浮寝鳥 1     239句

浮寢鳥いましみじみと古俳諧      高島茂

水鳥

作品
作者
掲載誌
掲載年月
古利根や朝靄うすれ浮寝鳥 岸恒雄 春耕 199904
すこしづつ流るると見え浮寝鳥 能村登四郎 199905
ほっこりと三浦ヶ空の浮寝鳥 しおやきみこ 船団 199908
浮寝鳥おほかた妻に従へり 広渡敬雄 遠賀川 199909
波に消え波に現れ浮寝鳥 稲畑汀子 ホトトギス 199912
浮御堂離れぬ一羽浮寝鳥 稲畑汀子 ホトトギス 199912
とんがって子規の横顔浮寝鳥 武田伸一 海程 199912
大方は氷雨に覚むる浮寝鳥 阿部ひろし 酸漿 200002
浮寝鳥と見えて油断はしてをらず 田中藤穂 水瓶座 200002
浮寝鳥ゆふべ宍道湖晴れむとす 阿部ひろし 酸漿 200003
同じ夢見てゐるさまの浮寝鳥 山下昇士 200003
川波の光のなかに浮寝鳥 宮本道子 酸漿 200004
神学校跡をよるべの浮寝鳥 片田千鶴 馬醉木 200005
離れてはまた相寄りぬ浮寝鳥 関根洋子 風土 200005
瞬きをすれば増えくる浮寝鳥 稲辺美津 夏椿 200007
浮寝鳥に瓶の手紙を送りけり 山田六甲 六花 200011
水尾を曳きやめて即ち浮寝鳥 鷹羽狩行 200101
星の夢見てゐるやうに浮寝鳥 遠藤和彦 遠嶺 200102
薔薇色の夜明に揺るる浮寝鳥 三井公子 酸漿 200102
星一つ瞬き初めぬ浮寝鳥 営麻幸子 俳句通信 200102
木場堀の丸太打合ふ浮寝鳥 香川はじめ 春耕 200102
浮寝鳥城門閉ざす音響く 藤武由美子 春耕 200102
太陽の暈の下なる浮寝鳥 鷹羽狩行 200103
鎮もりて百羽の湖の浮寝鳥 代田青鳥 風土 200103
煌くは波にはあらず浮寝鳥 吉永とほる 円虹 200103
浮寝鳥波を怺へてゐたりけり 戸田喜久子 200103
すこしづつ流るると見せ浮寝鳥 能村登四郎 羽化 200110
発電の湖とは知らず浮寝鳥 鷹羽狩行 200112
この川のこの揺れが好き浮寝鳥 永井房代 200112
浮寝鳥雲重ければ雨となる 宇都宮滴水 京鹿子 200112
浮寝鳥どこか異なる水のいろ 宇都宮滴水 京鹿子 200201
シャガールの青の来てをり浮寝鳥 栗栖恵通子 200202
大川の高き護岸や浮寝鳥 志水千代子 雲の峰 200202
浮寝鳥日をふんだんにニーチェ読む 伊藤月江 雲の峰 200202
月に昇る夢みてゐしか浮寝鳥 神蔵器 風土 200202
身一つの停年迎へ浮寝鳥 加藤はま子 200202
すり抜けてゆきし一羽も浮寝鳥 石橋翠 いろり 200202
忘れ物あること忘れ浮寝鳥 小林あつ子 火星 200203
浮寝鳥星のささやき聴きをりぬ 林裕子 風土 200203
みささぎへ胸をそろへし浮寝鳥 蟇目良雨 春耕 200203
流さるることなき濠の浮寝鳥 中田貞子 200203
浮寝鳥動くともなく向き替ふる 岡淑子 雨月 200204
風ほどに波高からず浮寝鳥 小西石蕗 円虹 200204
浮寝鳥こつんとありぬ日月は 村上瑪論 銀化 200204
全景に雨が斜めや浮寝鳥 岡本眸 200204
用立てし金の輕さや浮寢鳥 中原道夫 銀化 200301
