14       20句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
一陣の風によろめく滝の丈 門伝史会 風土 202209
純白の滝に背すぢを伸ばしけり 門伝史会 風土 202209
森閑をなほも深むる夜の瀧 峰崎成規 202209
万世の時を刻めり瀧の音 本池美佐子 202209
今朝までの雨に濁りの男滝かな 須賀ゆかり 202209
風生れて滝をはみだす似非行者 笹村政子 六花 202209
滝音につつまれてゐる無心かな 志方章子 六花 202209
滝風に吹かれしばしを居眠れる 志方章子 六花 202209
口開けてゐるに気付かぬ滝見かな 志方章子 六花 202209
滝壺にとんちんかんな返事かな 住田千代子 六花 202209
滝音を離れて髪を整へり 住田千代子 六花 202209
湯煙のごと岩伝ふ瀧飛沫 谷口一献 六花 202209
滝水の打てば応えて岩かづら 谷口一献 六花 202209
滝壺へ流れは落ちて泡となる 高橋宜治 やぶれ傘 202210
緞帳の上がるが如く滝のあり 草場つくし 六花 202210
墨をもて大滝白く描かるる 中島昌子 202210
プラチナの緞帳となり滝落つる 中島昌子 202210
悪態をぽろりと滝の前にゐる 石田蓉子 202211
堰落ちて滝なす音の澄みにけり 善野行 六花 202212
対岸のあおき切岸滝一条 大坂正 末黒野 202304
滝→ 1

 

2023年6月4日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。

 
23/06/04 2023年6月4日 2023年6月4日