暮 秋    32句

髭風ヲ吹いて暮秋嘆ズルハ誰ガ子ゾ   芭蕉

秋暮る  暮の秋  暮秋

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
長沼ちゑ愛用の琴置く暮秋 伊藤白潮 199612  
雨を来て心に松を置く暮秋 小澤克己 遠嶺 199901  
ぼへみあぼへみあと印字せり暮秋 田中亜美 海程 199902  
穿孔に始む暮秋の船づくり 丸山海道 丸山海道全句集 199910  
ピアノ弾く子に亡き甥を見て暮秋 久保晴子 雨月 200102  
年尾桜坡子霞村と暮秋の忌の続く 二村蘭秋 雨月 200201  
翁生家の暮秋や吾に生家なし 大橋敦子 雨月 200212

敦賀空襲

にて全焼

雨の句碑また雨の塚伊賀暮秋 岡淑子 雨月 200302  
暮秋の淡海の入日見てゐたり 山田天 雨月 200312  
偲ばむと暮秋の灯暗くしぬ 大橋敦子 雨月 200401  
杵音が人を集めて奈良暮秋 内山芳子 雨月 200401  
杉の秀に口あけてゐる暮秋かな 奥田節子 火星 200401  
暮秋のパンやさしくて柔らかき 山口幸子 草の花 200401  
初版本探し歩きぬ街暮秋 宮澤さくら 遠嶺 200402  
箸袋きれいに溜めて暮秋の灯 北川孝子 京鹿子 200503  
鳥翔てば暮秋の翳を引いてをり 鈴鹿仁 京鹿子 200512  
山越ゆる雲のしりへにある暮秋 豊田都峰 京鹿子 200601  
後悔を引きずつて生く暮秋の雨 角直指 京鹿子 200602  
くに訛暮秋の山を越えてより 宇都宮滴水 京鹿子 200612  
訪ね来し水の都の暮秋かな 窪田米子 遠嶺 200701  
溺れゐるごとく暮秋の国後島 小野寺節子 風土 200705  
空港や別れのことばなき暮秋 舟橋千枝子 八千草 200705  
電線にぶら下がつてゐる暮秋 佐藤喜孝 あを 201001  
しんどいと源太が口にせり暮秋 藤原たかを 馬醉木 201101  
かばかりの魚干し村の暮秋かな 横田初美 春燈 201201  
ただ一度語りし暮秋源義忌 相沢有理子 風土 201202  
暮秋かな水も大気も透きとほる 佐藤博重 春燈 201202  
谷戸ごとに吹く風違ふ暮秋かな 正谷民夫 末黒野 201602  
過去帳に繹尼瑞恵と記す暮秋 落合由季女 雨月 201709  
藤村の川も古城も暮秋かな 今村千年 末黒野 201802  
魞失せて暮秋の湖景さむざむと 南光耀峰 馬醉木 201902  
藤村の川も古城も暮秋かな 今村千年 末黒野 201902  

2019年10月26日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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