年木積む   30句

年木樵   年木積む

作品
作者
掲載誌
掲載年月
七重八重年木白痴となり積まる 丸山海道 京鹿子 199903
富士見えぬ方が裏口年木積む 嶋田一歩 ホトトギス 200107
年木積む戸口ばかりが開いてをり 近藤喜子 200203
木の国の年木高々積まれあり 久松久子 百鳥 200304
不揃に積まれてありぬ年木樵 岩田半寒 草の花 200403
石鼎庵に隣る分校年木積む 山本耀子 火星 201001
軒高く年木を積みて山の宿 及川照子 末黒野 201003
奥社への道をせばめて年木積む 黒滝志麻子 末黒野 201004
年木積む風呂を貰ふといふ昔 能村研三 201502
年輪の渦の大小年木積む 岩木茂 風土 201502
記紀の名の地に住み馴れて年木積む 古川しげ子 雨月 201503
年木積む女人高野の磴清く 市村明代 馬醉木 201503
年木積み旦暮の早き花背郷 足立典子 雨月 201503
風倒木年木と積める堂庇 藤原文代 雨月 201903
斧音の高き村里年木積む 高木邦雄 末黒野 202103

 

2023年12月7日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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