萱鳴らす風に揺れをり浮寝鳥 長谷川史郊 馬醉木 200303
浮寝鳥干潟干拓まぬがれて 栗田稚津子 雨月 200303
戻りゆく沼の水面の浮寝鳥 砂川せい輝 遠嶺 200303
折々に醒めて羽撃く浮寝鳥 森脇恵香 雲の峰 200303
浮寝鳥みづうみは水落しつぐ 中原道夫 銀化 200303
夢を見てゐて流さるる浮寝鳥 長谷川春 200303
潮入りの池の鏡に浮寝鳥 渡辺立男 馬醉木 200303
天下泰平とは言はねども浮寝鳥 泉田秋硯 200304
浮寝鳥あつさりと濠飛び立ちし 加古みちよ 火星 200305
舌先の荒れ収まりし浮寝鳥 中島陽華 200401
浮寝鳥流れのままにゆれてをり 柴田靖子 200402
をりをりは岸に目を遣る浮寝鳥 荒井和昭 200402
浮寝鳥常にどれかが動きをり 新子禎自 築港 200402
浮寝鳥流れて空に昇りけり 遠方靉 遠嶺 200403
浮寝鳥売店も閉ぢ眠りたる 河野美千代 200403
溜池は母胎のまろさ浮寝鳥 櫨木優子 200404
ゴンドラの大波受けて浮寝鳥 江頭文子 雨月 200404
風の皺水面に殖えて浮寝鳥 小橋末吉 対岸 200406
浮寝鳥はねたる魚に目もくれず 品川鈴子 ぐろっけ 200412
しがらみの杭とは知らず浮寝鳥 宇都宮滴水 京鹿子 200501
きのふ見てけふ見て浮寝鳥の数 西郷利子 200501
浮寝鳥千の繰り言波に置き 新海りつ子 馬醉木 200502
汐騒を何処吹く風と浮寝鳥 野瀬マツエ 200502
浮寝鳥早くもひぐれの中にゐる 豊田都峰 京鹿子 200502
弥陀の燈の映りし池に浮寝鳥 三関浩舟 栴檀 200502
夕映えに身を柔かく浮寝鳥 上田玲子 200502
浮寝鳥ときに孤独をよしとして 久保久子 春燈 200502
浮寝鳥心は確と水に置く 宮倉浅子 遠嶺 200502
浮寝鳥水に活着せるごとし 工藤進 200503
どの胸の夕日もうすし浮寝鳥 鈴掛穂 200503
腹這ひし砂にぬくもる浮寝鳥 橋本梢明 200503
浮寝鳥朝日眩しき葛西橋 河合大拙 百鳥 200503
浮寝鳥流るる渦の愚鈍にも 宇都宮滴水 京鹿子 200503
逆らわず身を流しいる浮寝鳥 佐藤仁 200503
十字架を薄き雲ゆく浮寝鳥 星井千恵子 遠嶺 200503
叡山の影を褥(しとね)に浮寝鳥 橋本恭二 雲の峰 200504
碇泊のタンカー楯に浮寝鳥 三浦如水 ぐろっけ 200504
蜆掻く人のうしろに浮寝鳥 朱宮史郎 六花 200504
夕湖の遊星となる浮寝鳥 小澤克己 遠嶺 200504
夕されば闘ふこゑの浮寝鳥 淵脇護 河鹿 200504
旅の夢波にあづけて浮寝鳥 土生逸麿 河鹿 200505
一枚の水面しづもる浮寝鳥 稲畑汀子 ホトトギス 200512
比叡おろし湖面渡りぬ浮寝鳥 稲畑汀子 ホトトギス 200512
浮寝鳥おのれを消してゐるつもり 鷹羽狩行 200601
弟は母に抱かれて浮寝鳥 斎藤くめお 対岸 200602
風に浮き風に流され浮寝鳥 中島静子 酸漿 200602
読み掛けの本の厚さや浮寝鳥 松鶴裕子 河鹿 200603
ふと我に返るかに飛び浮寝鳥 村上沙央 200603
