春めく 4      50句

春めくを冬田のためにをしむなり    相生垣瓜人

春動く  春兆す  春めく

作品
作者
掲載誌
掲載年月
春めくや頷き歩く二羽の鳩 是松三雄 末黒野 201905
春めくや木々の騒めく湖に 谷貝美世 末黒野 201905
春めくと言へど塒の鳥の声 中村世都 201905
春めくや殻を破れば見える景 岩月優美子 201905
春めくやチョークのメニュー店先に 榊山智恵 末黒野 201906
一日は春めく島の旅となる 稲畑汀子 ホトトギス 202002
水尾といふ春めく白さありにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 202002
春めくと思ひし昨日遠ざけて 稲畑汀子 ホトトギス 202003
一雨の誘ふ春めく心かな 稲畑汀子 ホトトギス 202003
春めくと思へば旅路くつろぎて 稲畑汀子 ホトトギス 202003
植物園春めくものに囲まるる 稲畑汀子 ホトトギス 202003
上京や春めく心携へて 稲畑汀子 ホトトギス 202003
訃報聞く春めく心あともどり 稲畑汀子 ホトトギス 202003
これよりの春めく日々を心して 稲畑汀子 ホトトギス 202003
春めくと思ひし昨日あともどり 稲畑汀子 ホトトギス 202003
春めきていつか健康取り戻す 稲畑汀子 ホトトギス 202003
春めけりあまたの付箋貼る句集 田所節子 202004
何よりも癒えて春めく心かな 稲畑汀子 ホトトギス 202004
春めくやみなやはらかきものの影 中村重幸 202005
春めきて啄む鶏の目に力 平松うさぎ 202005
砂利踏んで音は脳裡を春めかす 高野昌代 202005
春めくや雲ゆつくりと流れをり 山田佳子 202005
春めける庭ひとめぐりふためぐり 安藤久英子 やぶれ傘 202005
手につつむ益子の湯呑春めきぬ 小島良子 202005
釣り糸を切る大鯉や春めいて 尾崎千代一 末黒野 202005
春めくや無沙汰の友を訪ねむか 志方章子 六花 202006
春めくや背を上下する妣の麻姑 滋野暁 末黒野 202006
終業を告げる鐘の音春めいて 浅嶋肇 やぶれ傘 202006
手で計る川の水温春めきて 村田武 やぶれ傘 202006
春めくや幹から枝へ栗鼠の影 濱野新 やぶれ傘 202006
真紅なる花かごに部屋春めきし 山田閏子 ホトトギス 202006
春めくや力士はみ出るカフェの椅子 秋千晴 202007
春めくも心に添はぬことばかり 稲畑汀子 ホトトギス 202103
前向きに見れば見る程春めきぬ 稲畑汀子 ホトトギス 202103
何もかも春めく予定組まれゆく 稲畑汀子 ホトトギス 202103
春めくや背を上下する妣の麻姑 滋野暁 末黒野 202104
春めけばたちまち花粉飛ぶニュース 田中藤穂 あを 202104
壁に映る鉢植えの影春めけり 谷田貝順子 202104
春めくや水音しかと鯉はねて 西岡啓子 春燈 202105
芝を踏む足裏の音や春めきて 岡野里子 末黒野 202105
春めくや水底ゆらす稚魚の群れ 尾崎千代一 末黒野 202105
綿雲のどこか春めく今日の空 湯本正友 やぶれ傘 202105
春めける日差しと子らのスベリ台 稲田延子 やぶれ傘 202105
洗車機の順を待つ列春めけり 柴崎和男 やぶれ傘 202105
公園の光る庭石春めきぬ 高橋均 やぶれ傘 202105
風見鶏ペンキの色の春めきぬ 藤田美耶子 202106
春めくや心の螺子を緩ませて 石橋みどり 202106
余生とて弾むものあり春めく日 秋谷美智子 202107
春めいて森の饒舌木の寡黙 稲畑廣太郎 ホトトギス 202201
気紛れな空は語部春めける 稲畑廣太郎 ホトトギス 202203
春めく →1

 

2022年3月10日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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