鳥つるむ      24句

鳥つるむオキシドールの泡立ちて  和田耕三郎  午餐

鳥さかる  鳥つるむ

作品
作者
掲載誌
掲載年月
鳥交む目覚めの遅きワイン村 福場朋子 200006
岬山の風葬跡や鳥つるむ 近藤暁代 馬醉木 200110
鳥交むとき大いなる一樹かな 天野きく江 200305
鳥交む山のきざはし木を並べ 淵脇護 河鹿 200407
提督の頭上を掠め鳥交む 淵脇護 河鹿 200407
鳥交む朝のラツシユの舗道かな 徳田正樹 河鹿 200506
寄せ墓の窪みに隠れ鳥交尾む 長村雄作 栴檀 200507
みづうみの刻々の色鳥交む 辻恵美子 栴檀 200603
竹林に一条の光ゲ鳥交む 安岡房子 200604
ホーリーの実を食ひて鳥交みをり 松崎鉄之介 200605
鳥交む枝が見送る船路かな 野中亮介 馬醉木 200606
神の庭の土はねとばし鳥交む 森本数子 200607
鳥交む近江の空の崩れぐせ 高尾豊子 火星 200805
鳥つるむ糺の森の水音かな 谷村幸子 200807
ビル風の六角堂や鳥つるむ 山本耀子 火星 200906
枝ぶりは水の上にあり鳥交む 戸栗末廣 火星 201105
鳥つるむ寺の玉砂利青みけり 坂口夫佐子 火星 201206
鳥交む法然院のせまき空 城孝子 火星 201405
鳥つるむ一途と謂ふは愛しき 鈴鹿仁 京鹿子 201405
五箇山にひびくこきりこ鳥交む 北川孝子 京鹿子 201407
鳥つるむなんぢやもんぢやの花咲いて 廣畑育子 六花 201508
鳥つるむ原つぱ草がにほひたて 大島英昭 やぶれ傘 201607

 

2021年3月17日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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