すいっちょ      40句

すいっちょのちょんと鳴きたる手足かな    久保田豊秋

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
すいつちよの大きく鳴いて小さき闇 稲畑廣太郎 ホトトギス 199909  
すいつちよや草に我が物顔をして 稲畑廣太郎 ホトトギス 199909  
すいつちよとび時にきちきち跳びにけり 高橋将夫 199912  
すいつちよの来て稿急げ稿急げ 大畑善昭 200212  
すいつちよの訪ひ絶へし枕かな 岡崎るり子 銀化 200301  
ふるさとの厨すいっちょすいちょとぞ 近藤豊子 雨月 200312  
すいっちょを聞き流しつつ用を足す 細野恵久 ぐろっけ 200409  
すいつちよの鳴き茶畑のふくらめり 栗原梅子 対岸 200410  
すいっちょの鬚の先へと目を凝らす 細野恵久 ぐろっけ 200410  
すいつちよを探してをりぬ盆提灯 荒井和昭 200411  
すいっちょや昔気質の植木職 山下升子 八千草 200503  
すいつちよが来て眠るなよ眠るなよ 大畑善昭 200511  
すいつちよを一泊させし夫の靴 白神知恵子 春燈 200601  
すいつちよん小腹の空いてをりにけり 栗栖恵通子 200612  
すいっちよの身じろぎもせず厨窓 稲次登美子 雨月 200612  
すいつちよや悍馬の鳴らす厩栓棒 生方義紹 春燈 200612  
すいつちよに日暮俄かな草嵐 中田みなみ 200612  
草々に風の逃げ道すいつちよん 木内憲子 200702  
すいつちよやどうにも見えぬ針の穴 半澤正子 馬醉木 200712  
すいっちょのちょの音の抜けて鳴き通す 近藤豊子 雨月 200712  
夫の背に軟膏を塗るすいつちよん 丸山照子 火星 200712  
夫留守の髪のかるさよすいつちよん 城孝子 飛火野 200808  
しんがりは叱られ役のスイツチヨ 山中志津子 京鹿子 200812  
縁側に上がりすいつちよ鳴き出しぬ 佐藤和子 万象 201001  
馬追のすいつちよすいつちよと鳴く長押 滝沢伊代次 万象 201009  
鍵もせず眠るふるさとスイッチョン 安本恵子 201012  
捕へたるすいつちよ放つ草の奥 須藤節子 万象 201101  
はらからとつかる出で湯やすいつちよん 伊勢きみこ 火星 201101  
縁側で足の爪切るすいつちよん 坂口夫佐子 火星 201110  
すいっちょんに誘われているいい日だな 中谷仁美 船団 201201  
すいつちよの二泊三日の籠残る 久染康子 201201  
喪ごころの俄につのるすいつちよん 内藤静 風土 201312  
すいつちよや日暮れの早き切通し 塩田博久 風土 201312  
旅ごころその切つ掛けはすいつちよ 本郷公子 京鹿子 201401  
寝子(ねこ)ちゃんの飛びあがりたるすいつちょん 山田六甲 六花 201410  
すいつちよに馬乗りさるる木の葉かな 北郷和顔 末黒野 201502  
すいつちよの長居をしたる畳の上 加藤みき 201511  
すいつちよや跳んでわたれぬ水溜 江草礼 春燈 201512  
布団敷き布団を畳むすいつちよん 高野春子 京鹿子 201601  
板の間に死してみどりのすいっちょん 山田六甲 六花 201611  

 

2017年10月1日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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