葉鶏頭 2   39句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
葉鶏頭や画板に絵の具流しける 今井充子 201411
いろどりの園の見どころ葉鶏頭 高谷栄一 201412
町内の猫派犬派や葉鶏頭 山内碧 201501
靴さげて泣いてくる子や葉鶏頭 柴田志津子 201502
手にふれてこころにふれて葉鶏頭 吉田順子 201511
フラメンコ踊ってをるか葉鶏頭 森理和 あを 201511
この風を覺えてをりし葉鷄頭 佐藤喜孝 あを 201512
土砂降りの雨に揺れゐる葉鶏頭 田中臥石 末黒野 201601
伸びをして出て行く猫や葉鶏頭 苑実耶 201602
燃え染めし心の中に葉鶏頭 佐藤恭子 あを 201603
捨てられし墓の炎えたつ葉鶏頭 山本喜朗 雨月 201611
葉鶏頭晩年ほのと燃したく 本多俊子 201611
反り橋を渡るべからず葉鶏頭 鎌田光恵 201611
雨脚の遠のき確と葉鶏頭 赤羽陽子 春燈 201611
雨つづく沈思のさまに葉鶏頭 松井志津子 201612
天上の永久の火盗み葉鶏頭 久保夢女 201612
泣ざやまぬ赤子が熱し葉鶏頭 柴田佐知子 201701
葉鶏頭犬に鎖の重すぎる 田岡千章 201701
東京五輪まで妻生きよ葉鶏頭 田中臥石 末黒野 201712
葉鶏頭垣根を越えて根付きたる 黒澤佳子 あを 201712
伸びをして外に行く猫葉鶏頭 苑実耶 201801
くれなゐは太き茎まで葉鶏頭 河原敬子 201804
髪薄くなりしは禁句葉鶏頭 谷口一献 六花 201812
葉鶏頭夕日捉へて阿修羅めき 斉藤マキ子 末黒野 201812
泣き通す子供の力葉鶏頭 柴田佐知子 201912
一度通つてみたきこの路地葉鶏頭 松井志津子 201912
地図にない家に七年葉鶏頭 たかはしすなお 202001
駅頭の花壇くれなゐ葉鶏頭 山下健治 春燈 202001
見栄つぱりかも意地つぱりかも葉鶏頭 小田里己 202011
一度通つてみたきこの路地葉鶏頭 松井志津子 201911
山の端の夕日こぼれて葉鶏頭 小坂尚子 202012
谷間の日暮の雲や葉鶏頭 岡野里子 末黒野 202012
パワハラの言葉に咲いた葉鶏頭 篠田大佳 あを 202012
火を熾す起源思はせ葉鶏頭 伊藤照枝 202112
葉鶏頭別れしときの顔の儘 河寄祐二 202112
葉鶏頭山の畑に遇ふ古老 須加葉子 末黒野 202201
葉鶏頭ときに少女はそら泣きす 菅原健一 202211
葉鶏頭群れ赤備へ黄の備へ 升田ヤス子 六花 202212
歳月の襲にも似て葉鶏頭 平松うさぎ 202301
葉鶏頭 →1

 

2023年9月19日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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