一斉に聴耳立つる浮寝鳥 一瀬昭子 馬醉木 200603
夕日いま金箔に乗り浮寝鳥 飯野てい子 馬醉木 200603
浮寝鳥湖の憂ひに翔てずけり 後藤眞由美 春燈 200603
長旅の夢を見てゐる浮寝鳥 林日圓 京鹿子 200603
水輪生みて夢見てゐるか浮寝鳥 三関浩舟 栴檀 200603
浮寝鳥画中めくなり相模湾 松村多美 四葩 200603
老いてより夢をはぐくむ浮寝鳥 戸栗末廣 火星 200604
浮寝鳥あさきゆめ見て波に乗り 宮津昭彦 200604
浮寝鳥水に居ること忘れしか 望月末夫 百鳥 200604
浮寝鳥仄か暮れゆく志賀の里 山村桂子 遠嶺 200605
浮寝鳥大揺れに船やりすごす 菅野啓子 百鳥 200605
白鳥の羽撃てばすはと浮寝鳥 安陪青人 雨月 200701
ビルの灯に馴れしお濠の浮寝鳥 安陪青人 雨月 200701
偶数といふ安心の浮寝鳥 安居正浩 200702
去りゆくは船のみならず浮寝鳥 伊藤奈津 200702
天領の日田を棲み処と浮寝鳥 佐藤淑子 雨月 200703
池の面に姿違へず浮寝鳥 菊池由惠 酸漿 200703
まなうらに遠岸ありて浮寝鳥 大曲澪 遠嶺 200704
此岸東京彼岸埼玉浮寝鳥 網野月を 200704
浮寝鳥背羽根せせりてまた眠る 山田六甲 六花 200711
安住の距離感たもつ浮寝鳥 能村研三 200712
暁光の湖の平らや浮寝鳥 林八重子 馬醉木 200802
遠き日のまぶしき水よ浮寝鳥 新関一杜 京鹿子 200802
浮き寝する場所にこだはる浮寝鳥 高橋将夫 200803
ふるさとの湖やひねもす浮寝鳥 池田加寿子 200804
船溜りの閘門の外に浮寝鳥 小池八重子 200804
斜交ひにおとといもうと浮寝鳥 服部早苗 200804
夢の中夢それぞれに浮寝鳥 小泉和代 酸漿 200804
天守なき城と知りてか浮寝鳥 稲畑廣太郎 ホトトギス 200812
浮寝鳥波に乗りたる無重力 塩路隆子 200901
かりそめの恋にたゆたふ浮寝鳥 渡邊泰子 春燈 200901
彩添へてゆめの真中の浮寝鳥 鈴鹿仁 京鹿子 200901
ひと声は浮寝の鳥の北想ひ 鈴鹿仁 京鹿子 200901
浮寝鴨くるくる群れて日を返す 米山喜久子 200902
ひたひたと曝気の水輪浮寝鳥 栗田武三 ぐろっけ 200902
狂ほしき夜やもしれぬ浮寝鳥 上田幸夫 ぐろっけ 200902
片寄りて落雁ならぬ浮寝鳥 門伝史会 風土 200903
石垣へ吹き寄せられて浮寝鴨 森脇貞子 雨月 200903
そぼ降るも寄りそへるまま浮寝鳥 前川千恵子 雨月 200903
浮寝鳥光はらめる雲いくつ 高橋道子 200903
浮寝鳥ときに小さき声洩らし 前川明子 200903
湖尻へ吹き寄せらるる浮寝鳥 戸粟末廣 火星 200903
エアレーション止まりし濠に浮寝鳥 栗田武三 ぐろっけ 200903
九頭竜の波のまにまに浮寝鳥 山田春生 万象 200903
一人眠れば浮寝鳥さながらに 辻直美 200903
凪ぐ湖がしばしの棲処浮寝鳥 塩路隆子 200904
浮寝鳥赤を好みて人老ゆる 北川孝子 京鹿子 200904
浮寝鳥ひそやかに水奪ひ合ひ 蘭定かず子 火星 200904
