簀戸・簾戸    10句

簀戸  葭戸

作品
作者
掲載誌
掲載年月
句をひねる谿湯に簾戸の厠あり 品川鈴子 ぐろっけ 200307
簀戸入れて夕餉に風のやはらかき 高木昌子 築港 200308
田刈終へ即ち簀戸を蔵ひけり 駒井でる太 200401
簀戸入れて灯のにじむ母家かな 飛山ますみ 遠嶺 200410
東より湖の風来る簀戸入れて 駒井でる太 200610
簀戸入れて古町らしき路地となる 浅井青陽子 ホトトギス 200801
簾戸立てて小泉八雲のはなしなど 酒本八重 200810
俳席は三部屋の簀戸を開け放ち 品川鈴子 ぐろっけ 201006
簀戸に替へ浮世ますます遠くなる 高橋照子 雨月 201610
海鳴りに簀戸素通しの蜑ぐらし 能村研三 201808

 

2022年7月2日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。