朝 顔 4  100句

朝顔の紺のかなたの月日かな    石田波郷    風切

朝顔  あさがほ

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
朝顔や海峡の潮さかんなり 平山勝子 河鹿 200501  
朝顔の種採りはじめ採り尽す 片山由美子 200501  
朝顔の種の十粒と籠りをり 杉浦典子 火星 200501  
朝顔の小さし軍手を干す垣根 堀志皋 火星 200501  
飛ぶやうに売るる朝顔団十郎 落合絹代 雨月 200501  
揉まれゆく朝顔市のたかぶりに 堀田こう 雨月 200501  
咲き残る朝顔どかと郷里たり 坪井洋子 200501  
夕べまで張りし朝顔西鶴忌 里中章子 200502  
朝顔のそつぽを向きて咲き終る 安達広子 200502  
朝顔の双葉二鉢佃煮屋 門脇なづな 対岸 200507  
朝顔の襞に朝日の届きけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 200508  
朝顔に日差の強き一日かな 稲畑汀子 ホトトギス 200508  
朝顔の終の蕾と又思ふ 稲畑汀子 ホトトギス 200508  
絵手紙に朝顔の苗はみだせり 齊藤實 200508  
あみだ引くかに朝顔の蔓たどる 細野恵久 ぐろっけ 200508  
朝顔の蔓のゆきさき一人旅 鈴鹿仁 京鹿子 200508  
朝顔や美男におはす讃岐富士 二宮一知 万象 200509  
朝顔の発条の効きたる双葉かな 及川茂登子 対岸 200509  
朝顔市高張提灯高々あぐ 梅原美子 200509  
朝顔の紺をかがげて辻を守る 豊田都峰 京鹿子 200509  
起きぬけに朝顔の紺空の紺 戸高郁子 200510  
朝顔のつるにかんがへおよびけり 小林成子 火星 200510  
だしぬけに朝顔市の鉢届く 大西八洲雄 万象 200510  
朝顔の天のきざはし登りをり 渡辺民親 遠嶺 200510  
朝顔は亡母の形代うすむらさき 荻野千枝 京鹿子 200510  
紺朝顔京都育ちの自負すこし 北川孝子 京鹿子 200510  
朝顔は波郷の紺や市に買ふ 柴田久子 風土 200510  
鬼子母神朝顔市で賑はへり 山田圓子 築港 200510  
甲高き声のかけひき朝顔市 笠嶋陽子 築港 200510  
朝顔の木に絡まれば木の花に 上出曙美 築港 200510  
朝顔に羞らひ咲きの紅もあり 林翔 200510  
妻の留守朝顔さへも破れ咲き 林翔 200510  
朝顔がどつと届いて花舗の昼 生方ふよう 200510  
忌の花となりぬ朝顔霧まとふ 渡邉友七 あを 200510  
朝顔のやつれて午報津軽三味 泉田秋硯 200511  
朝顔の風あをあをと水匂ふ 片山タケ子 200511  
朝顔のひとつひとつの触れ合はず 荻野みゆき 対岸 200511  
朝顔の種採り過ぎてしまひけり 小田玲子 百鳥 200511  
朝顔や始発電車に乗り合はす 伊藤和枝 百鳥 200511  
朝顔の支へ棒出て風を知る 吉田多美 京鹿子 200511  
朝顔の阿蘇借景の二段棚 禰寝瓶史 京鹿子 200511  
雨樋に縋る朝顔咲きにけり 山嵜ヤス子 酸漿 200512  
朝顔の二世代同居プランター 平居澪子 六花 200512  
朝顔や双子乗せゆく乳母車 わかやぎすずめ 六花 200512  
十月の今日も朝顔いのちなが 泉田秋硯 200601  
朝顔をロープに這はす登山基地 辻恵美子 栴檀 200601  
朝顔の凋み夕影深くなる 辰巳あした 雨月 200601  
霧雨か朝顔の紺ふかき刻 瀧春一 常念 200606  
朝顔や塀の上なる眞紅の日 瀧春一 常念 200606  