露天の湯浮寝の鳥も夜明けなり 鈴木良子 酸漿 200904
兼六園浮寝せし鴨築山ヘ 坂口三保子 ぐろっけ 200905
寄る波に逆らはずして浮寝鳥 村上礼 200906
余白なき水面となりぬ浮寝鳥 淺井照子 京鹿子 201001
浮寝鳥不眠つづきをかこちつつ 小山田子鬼 201002
黄昏るる舟に寄りくる浮寝鳥 森さち子 201002
榛名湖の寄するさざなみ浮寝鳥 竹久みなみ 風土 201002
昆陽池の浮寝鳥とは百八羽 古田考鵬 雨月 201002
明方や静けき湖の浮寝鳥 内田妙子 酸奬 201002
ゆるゆると波来る河口浮寝鳥 坂根宏子 201003
客船の残せし波や浮寝鳥 谷村祐治 雨月 201003
川海にひろごるあたり浮寝鳥 廣瀬義一 雨月 201003
吉原へ江戸の水路や浮寝鳥 小俣剛哉 雨月 201003
山映す池の余白や浮寝鳥 戸田澄子 末黒野 201003
ゆるやかに潮の膨るる浮寝鳥 五領田幸子 馬醉木 201004
鳰の海木の下に寄る浮寝鳥 小澤昭之 201004
山寺の池に点々浮寝鳥 酒井湧甫 201004
浮寝鳥見る楽しみや湖岸線 竹内喜代子 201005
浮寝鳥寝顔かくしてゐたりけり 久津見風牛 201005
浮寝鳥目覚めよ風の柔らかし 川上久美 ろんど 201005
夕闇の迫る嵐山浮寝鳥 坂根宏子 201102
晩鐘をきくや近江の浮寝鳥 コ田千鶴子 馬醉木 201102
浮寝鳥こぼしてしまふかくし酒 佐藤喜孝 あを 201102
一と冬をここに棲む気の浮寝鳥 鈴木とおる 風土 201103
浮寝鳥水平線に島浮かぶ 高木篤子 ぐろっけ 201103
浮寝鳥個のへだたりにある平和 中島讃良 ろんど 201103
冬晴の舟に寄り添ひ浮寝鳥 池田加寿子 201104
金閣の光の池に浮寝鳥 坂根宏子 201104
余呉を打つ風のまにまに浮寝鳥 今橋眞理子 ホトトギス 201104
夢多く眠りの足りぬ浮寝鳥 高橋将夫 201104
浮寝鳥を起こさずに水流れゆく 高橋将夫 201104
浮寝鳥流されつつも群れ解かず 乙坂きみ子 末黒野 201104
嘴を背に即かず離れず浮寝鳥 上村光八 末黒野 201104
かさなれば沈むばかりぞ浮寝鳥 竹内弘子 あを 201104
浮寝鳥も我も頬杖死ぬるまで 荒井千佐代 201105
安らげる距離ありにけり浮寝鳥 原友子 201105
群れゐると言へばさうとも浮寝鳥 大島英昭 やぶれ傘 201105
浮寝鳥人遠ざけて集ひける 竹内悦子 201202
すれ違ふ恋の行方や浮寝鳥 三代川玲子 春燈 201202
水面の揺れ忘れてゐたり浮寝鳥 細川洋子 201203
水清き川面に二羽の浮寝鳥 赤羽陽子 春燈 201203
浮寝鳥昔の恋の夢を見て 高橋将夫 201203
寝乱るることなく風の浮寝鳥 清海信子 末黒野 201203
残照のさめゆく速さ浮寝鳥 松田泰子 末黒野 201203
街川の小さき淀に浮寝鳥 廣瀬雅男 やぶれ傘 201203
背山よりむらさき寄する浮寝鳥 栗栖恵通子 201204
舟波にときをり目覚め浮寝鳥 荒井千佐代 201204
浮寝鳥水のトレモロきらきらと 高瀬史 馬醉木 201204
船来ても人来てもただ浮寝鳥 嶋田一歩 ホトトギス 201205
