作品 |
作者 |
掲載誌 |
掲載年月 |
原子炉と同じ雨浴び暑き日も | 佐藤恭子 | あを | 201311 |
盆のもの炊ぎて暑き手を洗ふ | 杉浦典子 | 火星 | 201311 |
別校区へ役所の移転暑き道 | 村田とくみ | ぐろっけ | 201311 |
手短に暑き挨拶かはしけり | 赤川誓城 | ホトトギス | 201401 |
富士俯瞰暑き都心へ着陸す | 稲畑汀子 | ホトトギス | 201407 |
西瓜食ふ暑き静かな昼下がり | 四條進 | 峰 | 201409 |
母抜けしこの世は暑きばかりなり | 高倉和子 | 空 | 201409 |
母抜吋しこの世は暑きばかりなり | 高倉和子 | 空 | 201410 |
ただ暑きばかりに過ぎて晩夏かな | 内海良太 | 万象 | 201411 |
再発告ぐ主治医の眼暑き日よ | 斉藤裕子 | あを | 201506 |
蒸し暑き夜を新宿のハイボール | 青谷小枝 | やぶれ傘 | 201609 |
こゑを出すことさへ暑き日なりけり | 岸洋子 | 空 | 201610 |
沼辺まで萱草暑き色なせり | 片桐帆一 | 万象 | 201611 |
怒りありてゆく投票の暑き道 | 田中藤穂 | あを | 201709 |
暑き日の空ひとり占めシーツ干す | 小田嶋野笛 | 末黒野 | 201711 |
蒸し暑き部屋に転がる爺の髭 | 伊藤希眸 | 京鹿子 | 201809 |
どの幹も黒くて暑き日のつづく | 大畑善昭 | 沖 | 201810 |
暑きこと言はぬと決めて尚暑し | 外山節子 | 末黒野 | 201810 |
蒸暑き夜に輝く大火星 | 藤波松山 | 京鹿子 | 201811 |
暑き熱き都這ひゆく荒川線 | 千田百里 | 沖 | 201910 |
暑き日に熱く語りて虚子のこと | 木村享史 | ホトトギス | 202002 |
暑き日に肘を灼かれて川下り | 山田六甲 | 六花 | 202010 |
暑き夜のニュースコロナは数増ゆる | 田中藤穂 | あを | 202010 |
暑き日の入りて閑けき山の寺 | 延川笙子 | 六花 | 202011 |
蒸暑き畳山川登美子邸 | 山田六甲 | 六花 | 202108 |
暑き夜やホール染めたるドラムソロ | 三浦信行 | 鴻 | 202208 |
ぐいぐいとただ歩きたる暑き夜 | 秋川泉 | あを | 202209 |
暑き日や水の言葉を並べたて | 大山みさ子 | 末黒野 | 202210 |
暑き →1 |
2023年8月20日 作成
「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。
「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。
注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。
ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。