秋暑し 4     

秋暑く蚕のはふ妹がたもとかな   石原舟月

秋暑し  残暑

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
若者も水持ち歩く秋暑し 松尾静代 ぐろっけ 201101  
鯉の背に日の丸模様秋暑し きくちきみえ やぶれ傘 201101  
百年の父の心臓秋暑し 石田きよし 201102  
秋暑し濠の色濃き青みどろ 鍋島武彦 末黒野 201102  
秋暑し寝ねて大いなる妻よ 加茂達彌 201105  
どちらかといふと武田派秋暑し 稲畑廣太郎 ホトトギス 201108  
秋暑し言はずもがなをつい口に コ田千鶴子 馬醉木 201110  
頤を秋暑に晒す塔の町 吉田政江 201110 押上吟行
腰据ゑて秋暑の国を統ぶる塔 千田百里 201110 押上吟行
秋暑し物言ふ自動販売機 川崎真樹子 春燈 201110  
老人パス貰ふ順番秋暑し 田中藤穂 あを 201110  
秋暑し女の約のすぐながれ コ田千鶴子 花の翼 201111  
寺秋暑普請の塵の舞ひ上がる 伊藤純子 201111  
秋暑し両手で招く招き猫 田嶋洋子 春燈 201111  
冷感タオル頸におもたき秋暑かな 矢口笑子 春燈 201111  
くらがりに物をつめこむ秋暑かな 中山純子 万象 201111  
歳時記を持て余しゐる秋暑かな 塚原洋子 201111  
奪衣婆の前や秋暑の身繕ひ 田中貞雄 ろんど 201111 鎌倉円応寺
唐門の照り返しなる秋暑かな 水貴 ろんど 201111  
磨ぎ汁に沈む米粒秋暑し 井上淳子 火星 201111  
再診の予約の朝や秋暑し 荒木稔 ぐろっけ 201111  
耐へて来し我慢いつまで秋暑し 仙石君子 雨月 201111  
一葉の坂上りゆく秋暑かな 中沢三省 風土 201111  
梯子して貰う薬包秋暑し 紀川和子 201112  
秋暑し古書積ん読の薄埃 廖運藩 春燈 201112  
秋暑し父祖に伝はる扁平足 廖運藩 春燈 201112  
秋暑し古兵音痴の「海行かば」 廖運藩 春燈 201112  
秋暑し昔卵は籾殻に 廖運藩 春燈 201112  
旅立ちの早さを惜しむ秋暑の忌 渡邊泰子 春燈 201112  
雲ゆきのどこかあやしく秋暑かな 渡邊泰子 春燈 201112  
一遍の像へ秋暑の杖を引く 小川玉泉 末黒野 201112  
秋暑し薬草吊す深庇 城戸緑 末黒野 201112  
初舞台のリズム体操秋暑し 堺昌子 末黒野 201112  
秋暑し次と言はれて半時間 林哲夫 ぐろっけ 201112  
濁りたる川の力や秋暑し 佐野ときは 201112  
秋暑し音を断ちたる楽器店 田村すゝむ 風土 201112  
秋暑し犬を連れ行く日暮待つ 永田万年青 六花 201112  
秋暑かな月も上気をしてをりて 志方章子 六花 201112  
音たてて秋暑の咽喉をうがひをり 中山純子 万象 201112  
秋暑し黒部西瓜に齧り付く 谷渡末枝 万象 201112  
原発の反対デモや秋暑き 森下康子 201201  
龍水を欲れる秋暑や花頭窓 五十嵐勉 201201  
家系図の胡散臭さや秋暑し 高倉和子 201201  
秋暑し港の見えぬ港町 鳳蛮華 201201  
秋暑し友と三人死ぬ話 高倉恵美子 201201  
秋暑し乾きしままの釣瓶井戸 大久保白村 ホトトギス 201202  
卵産む鶏の荒息秋暑し 宮井知英 201202  
猫逝けり秋暑き日を生き抜いて 神田美穂子 万象 201203  
秋暑しビルの九階領事館 吉田和子 ぐろっけ 201204  
秋暑し土に親しむこと忘れ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201208  
秋暑し掌に身もだえのオブラート 竹貫示虹 京鹿子 201208 秋暑し→5

 

2014年8月27日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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