あさがほ  39句

あさがほにすこし垣ゆふ浮世哉   成美

朝顔  あさがほ

作品
作者
掲載誌
掲載年月
あさがほの咲いてゐるやも月の山 竹山悦子 199810
あさがほや奈落のふちのやはらかく 正木ゆう子 船団 199903
あさがほに足長蜂の泳ぎつく 山田六甲 六花 199909
あさがほの鉢を雀の覗きけり 中川二毫子 遠嶺 200012
あさがほの蔓のつかまるもののなき 中川二毫子 遠嶺 200012
はればれとあさがほといふ朝の顔 阿部ひろし 酸漿 200109
夕刊の香にあさがほの種を乗せ 山田美恵子 火星 200302
あさがほや机と硯角そろへ 櫨木優子 200310
あさがほにはたゆふがほにおめでたう 西野文代 円虹 200310
あさがほの大輪父の忌日なり 高野日佐子 200310
あさがほに神殿の開かれてあり 森賀まり 百鳥 200311
あさがほに永き日数や秋の果 金子つとむ 雲の峰 200401
あさがほや旅立つ朝の鍵の束 寺内信 遠嶺 200412
あさがほの咲き残りゐし海雲桶 深澤鱶 火星 200512
いただきし千代女あさがほいま双葉 東亜未 あを 200607
手術日のあさがほひとつ咲いてをり 竹下昌子 200610
猪口ほどに垣のあさがほ咲き終へし 竹内弘子 あを 200702
あさがほの終の花なり雨重く 八木下巌 200702
あさがほの供へてありぬ初盆会 水谷ひさ江 六花 200709
あさがほの襞ゆるやかに萎れけり ことり 六花 200809
あさがほの歳月すこし巻き戻す 辻美奈子 200810
あさがほのてつぺん宇宙膨張論 常盤優 炎環 200811
あさがほの蔓の奔放巻き戻す 伊藤早苗 200811
あさがほや一番列車の過ぎ行けり 河村多惠子 200911
あさがほや空の真中に父の笑み 松本きみ枝 遠嶺 200912
あさがほと向きあひ一日始りぬ 中村紘 ぐろっけ 200912
あさがほの赤の一群扉へ誘ふ 和田郁子 201110
あさがほのけふの出来栄え数へけり 安藤久美子 やぶれ傘 201112
あさがほの肌みるみる宇宙塵 瀬川公馨 201312
あさがほに吹き刺りたる妻楊枝 山田六甲 六花 201409
あさがほの繁り尽して開きけり 栗原京子 201410
あさがほや全部肯定したくなる 大川ゆかり 201411
あさがほのうつかりしたか夕方まで 吉弘恭子 あを 201412
あさがほや深き海ともみ空とも 有松洋子 201511
あさがほに梱包されてゐる空き家 栗原京子 201602
かの媼あさがほ棚のうらに病む 南うみを 風土 201610
あさがほの軽さに老人青くゐる 鳥羽夕摩 京鹿子 201710
春郎忌のあさがほ紫紺きはむなり 益本三知子 馬醉木 201711
あさがほを破りしほどの雨上がる 住田千代子 六花 201712
あさがほの小さくなりしかな女の忌 石橋邦子 春燈 201912

 

2021年8月26日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。