110  
日盛の木陰に風のあるはあり 椋本一子 雨月 201110  
日盛りに回収車追ふアナログ忌 相良牧人 201111  
日盛りのぽつくりさんへ連れもつて 池端英子 ろんど 201111  
日盛りの猫は蘇鉄の下にゐる 有本惠美子 ろんど 201111  
日盛りの岸へ寄りくる貨物船 藤井美晴 やぶれ傘 201112  
日盛や垣の葉並に手を触れて 渡邊孝彦 やぶれ傘 201112  
日盛りの蒟蒻畑見えて眠し 松橋利雄 光陰 201203  
日盛や古都の木陰に人力車 佐藤喜仙 かさね 201209  
日盛を瞬時に閉ざす低き雲 森理和 あを 201209  
日盛や少女第三反抗期 コ田千鶴子 馬醉木 201209  
日盛の真ん中をゆく救急車 鈴鹿仁 京鹿子 201209  
日盛りの膕といふ身の洞 関根瑤華 201210  
日盛や歌劇なき日の楽屋口 松井倫子 火星 201210  
日盛りや道のみ見つめ坂登る 清水量子 201211  
遊園地日盛り気にせず子の歓声 東秋茄子 京鹿子 201211  
日盛りや風鐸の音かすかなる 有賀鈴乃 末黒野 201211  
日盛りや貼り所なき千社札 酒井秀郎 返り花 201211  
日盛りに明治洋風小学校 酒井秀郎 返り花 201211  
日盛や席振り分けの渡し船 大場ひろみ 馬醉木 201211  
日盛は外出控ヘオリンピツク 東秋茄子 京鹿子 201212  
日盛や蛞蝓めける在来線 赤座典子 あを 201308  
日盛や正宗鍛冶の音絶えず 松本三千夫 末黒野 201310  
日盛りの低空飛行からす二羽 三川美代子 201310  
日盛やどこへ行くにも道遠し 佐藤喜仙 かさね 201310  
日盛りの塀を極めし蟻の列 松川悠乃 ろんど 201311  
日盛りの浜辺に雑魚じゃこのすだれ干し 久保東海司 201311  
日盛りに自転車で寝る後の子 向江醇子 ぐろっけ 201311  
日盛の窓を過ぎゆく弓袋 涼野海音 火星 201311  
日盛のはたと止みたる機の音 田中佐知子 風土 201311  
一草庵辞して反転日盛りへ 三橋早苗 ぐろっけ 201311  
日盛りの浜辺に雑魚のすだれ干し 久保東海司 201312  
日盛の東京アスファルト地獄 稲畑廣太郎 ホトトギス 201407  
街騒といふ日盛の狂詩曲 稲畑廣太郎 ホトトギス 201408  
日盛りの禅寺の厠借り申す 伊藤白潮 201408  
日盛りの己の影をたしかめり 大豆生田耕一 ろんど 201409  
日盛を積んで「高級落とし紙」 辻水音 201409  
日盛りを万屋さんに五、六人 辻響子 201409  
日盛や粗き舗装に足捕らる 山本無蓋 201409  
日盛やニコライ堂傍病院へ 山荘慶子 あを 201409  
日盛の小さき寺にツアー客 渡部法子 201409 鈴虫寺
日盛りを案内図辿り来しものを 岸本久栄 雨月 201410  
日盛りの沖行く船に託す夢 山本無蓋 201410  
日盛や億劫さうに雲のゆく 太田慶子 春燈 201410  
日盛のベンチに鎮座大やかん 塙誠一郎 201410  
日盛りや財願ふ人ら龍の寺 布川孝子 京鹿子 201411  
日盛やオブジェの陰の中に鳩 小山陽子 やぶれ傘 201412  
日盛りに虫の音たかし耳の秋 菊谷潔 六花 201412  
日盛りを手のひらに受け祖母だった 中原幸子 船団 201502  
日盛りをまどろむ一角獣と俺 中林明美 船団 201502  
橋の上てふ日盛の風の中 稲畑廣太郎 ホトトギス 201507  
日盛や登坂車線の軽ワゴン 小松誠一 201509  
日盛の電柱一本分の蔭 青谷小枝 やぶれ傘 201509  
日盛りの雀四五羽の水たまり 白石正躬 やぶれ傘 201509  
日盛りの歩み遅れて影をふむ 秋川泉 あを 201509  
日盛りのピカソ展出て目を拭ふ 水井千鶴子 風土 201510  
日盛の道真つ直に真つ白に 湖東紀子 ホトトギス 201512  
日盛を濃き我が影に引かれゆく 今橋眞理子 ホトトギス 201512  
隣までてふ日盛の修羅場かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 201607  
日盛といふ底なしにはまり込む 稲畑廣太郎 ホトトギス 201607 日盛→ 2

 

2020年7月27日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。