湖の広さを知りて浮寝鳥 前田恵美子 青鷹 201210
薬師如来の御ふところや浮寝鳥 浜福惠 風土 201301
浮寝鳥月の水皺敷きつめて 米山のり子 馬醉木 201302
数ふれば増ゆるばかりや浮寝鳥 玉田瑞穂 万象 201302
嘴の向き思ひおもひの浮寝鳥 小川玉泉 末黒野 201302
夕闇に紛るるもあり浮寝鳥 米田文彦 かさね 201302
日の没りや影絵となれる浮寝鳥 米田文彦 かさね 201302
少しづつ相寄る午後の浮寝鳥 加藤峰子 201302
一日を遊ぶと決めぬ浮寝鳥 岡部名保子 馬醉木 201303
飛石のごとく並べる浮寝鳥 山田春生 万象 201303
濠の暾に金の輪郭浮寝鳥 上谷昌憲 201303
九十六何時まで生きる浮寝鳥 三谷ゑい 末黒野 201303
風の音聞こえぬさまに浮寝鳥 園田惠子 末黒野 201303
浮寝鳥どこかに白き色を持ち 坂場章子 201303
ウォーキング止めし悔いあり浮寝鳥 村上倫子 201304
大潮の波ひたひたと浮寝鳥 庵原敏典 末黒野 201304
唐崎の松に屯す浮寝鳥 亀田やす子 ははのこゑ 201306
夕映えを均してゐたり浮寝鳥 蘭定かず子 火星 201402
暮るるには日はまだ高し浮寝鳥 横田初美 春燈 201402
山影の重しと発てる浮寝鳥 浜口高子 火星 201403
人の世の日を存分に浮寝鳥 成田美代 201403
でこぼこのぼこが好きです浮寝鳥 陽山道子 船団 201403
公園に施錠の時間浮寝鳥 大山文子 火星 201403
それぞれの水明りもて浮寝鳥 玉田瑞穗 万象 201404
金閣の光の池や浮寝鳥 坂根宏子 野山の道 201404
村人を守る四足門浮寝鳥 坂根宏子 野山の道 201404
月光の漣たちぬ浮寝鳥 齋藤晴夫 春燈 201404
なぎさ辺の波に乗りたる浮寝鳥 塩路隆子 201404
菅浦の入江離れぬ浮寝鳥 稲畑汀子 ホトトギス 201412
身仕度の簡素同士や浮寝鳥 甲州千草 201501
流さるる幸せもあり浮寝鳥 栗原公子 201502
浮寝鳥水をねかせてしまひけり 大沼遊魚 201502
漂流の果の安堵や浮寝鳥 鈴木直枝 ろんど 201502
公園は閉園間近浮寝鳥 小池一司 やぶれ傘 201502
浮寝鳥群れてほどよき距離保つ 矢野百合子 201503
また雨かポリフェノール摂る浮寝鳥 鈴木みのり 201503
浮寝鳥くうと甘えた声漏らし 火箱ひろ 201503
神苑の源氏の池や浮寝鳥 松本三千夫 末黒野 201503
さざ波の寄する池亭や浮寝鳥 菅野日出子 末黒野 201503
旅果のひと日や浮寝鳥に似て 宮内とし子 201503
湖の天弓形に浮寝鳥 小林和世 201503
はるかなる始祖鳥のこゑ浮寝鳥 中田禎子 201504
暫を輝く水と浮寝鳥 数長藤代 201504
揺れ揺れて揺れとどまりて浮寝鳥 今橋眞理子 ホトトギス 201505
川波や午後の日の射す浮寝鳥 渡邉孝彦 やぶれ傘 201506
浮寝鳥 →2      

 

2020年12月12日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。