雪 籠 29句 |
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作品 |
作者 |
掲載誌 |
掲載年月 |
石楠花の百の蕾や雪籠り | 村越化石 | 濱 | 200104 |
足跡はイエスか独り雪籠り | 品川鈴子 | 船出 | 200104 |
良寛堂閂差して雪籠る | 菅沼義忠 | 濱 | 200105 |
めくるめくテレビのアニメ雪ごもり | 伊藤鯰子 | ぐろっけ | 200109 |
悼 椋砂東様 雪籠してをられしと偲ぶのみ |
稲畑汀子 | ホトトギス | 200201 |
ひとつひとつ灯ともり里の雪籠 | 池田草曷 | 雨月 | 200203 |
百日を雪籠りゐて足弱る | 北原東洋男 | 濱 | 200305 |
雪籠り長くて足の地に着かず | 北原東洋男 | 濱 | 200305 |
雪籠りにて書く山野徘徊記 | 小山徳夫 | 小春の山河 | 200401 |
源泉の森燦然と雪籠る | 矢崎すみ子 | 沖 | 200404 |
集落の斑雪ごもりに子さへ見ず | 長沼三津夫 | 朝 | 200507 |
小間の内砦めかして雪籠 | 木村茂登子 | あを | 200603 |
久々の母郷に余儀なき雪籠 | 浅見画渓 | 馬醉木 | 200605 |
師が好きのただそれのみの雪ごもり | 青野れい子 | 朝 | 200605 |
まぼろしの水車の音や雪籠る | 村越化石 | 濱 | 200702 |
川蒼き嬬恋村や雪ごもり | 坂上香菜 | 時流 | 200703 |
電灯の紐つぎ足すや雪ごもり | 南うみを | 風土 | 200804 |
数独と俳句三昧雪籠り | 北畠明子 | ぐろっけ | 200806 |
俎板の音ひびかせて雪籠 | 金山千鳥 | 酸漿 | 201003 |
一竿が鴨居に掛かる雪籠り | 定梶じょう | あを | 201003 |
雪籠猫のうらがへりてみする | 三谷道子 | 万象 | 201205 |
折れ線に描く小熊座雪ごもり | 小谷延子 | 万象 | 201206 |
ボールペンを座右にひと日雪ごもり | 落合晃 | 璦 | 201303 |
花豆を丁寧に煮る雪籠 | 赤座典子 | あを | 201404 |
雪ごもり食糧あるかと友の声 | 野畑さゆり | 空 | 201406 |
振巾の小さきままに雪籠り | 竹田ひろ子 | ろんど | 201504 |
雪籠る羽後の山並湯治宿 | 木村みどり | 春燈 | 201704 |
大降りに心定まる雪籠 | 川村みよき | 万象 | 201704 |
雪籠る隣の窓に灯がともる | 上杉馨 | 鴻 | 202206 |
2022年12月18日 作成
「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。
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