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萩 7     105句
作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
沖蒼しますほの小貝萩の塵 三嶋隆英 馬醉木 200412  
萩吹くや路地三尺の風の道 増田松枝 馬醉木 200412  
枯萩を刈りて焚く日は又のこと 稲畑汀子 ホトトギス 200412  
枯萩を刈りて命を地に鎮め 稲畑汀子 ホトトギス 200412  
萩枯れて庭の一劃失へり 稲畑汀子 ホトトギス 200412  
こぼれ萩昨日に終へし七七忌 太田佳代子 春燈 200412  
蝋燭の灯を継ぎて萩括りけり 田村園子 200412  
調律の一音とんで走り萩 長谷川春 200412  
ひそやかに生き奔放に萩咲かす 小澤克己 遠嶺 200412  
萩活けて町流し待つ小家かな 小山徳夫 遠嶺 200412  
萩咲いてこころ潤すほどの雨 亀ヶ谷照子 遠嶺 200412  
石垣のぬくもり仄かこぼれ萩 浜田はるみ 遠嶺 200412  
哀愁の漂ふ僧や萩の花 村林久子 遠嶺 200412  
このごろは二人係りに萩括り 柏村与一 草の花 200412  
神ながらのひとすぢ萩明りして 豊田都峰 京鹿子 200412  
留学の子へ押花の萩送る 大塚まや 京鹿子 200412  
裾に萩そよぎて母は上機嫌 大塚まや 京鹿子 200412  
共に来し誰彼遠し萩揺れて 大塚まや 京鹿子 200412  
紅白と言ふも淡あは萩散りぬ 大塚まや 京鹿子 200412  
山門の巾に風くる萩の花 佐藤よしい 風土 200412  
子規庵に「江戸しぼり」てふ萩咲けり 中村洋子 風土 200412  
子規堂に乾く硯や萩の風 菅原末野 風土 200412  
萩散るや檜皮湿りの能舞台 南奉栄蓮 風土 200412  
禰宜ひとり消ゆるばかりに萩の径 南奉栄蓮 風土 200412  
廬山寺へ抜けみちのあり萩の露 橋添やよひ 風土 200412  
萩をはり日陰さびしくなりにけり 平田安生 風土 200412  
山里の牧廃るまま萩こぼれ 西村しげ子 雨月 200412  
萩咲くと招きくれしを忘れ得ず 青垣和子 雨月 200412  
観音へ無沙汰の詫びも萩の頃 坂上多恵子 雨月 200412  
咲き満つといふは乱れて萩の花 坂上多恵子 雨月 200412  
寸分の茎も残さず萩を刈る 久保田雪枝 雨月 200412  
閑けさや農ひと筋の萩の家 増田祐三 帆船 200412  
萩薄葛古池や古池や 今瀬剛一 対岸 200412  
咲き切つてしまはぬ萩のこぼれやう 加藤君子 火星 200412  
をさな児を追ひかけてゐる萩の道 岩永恵子 百鳥 200412  
階段を覆へる萩のトンネルめく 菊池ゆう子 200412  
ふれあうてこぼるる萩の月夜かな 高松良子 200412  
嵐めくひと日や萩の走り咲き 岡本眸 200412  
孫の婚風を待ちゐる萩さかり 大川冨美子 ぐろっけ 200412  
奈良坂は枝垂れし萩と破れ築地 平川倫子 ぐろっけ 200412  
十二神将白萩の招く寺 平川倫子 ぐろっけ 200412  
潦萩の雫に日が射し来 平川倫子 ぐろっけ 200412  
ミルク飲む牛舎の匂ふ萩の中 長瀬節子 ぐろっけ 200412  
萩の庭書院造りを屯所とし 大西和子 ぐろっけ 200412  
白毫寺の萩刈る頃と思ふのみ 神蔵器 風土 200501  
胸裏にも風吹きそめりこぼれ萩 佐藤よしい 風土 200501  
ひと足ごとに萩のこぼるる白毫寺 陣野今日子 風土 200501  
主のごとく萩括られて善丁谷 荒井千佐代 200501  
葛飾の萩しなだるる重さかな 大坪景章 万象 200501  
萩叢に身を入れ弥勒菩薩かな 橋本良子 遠嶺 200501  
身を浄め浄めて生くる露の萩 宮澤さくら 遠嶺 200501  
白萩のこぼるる丘の風の道 寺内佶 遠嶺 200501  
こぼれ萩江戸の旅籠の箱枕 与川やよい 遠嶺 200501  
