萩 8     95句

ふまれてもなをうつくしや萩の花   舟泉   曠野集

  枯萩  山萩

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
しだれ萩しだれてほのと香を放つ 阿部ひろし 酸漿 200510  
萩の雨寺域の池のささ濁り 鈴木栄子 酸漿 200510  
父と兄早く逝きたり萩芒 大塚まや 京鹿子 200510  
宿下駄をつつかけて見る乱れ萩 小笠原扶美女 築港 200510  
萩咲くや屋根に根を張る日焼石 渡邉友七 あを 200510  
波音やすでに弧をなす萩一枝 小野恵美子 馬酔木 200511  
朝夕に五月雨萩の風情見せ 松尾緑富 ホトトギス 200511  
貝塚につづく古墳に萩の風 甲田雅子 200511  
木馬揺れ児が揺れ萩も風に揺れ 能村研三 200511  
飛び石はをみなの歩幅こぼれ萩 高木嘉久 200511  
川音の離れぬ山路萩白き 渡辺玄子 酸漿 200511  
神在す一すぢの道萩の蝶 鈴鹿仁 京鹿子 200511 萩まつり
合言葉甦へるなら萩ん中 鈴鹿仁 京鹿子 200511 萩まつり
新たなる観音像に萩咲ける 大橋晄 雨月 200511  
萩の寺行きつ戻りつしてをりぬ 塩川雄三 築港 200511 東光寺・萩の寺
なんとなく萩のトンネル潜りたり 塩川雄三 築港 200511  
白萩に立つて齢を忘れける 渡辺倫子 築港 200511  
束ねられても紅萩の人に向く 渡辺倫子 築港 200511  
萩の園ベンチで叩く電子辞書 渡辺倫子 築港 200511  
一陣の風に紅萩囁ける 渡辺倫子 築港 200511  
風躱はし躱はし撓やか萩の花 渡辺倫子 築港 200511  
境内は観音の道萩の道 北瀬照代 築港 200511  
坊守の庭を掃く音萩の寺 北瀬照代 築港 200511  
萩乱れ乱れて句碑を隠したる 北瀬照代 築港 200511  
これからよ萩の盛りと母の忌は 冨田正吉 200511  
四季咲きの萩も九月は殊の外 大嶽志萌 200511  
辛党の夫にも供へ萩の餅 森山のりこ あを 200511  
企業名消ゆる別荘萩盛り 杉本重雄 200512  
隣席の萩好きの人萩談義 高橋善子 四葩 200512  
円空の歩みし古道萩の花 本田義成 四葩 200512  
奔放にゆれて乱れず萩の花 渡部志津子 200512  
輪蔵に触れて白萩こぼしけり 神山志堂 春燈 200512  
小流れに筏を組みしこぼれ萩 渡邊泰子 春燈 200512  
遥かより風来て遊ぶ萩芒 村越化石 200512  
萩ゆるる風韻一枝ごとたがへ 清水公治 200512  
括られて雨に混じりて萩の花 吉武美子 200512  
今日よりは坂東めぐり萩の花 松下八重美 200512  
塩舐めて水の甘さよ萩の花 天野きく江 200512  
道標のそがひに雨の白き萩 成田美代 200512  
名刹を訪ふ日となりし萩の雨 青木陽子 酸漿 200512  
万葉に親しむことも萩のころ 室伏みどり 雨月 200512  
みほとけに萩にひと日を預けけり 安部和子 雨月 200512  
校倉の裾を払へる萩の風 松たかし 火星 200512  
扁平の仏足石や萩の花 前田忍 火星 200512  
里深き観音紅萩ほどの朱唇 豊田都峰 京鹿子 200512  
染井に漱ぎてよりの萩の風 豊田都峰 京鹿子 200512  
こぼれ萩別れてよりの情深し 舩越美喜 京鹿子 200512  
萩に風章鬼年譜の話など 岩木茂 風土 200512  
宮城野萩汐入川に水漬き咲く 古川昭子 栴檀 200512  
白萩や子規の病間の薄暗き 足立のり子 栴檀 200512  
萩の花括られ自由縛されて 塩川雄三 築港 200512  
白萩の風に零るる芭蕉句碑 高木昌子 築港 200512  
括らるる萩山門の右左 上野恵津子 築港 200512  
身疲れの二十日ばかりのこぼれ萩 藤井昌治 200512  
萩咲きぬ刻の流れのこまやかに 上林孝子 200512  
このさきのさまざまなこと萩咲けり 長崎桂子 あを 200512  
萩の雨三の郭に騎馬の音 内藤紀子 遠嶺 200601  
奥の間に赤子泣きをり萩の家 米須あや子 遠嶺 200601  
刀疵のこる古城や萩の花 鈴木清子 遠嶺 200601  
墓碑銘の見ゆるまで萩括りけり 岩淵彰 遠嶺 200601  
風去りし後の晩鐘萩の白 古川洋三 遠嶺 200601  
きりもなく話がはづむ萩あかり 秋野充恵 四葩 200601  
萩の雨女ばかりの宴かな 金丸まさ子 四葩 200601  
米蔵のどつしりとあり萩の花 飯高あい 対岸 200601  
声無くせし男の会釈萩の風 大城戸みさ子 火星 200601  
萩ゆれて己が影を振りはらひ 高橋将夫 200601  
萩咲くや島に大雨注意報 竹内悦子 200601  
人去りて日向残れる萩の花 後藤秋邑 百鳥 200601  
遅咲きの萩に目をやる有楽苑 梅村五月 栴檀 200601  
白萩の風に吊せる地獄絵図 鈴木和香 栴檀 200601  
野分あと萩の重心変りけり 細川洋子 200601  
いちはやく風倒の萩起しけり 植村よし子 雨月 200601  
萩叢の揺るるは風の臥所なる 田所洋子 雨月 200601  
目礼に仏籬行き交ふ萩の秋 足立典子 雨月 200601  
萩咲いて寺苑は風の絶ゆるなし 足立典子 雨月 200601  
萩しだる菩提寺に在す観世音 稲次登美子 雨月 200601  
白萩の一つ紅引く能舞台 大坪景章 万象 200601  
一山の萩に埋もるる札所寺 三澤いつ子 万象 200601  
萩の花四方に垂れ仏道 兼子栄子 酸漿 200601  
こぼれ萩かたよせて雨流れけり 西口万佐子 200601  
参道の爪先あがり萩の門 山下美絵子 遠嶺 200602  
萩風の触れて高野の道祖神 秋田直己 ぐろっけ 200602  
お茶漬やひとりを樂しむ萩の風 高木智 京鹿子 200602  
白萩や寡黙な人の坐る場所 高木智 京鹿子 200602  
萩の花佐用姫岩に潮満ちて 苑実耶 200602  
この辺り萩の舎跡や一葉忌 花田百合子 200603  
悌はこの白萩の下でこそ 稲畑廣太郎 ホトトギス 200604  
荷駄鞍の赤きも干され萩紫苑 瀧春一 常念 200606 旅吟
花筒の萩挿しかへて居待月 瀧春一 常念 200606  
月まつる堤のすすき庭の萩 瀧春一 常念 200606 櫻里山房
萩の戸を開けギヤマンの輝きに 稲畑廣太郎 ホトトギス 200608  
蜘蛛の囲を払ひて垂れし萩の枝 佐々木しづ子 酸漿 200608  
その中に羽音鎮めて萩の館 稲畑廣太郎 ホトトギス 200609  
萩叢に触れてゆく風ふゝむ風 稲畑汀子 ホトトギス 200609 萩 9→

 

2014年9月23日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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