朝 顔 5  100句

朝顔や百たび訪はば母死なむ   永田耕衣   驢鳴集

朝顔  あさがほ

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
鏡文字朝顔市の神田つ子 中島陽華 200710  
夕顔の鉢も並べて朝顔市 駒形祐右子 万象 200710  
朝顔市いなせ女のをとこ声 駒形祐右子 万象 200710  
外人が囃す朝顔市の辻 大木茂 万象 200710  
朝顔市呪文小声に切火打つ 大木茂 万象 200710  
朝顔市団十郎の五本立 大木茂 万象 200710  
質屋出て朝顔市にまぎれたる 榎本文代 万象 200710  
買ひ足せり朝顔よりも濃きインク 伊藤白潮 200710  
朝顔市土に還るといふ鉢で 内山花葉 200710  
杜甫よりも李白朝顔咲きにけり 神蔵器 風土 200710  
みづうみの漁港朝顔咲きはじむ 杉浦典子 火星 200710  
朝顔鉢並べ旅籠も奥近江 廣畑忠明 火星 200710  
朝顔の双葉出そろふ飛騨格子 蘭定かず子 火星 200710  
朝顔の花びら指にからみけり KOKIA 六花 200710  
朝顔の一輪咲きて庭清し 小野木雁 酸漿 200710  
朝顔の本葉出揃ふ迄の日々 仙石君子 雨月 200710  
海の色して朝顔の花開く 川崎良平 雨月 200710  
朝顔のいのちの永さ水を遣る 堀内一郎 あを 200710  
土に近く朝顔大輪嚥脂色 上原重一 200711  
朝顔や返書たまつてゆくばかり 片山タケ子 200711  
くれなゐの朝顔ばかり蟹満寺 丸山照子 火星 200711  
朝顔の蔓の伸び過ぎ寄る辺なし 改正節夫 ぐろっけ 200711  
丈低き朝顔蒼き光ゲ放つ 竹中一花 200711  
朝顔の気っぷ江戸前はや凋み 窪田佳津子 雨月 200711  
園児の数ほどの朝顔咲きそろひ 稲次登美子 雨月 200711  
朝顔の紺に寝覚めの身を正す 三輪温子 雨月 200711  
朝顔を咲かせ余生を楽しめる 上原恒子 雨月 200711  
朝顔の紺ばかりなる京格子 村上絢子 馬醉木 200711  
朝顔の萎める数の勝りけり 笹村政子 六花 200711  
捨てられし鉢に朝顔ひそと咲く 舛田初惠 酸漿 200711  
朝顔や宮澤賢治産湯の井 小田切明義 春燈 200712  
おおまかでよし朝顔の受粉 荒井和昭 200712  
ぱつと目の合ふ朝顔を買ひにけり 安田三千代 遠嶺 200712  
朝顔の垣を彩る藍の色 内田和子 酸漿 200712  
朝顔の蔓空中にからみ合ふ 並木重助 酸漿 200712  
朝顔の青の映えつつ夜明けたり 田宮勝代 酸漿 200712  
朝顔の実や下総の武家屋敷 丸山勝利 遠嶺 200801  
よく咲くもバイオ朝顔実を持たず 松崎鉄之介 200801  
朝顔や今も大事に子の日記 高倉恵美子 200801  
破れつつ終の朝顔溝を這ふ 大坪景章 万象 200801  
朝顔の紺すこやかに赤児泣く 磯田せい子 ぐろっけ 200801  
朝顔や生きて聞く訃のあと幾つ 池田澄子 200801  
朝顔の藍より今日の動きだす 奥田紀子 200801  
朝顔の終の紺いろ町に雨 真保喜代子 200801  
朝顔の終の一花を押し花に 邑橋淑子 遠嶺 200802  
嘘言へぬ寂しさのあり朝顔蒔く 新関一杜 京鹿子 200804  
朝顔の蔓の行方にある自由 稲畑汀子 ホトトギス 200808  
まつさらな刻朝顔の種を蒔く 神蔵器 風土 200808  
朝顔のつるの先なる生簀箱 城孝子 飛火野 200808  
朝顔といへば千代女と波郷の句 鷹羽狩行 200809  