紅白のこぼるる萩や貴賓館 村瀬八千代 遠嶺 200501  
何もかも忘れて白き萩の中 森佳子 遠嶺 200501  
萩咲くや形見となりし手のぬくみ 前迫寛子 河鹿 200501  
萩咲いて古き造りの蕎麦処 原田竜子 河鹿 200501  
萩叢を抜け来し声と逢ひにけり 上薗シヅ子 河鹿 200501  
四、五人の氏無き義士や萩の花 九万田一海 河鹿 200501  
白萩や簓で洗ふ足袋のうら 竹内悦子 200501  
日照雨あり色重ねつつこぼれ萩 近藤きくえ 200501  
萩の揺れほど饒舌になれぬなり 松浦光子 200501  
萩刈りて道行く人の声透る 影島智子 200501  
乱れ萩おなか出してる猫親子 早川尚子 帆船 200501  
夕萩の風呼びてより括らるる 吉澤恵美子 春燈 200501  
こぼれ萩狂言塚の上にかな 向井芳子 春燈 200501  
木洩れ日の門を入りたり萩桔梗 大久保廣子 火星 200501  
再会や如庵の萩の咲き初めに 藤田佑美子 栴檀 200501  
勿体なや萩茶接待本堂に 鵜飼紫生 雨月 200501  
掘割に萩のしだるる川下り 竹内喜代子 雨月 200501  
萩活けし壺も売物骨董屋 吉田眞弓 雨月 200501  
揺れ易き我の心や萩芒 池田倶子 雨月 200501  
萩くぐる水のあとさき母がゆれ 柴田朱美 京鹿子 200501  
萩枯れて水面に及ぶ風の息 岡本眸 200501  
結界の辺り枯萩刈り残す 辻井桂子 雲の峰 200502  
また雨の降りはじめたり萩黄葉 岡崎桂子 対岸 200502  
萩を刈るこれほどまでもと思ひつつ 船越美喜 京鹿子 200502  
言葉ふりしぼるごと揺れ萩枯るる 藤井智恵子 百鳥 200502  
墨を磨る夜更や萩のゆるる音 梶浦玲良子 六花 200502  
朝の萩こぼさぬやうに手折りけり 早矢仕元次 栴檀 200502  
萩月夜この道行かば浄土かも 荒川清司 遠嶺 200502  
こぼれ萩門の扉の軋む音 愛甲厚子 200502  
先達の鋸入れて萩刈らる 岸本久栄 雨月 200503  
枯萩の夢のつづきや吾山句碑 石塚ゆみ子 遠嶺 200503  
通りゃんせ今は枯れ色萩の道 遠塚青嵐 200503  
石鼎庵うらの紅萩しだれたる 山口耕堂 万象 200504  
枯萩の剪られてバスは遅れがち 福山至遊 200505  
青萩や聞き捨てならぬ本音あり 鈴鹿仁 京鹿子 200507  
こぼれ萩マイナスイオンありますか 大高芭瑠子 炎夏 200507  
萩青し越後へ帰る人と居る 浜口高子 火星 200508  
初茸を小萩にさして提げきたる 滝沢伊代次 万象 200509  
はしり咲くさみだれ萩や開山忌 小池槙女 火星 200509  
宮の園のさみだれ萩を先づは愛で 近藤豊子 雨月 200509  
一老の両手に余る萩くくる 伊藤白潮 200510  
小狐の何にむせけむ小萩はら 与謝蕪村 ぐろっけ 200510  
一つ家に遊女も寝たり萩と月 松尾芭蕉 ぐろっけ 200510  
黄昏や萩に鼬の高台寺 与謝蕪村 ぐろっけ 200510  
杖によりて立ち上りけり萩の花 正岡子規 ぐろっけ 200510  
萩の露こぼさじと折るをんなかな 幸田露伴 ぐろっけ 200510  
萩の風ほつほつと花咲きそめし 高浜虚子 ぐろっけ 200510  
庭下駄の重きあゆみや露の萩 永井荷風 ぐろっけ 200510  
萩の風何か急かるゝ何ならむ 水原秋櫻子 ぐろっけ 200510  
あらあらと帚のあとや萩の門 阿部みどり女 ぐろっけ 200510  
萩十日萩大名と謂ひつべし 阿波野青畝 ぐろっけ 200510  
萩の風山より地蔵への供華か 池田久恵 ぐろっけ 200510

2008年9月24日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

掲載年月順です。

ご希望の季語又は語彙がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。