鳴 子     30句

思ひ出し思ひ出しひく鳴子哉   正岡子規   寒山枯木

鳥威  威し銃

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
ひとつ家の四方に走れる鳴子かな 尾崎陽堂 ホトトギス 199509  
茶ん袋つつくおちこち鳴子鳴り 松山律子 六花 200010  
母訪ふに鳴子の縄をくぐりけり 城孝子 火星 200012  
鳴子吊る枝折戸に咲く鉄線花 纐纈千鶴子 百鳥 200109  
鳴子引く畑に静けさ戻りけり 稲畑汀子 ホトトギス 200110  
鳴子引く昔の音でありにけり 稲畑汀子 ホトトギス 200110  
山畑の忘れられたる鳴子かな 稲畑汀子 ホトトギス 200110  
頼りたるほどにもあらず鳴子かな 稲畑汀子 ホトトギス 200110  
ふるさとや路傍に鳴子鳴り出づる 近藤豊子 雨月 200112  
群鳥や引きたくなりし鳴子縄 林敬子 酸漿 200112  
だしぬけに鳴子が躍る筑波道 松川洋酔 春耕 200112  
鳴子縄たどれば留守の家なりし 棚山波朗 春耕 200201  
ホームまでひびく鳴子や無人駅 阿久津都子 春耕 200201  
印南の鳴子は雀あそばせて 水谷ひさえ 六花 200210  
遠鳴子夕日に影を踏みあひぬ 春田淳子 雲の峰 200212  
鳴子鳴る浦や嶋子の里日和 浜福恵 風土 200311  
落柿舎のとなり鳴子の布赤し 山田美恵子 火星 200511  
かそけくも夜の鳴子の風まかせ 佐久間由子 200512  
明け方の空の固さよ板鳴子 鷹羽狩行 200610  
鳴子引き昔の音を田に散らす 島田尚子 馬醉木 200801  
夕さりの遠嶺浮き立ち鳴子鳴る 峰幸子 200901  
下の山の暮れて上の田鳴子引く 柴田久子 風土 200901  
風が打つ夜の鳴子を聞き澄ます 佐久間由子 201010  
峡の子は今も鳴子の引き役に 池田崇 201012  
鳴子止む土佐のよだちの男鳴り 大森尚子 風土 201012  
影武者の武者ぶるひして鳴子鳴る 鴨下昭 201012  
祝祭の如く鳴子の張られたる 辻直美 201112  
鳴子にてすいか盗人御用とな 松岡和子 201409  
ブリキ缶の雑な鳴子を引いてみる 原田達夫 箱火鉢 201511  
思ひ出すやうに鳴りたる鳴子かな 高倉和子 201802  

 

2018年10月17日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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