鳥 威   89句

弓少し張りすぎてあり鳥威し   高浜虚子   ザ・俳句

鳴子  威し銃

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
神の田もわが田も仕掛け鳥威し 保坂加津夫 自在抄 199600  
鳥威し始まるさては梨ふとる 林翔 199910  
はるかより湖風の来る鳥威 大和田鏡子 俳句通信 199910  
秋まつり鳥威までよく踊り 阿部ひろし 酸漿 199911  
鳥威素顔をゆるす人とゐて 中村堯子 銀化 199911  
鳥威し齢のことはそつと云へ 吉野裕之 200002  
胸倉に嵯峨野が触れり鳥威 深澤鱶 火星 200002  
鳥威弾まずなりし雨催 守屋井蛙 酸漿 200012  
鳥威す空砲きこえ鳥いづこ 林翔 馬醉木 200110  
しばらくは吊つて動かぬ鳥威し 平田安生 風土 200111  
鳥威し厨に朝の光充ち 山西雅子 200111  
見通しの風翻す鳥威し 宮脇ちづる 200112  
鳥威し人影のなき山の畑 江原正子 春耕 200112  
越後路に風音激し鳥威し 松川洋酔 春耕 200112  
峡の風不意に昂り鳥威 小西石蕗 円虹 200201  
鳥威し目をこまぎれに水車 角田信子 六花 200201  
生贄の烏を吊りて鳥威し 山本静子 200201  
鳥おどしといふ普賢寺こゝら綺麗 鈴鹿野風呂 京鹿子 200202  
空騒ぎして荒畑の鳥威 西山美枝子 酸漿 200204  
日と風の煽り合ひゐる鳥威 白根純子 円虹 200211  
市役所をはるかにしたる鳥威し 木下野生 200212  
鳥威観音山の夜明けかな 谷村幸子 200212  
お祭や雀のあそぶ鳥威 野路斉子 200212  
鳥威し捲れテープの銀走る 鈴木喜三郎 ぐろっけ 200212  
黒き浮標つけたる島の鳥威 小西瑞穂 ぐろっけ 200301  
鳥威日照雨を加へひらめけり 島谷征良 風土 200310  
鳥威しにペットボトルを数百吊る 原みさえ 200311  
鳥威しわれには朝寝威しとも 林翔 200311  
はじめよりねぢれてゐたり鳥威 足立幸信 200312  
風の向きかはりやすくて鳥威 足立幸信 200312  
役場まで歩くと決めし鳥威し 加藤峰子 200401  
ほのぼのと富士の暁鳥威し 松本きみ枝 遠嶺 200402  
CDを吊るし姑息な鳥威し 小松誠一 200402  
山里に古鍋叩き鳥威す 北川光子 ぐろっけ 200402  
鳥威豊葦原に戦くる 吉弘恭子 あを 200410  
目の玉の大き風船鳥威し 森田和子 万象 200412  
草庵の屋根貝殻の鳥威し 河合佳代子 200412  
光るもの夜風に鳴りて鳥威 熊岡俊子 雨月 200412  
献上田賑々しく鳴る鳥威し 託正夫 200412  
おちこちの田に鳥威し夕日落つ 遠塚青嵐 200501  
椿咲き干鰯の上の鳥威し 瀧春一 菜園 200509  
鳥威しが吾を威して夜明けたり 林翔 200510  
鳥威す目玉棚田にひとつづつ 東福寺碧水 万象 200511  
鳥威夜も身を捩ること止めず 佐脇葭紅 築港 200512  
総立の雲に騒げる鳥威 高橋さえ子 200512  
鳥威しはるかな沖を低気圧 内山花葉 200611  
鳥威し鳴りづめ我等威しづめ 内山芳子 雨月 200612  
おどろかす気のなき小切れ鳥威し 服部早苗 200701  
鳥おどし世はそのままにそのままに 小澤克己 遠嶺 200709  
鳥威し揺れてひと役果しをり 黒澤登美枝 200711  
村の名の消ゆる日まぢか鳥威 窪田粧子 馬醉木 200712  
山に山影して暮るる鳥威 坂口夫佐子 火星 200801  
五位啼くやうつつに返る鳥威し 梶浦玲良子 六花 200801  
山彦の加勢地声の鳥威し 小林呼渓 200809  
鳥威す目玉ばかりが暮れ残る 須田紅三郎 200810  
近づけば動き早めて鳥威し 足立賢治 200812  
棚田晴れ谺とひびく鳥威 川崎良平 雨月 200812  
帰りたい帰れない母鳥威 大山文子 火星 200812  
回想を不意に断たれし鳥威 乗光雅子 雨月 200901  
今のところ人智勝れる鳥威 久保田雪枝 雨月 200901  
風に色ありCDの鳥威 鶴見遊太 200101  
張り具合見て男去る鳥威 吉田政江 200911  
くらくらと風を捩るや鳥威 落合絹代 風土 200912  
保育所のとろ箱の田に鳥威 柿沼盟子 風土 200912  
鳥威し鴉の形をしてゐたり 瀬島洒望 やぶれ傘 201001  
鳥威すずめ遊ばせゐるやうな 柴田佐知子 201002  
青天の里に燦く鳥威 齋藤博 やぶれ傘 201002  
鳥威しとは奇をてらふ物ばかり 池田崇 201012  
からからと廻りて真夜の鳥威し 小澤利子 201101  
伸びきつてをりたる畑の鳥威 山田六甲 六花 201110  
碧天を揺らして甲斐の鳥威 コ田千鶴子 馬醉木 201112  
空中の幾何の講義や鳥威し 樽井明子 京鹿子 201201  
鳥威わたしの敵は私かも 頓所友枝 冬の金魚 201209  
雲にまだ湧く力あり鳥威し 湯橋喜美 201211  
今年また効果なかりし鳥威し 橋本修平 かさね 201212  
鳥威し機銃掃射の砂埃 鴨下昭 201301  
鳥威しわたしの敵は私かも 頓所友枝 201301  
鳥威し弾ける空の青さかな 古沢幸次 ろんど 201312  
ほどほどにあなどられゐて鳥威 吉田政江 201401  
どこからも目立つ黄色の鳥威し 天野正子 201401  
鳥威し学校田の干涸びて 鈴木良戈 201401  
ほまち田のかく無造作に鳥威 田丸千種 ホトトギス 201403  
鳥威し威せるうちの稲づくり 大口堂遊 春燈 201412  
カラカラとペットボトルの鳥威し 久世孝雄 やぶれ傘 201502  
鳥威鳥の亡骸吊しけり 小林朱夏 201512  
見せしめの烏ぶらさげ鳥威し 青野安佐子 201512  
みちのくの日暮は早し鳥威 荒井ハルエ 春燈 201611  
鳥威しなき斎田の四神礼 和田照海 京鹿子 201612  
一枚は刈られる前や鳥威し 渡邉孝彦 やぶれ傘 201702  

 

2019年10月16日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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