かくも細き翳を持ちしか白朝顔 林翔 200809  
朝顔の双葉に名札保育園 古林田鶴子 ぐろっけ 200809  
朝顔の明日咲く蕾揃ひをり 阿部文子 酸漿 200809  
朝顔の一輪まじり大野原 山荘慶子 あを 200809  
朝顔を褒める隣家のをんな声 大島みよし 200810  
朝顔のフエンスに絡むアートかな 和田郁子 200810  
朝顔の種採られじとからみあふ 鷹羽狩行 200810  
いや果ての朝顔や紺したたらせ 林翔 200810  
前略十年朝顔いまも嵯峨流に 丸山佳子 京鹿子 200810  
朝顔や藍の鼻緒の下駄を出す 河村泰子 ぐろっけ 200810  
朝顔の花をかぞえる子の日課 藤本つた恵 ぐろっけ 200810  
大輪の朝顔伏せし朝の雨 阿部文子 酸漿 200810  
毎日咲く朝顔市の団十郎 松崎鉄之介 200810  
病み易くなりて朝顔市遠し 藤井昌治 200810  
十日ほど書いて朝顔日記かな 青山丈 200810  
朝顔に明日咲く蕾ありにけり 廣瀬雅男 やぶれ傘 200810  
朝顔の苗夕風の吹くままに 佐藤静子 やぶれ傘 200810  
茘枝糸瓜朝顔胡瓜窓に八重 東亜未 あを 200810  
朝顔の一輪溝口健二の碑 笹田浩朗 200811  
草むらに残る朝顔紅強め 岡野ひろ子 200811  
ふるさとの夜明けの主役垣朝顔 鴨下昭 200811  
この辺り朝顔咲かす家なくて 小城綾子 200811  
朝顔や水遣るだけの淡き仲 辻佳子 馬醉木 200811  
朝顔を一本添はせ糸問屋 岡田由季 炎環 200811  
紺色の雨朝顔の移ろひぬ 三橋泥太 遠嶺 200811  
花侘し古代朝顔てふが咲く 鈴木幾子 酸漿 200811  
朝顔の咲き続きつつ彼岸過ぐ 阿部文子 酸漿 200811  
地下鉄の車内に続く朝顔市 片野光子 ぐろっけ 200811  
江戸朝顔小ぶりや粋といはれゐて 折橋綾子 200811  
名水の町の朝顔勢ひ有り 佐藤山人 200811  
水遣りの先づは朝顔団十郎 斉藤小夜 風土 200811  
朝顔へ夫を乗せたる車椅子 山田暢子 風土 200811  
妻病んで朝顔市にひとりゐる 大坪景章 万象 200811  
朝顔の明日咲く色のつぼみかな 成瀬真紀子 万象 200811  
今朝も又朝顔咲いてをりゐたる 松下幸恵 六花 200811  
朝顔の苗に支柱の大胆な 安藤久美子 やぶれ傘 200811  
朝顔や熟睡の眼の紺ふかく 池元道雄 馬醉木 200812  
朝顔の円周が風呼んでゐる 湯川雅 ホトトギス 200812  
朝顔の紺風を呼びひとを呼ぶ 石田きよし 200812  
朝顔や普通といふを好む母 石田きよし 200812  
朝顔や枯いろの種立てながら 大坪景章 万象 200812  
朝顔の溌刺と来る手摺かな 齊藤實 200812  
朝顔の思ひ出したるやうに咲き 外川玲子 風土 200812  
朝顔や白一輪が紺の中 菊地惠子 酸漿 200812  
朝顔の雨粒芯にまろび落つ 永田勇 六花 200812  
朝顔の赤青並び咲きにけり 永田勇 六花 200812  
大粒の雨に朝顔叩かるる 藤原春子 六花 200812  
教材としての朝顔咲かせけり 藤原春子 六花 200812  
朝顔の藍ひと色の飛騨格子 穂苅照子 万象 200901  
みづいろの朝顔にひびく機械音 瀧春一 深林 200901 朝顔→ 6

 

2014年8月25日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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