秋 祭 5    36句

秋祭客の枕を揃へけり    前田普羅

秋祭  秋まつり  春祭

作品
作者
掲載誌
掲載年月
曇天に太鼓のひびく秋祭り 出口誠 六花 202001
殿の船も祓はれ秋祭 小倉征子 202001
殿の船も祓はれ秋祭 小倉征子 202001
特賞はなんとドローン秋祭り 出口誠 六花 202001
廃業の店は詰め所や秋祭 宮澤靖子 末黒野 202002
怪獣の面より覗く秋祭 松本胡桃 風土 202002
品川宿に人の流れる秋祭り 橋本美代 やぶれ傘 202002
人混みの中に狛犬秋祭 谷口律子 末黒野 202004
行くほどに匂ひてきたる秋祭 森田明成 202005
秋祭準備の品を路地に置く 曽根富久恵 202005
どこからも波の音して秋祭 秋津令 202006
秋祭奉納提灯人疎ら 長崎桂子 あを 202011
境内の夜店少なき秋祭 長崎桂子 あを 202011
また一人迷子秋祭は佳境 瀬戸薫 風土 202102
神主の白の際立つ秋祭 高倉和子 202102
秋祭揃ひてきたる鉦の音 高倉和子 202102
廃業の店は詰め所や秋祭 宮澤靖子 末黒野 202104
お地蔵様山より降る秋祭 栗原京子 202105
秋祭鳥居潜れば風甘し 稲畑廣太郎 ホトトギス 202110
農に生き農に殉じて秋祭 稲畑廣太郎 ホトトギス 202110
神の山色付き初めて秋祭 稲畑廣太郎 ホトトギス 202110
コンビニの脇に御旅所秋祭 小山よる やぶれ傘 202111
襟足の長きは母似秋祭 鷹崎由未子 春燈 202111
秋祭の獅子舞ふ孫の獅子頭 松本峰春 春燈 202111
秋祭少女の帯の水浅葱 岩永はるみ 春燈 202112
御簾越しに祝詞聞きゐる秋祭 菅澤陽子 春燈 202112
餅撒きの声の野太き秋祭 古橋寛人 風土 202203
米俵酒樽並べ秋祭 稲畑廣太郎 ホトトギス 202210
秋祭少女の帯の水浅葱 岩永はるみ 春燈 202212
御簾越しに祝詞聞きゐる秋祭 菅澤陽子 春燈 202212
秋祭子供のフラも参加して 須賀敏子 あを 202211
炎男ひょつとこの背を叩きあふ秋祭 中島和子 やぶれ傘 202212
午後からは歩行者天国秋祭り 濱野新 やぶれ傘 202212
産土の星のこぞるや秋祭 黒滝志麻子 末黒野 202212
騒ぐ子の飛び出す路地や秋祭 太田良一 末黒野 202212
段ボールの迷路は子らの秋祭り 萩原渓人 やぶれ傘 202302
秋祭→ 1

 

2023年9月19日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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