朝顔も苦楽の種も蒔かれをり 高橋将夫 200606  
弱し甘しと朝顔の辺に詰らるる 瀧春一 瓦礫 200606  
朝顔の終りし竹の細りをり 吉村たけを 海市蝶 200606  
朝顔の百花咲かせて驕らざる 鷹羽狩行 200607  
朝顔の目覚めの早き団十郎 杉良介 200607  
朝顔市あたり煮豆の匂ひかな 戸田和子 200608  
花籠を垂るる朝顔朝茶の湯 富安風生 200608 『冬霞』
朝顔の団十郎の見得なりけり 鈴木榮子 春燈 200609  
朝顔の紺も法被も江戸仕立て 佐藤いね子 馬醉木 200610  
團十郎癒えて朝顔市壮ん 佐藤いね子 馬醉木 200610  
朝顔市明日咲く鉢に声を張り 佐藤いね子 馬醉木 200610  
朝顔の競演ひそと五十本 椿和枝 200610  
朝顔を咲かせ齢を重ねけり 高橋ちよ 200610  
散歩道朝顔咲かす家五軒 松崎鉄之介 200610  
朝顔の団十郎の五日も咲く 松崎鉄之介 200610  
朝顔や寄る三人の顔浮かぶ 村越化石 200610  
朝顔の巻いて開いて青い空 丸山佳子 京鹿子 200610  
子規庵へ朝顔市の鉢を提げ 中村洋子 風土 200610  
よぢ登る樋の朝顔こぼれ種子 西田敏之 ぐろっけ 200610  
母からの塗絵はがきの紺朝顔 安部里子 あを 200610  
朝顔の団十郎とは海老茶色 木村茂登子 あを 200610  
朝顔が朝顔を生みつづけをり 佐々木紗知 京鹿子 200611  
朝顔の紺の大輪ダイアナ忌 片山タケ子 200611  
六道の風に朝顔萎みたる 大山文子 火星 200611  
朝顔のつかずはなれず咲きにけり 飯田明己 遠嶺 200611  
朝顔の水当番に登校す 石垣幸子 雨月 200611  
朝顔や駅より長き列車着き 和田一 雨月 200611  
朝顔や老の立ち居のつつましく 松林順子 雨月 200611  
子の朝顔市より先に咲きつづく 島崎勇作 酸漿 200611  
朝顔や亡ぎ子の年を数へをり 高倉恵美子 200611  
朝顔を棚に並べて参観日 あさなが捷 200611  
朝顔の簾咲きして紺ばかり 鈴木政子 200611  
海色の朝顔の種掌にゆすり 成田美代 200612  
朝顔に吸ひ込まれゆく日の匂ひ 植木戴子 200612  
登校児朝顔の数かぞへゆく 松林順子 雨月 200612  
朝顔や夫の健啖衰へず 山本浪子 風土 200612  
朝顔のひと色となり咲き残る 平居澪子 六甲 200612  
もらひきし千代女朝顔紅やさし 東亜未 あを 200612  
種を採るあの朝顔の糸じるし 篠田純子 あを 200612  
朝顔の宙にうきたる淡き色 川口利夫 ホトトギス 200701  
朝顔のしたたる青を咲かせけり 岩松八重 六花 200701  
朝顔や今日をはたらく紺背広 八木下巌 200702  
朝顔は枯れて日影の親しさよ 瀧春一 200706  
朝顔苗花色知らぬと売られをり 椿和枝 200708  
朝顔とかぼちやの苗の余りけり 椿和枝 200708  
朝顔を愛づるに素足はばからず 岡本眸 200708  
朝顔や起きぬけの身に雨匂ひ 岡本眸 200708  
朝顔やストレスの彩あらはれて 鴨下昭 200709  
朝顔市ゆつくり動く乳母車 上原重一 200709  
朝顔の本葉になりぬ土替へな 荒井和昭 200709  
朝顔や井戸がばがばと水汲める 谷榮子 雨月 200709 朝顔→ 5

 

2014年8月24日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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