代掻き    65句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
代掻いて夜は獣の鼾せり 山口伸 海程 200007  
降る雨を棚田代掻く上や下 安藤孝助 200107  
良き雨と田代掻きゆく挨拶に 安藤孝助 200107  
代掻くや大和三山とのぐもり 藤井みち子 200108  
代掻田鷺点々と餌をあさる 山下功 春耕 200108  
白鷺が来て代掻田たしかむる 桑田眞佐子 火星 200109  
代掻きの泥付けしまま昼餉かな 舘林志津子 雲の峯 200207  
代掻を御する白丁の泥袴 熊口三兄子 ぐろっけ 200209  
代掻の漢は白き雲に乗り 上田繁 遠嶺 200308  
代掻くや蝌蚪もゐもりも綯ひ交ぜに 藤原たかを 馬醉木 200309  
代掻きの水重なりて畦を越ゆ 内藤三男 ぐろっけ 200309  
代掻くやすぐ眼の前に無人駅 大久保白村 ホトトギス 200311  
代掻くに百里先まで波きらめく 太田絵津子 200405  
代掻きて上総の空を大きうす 杉本光祥 200407  
千枚を水につなげて代掻ける 和田一 雨月 200409  
代掻きのポケットに鳴る着信音 増田幸子 万象 200409  
代掻きて夕映え美し水面なる 吉田眞弓 雨月 200409  
代掻きて耳納連山写し出す 高倉恵美子 200410  
念入りに代掻き済ませ旅立ちぬ 森理和 あを 200507  
残照を均し代掻き終りとす 工藤ミネ子 風土 200508  
代掻や我が物顔の椋の群 小野タマ枝 酸漿 200608  
代掻きの終りは四隅なだめ打つ 工藤ミネ子 風土 200608  
田水張り後追っかけて代掻機 岸本林立 雨月 200609  
代掻きや空の青さも掻きまぜて 中塚照枝 200709  
代掻きも田植も早しわが箱田 阿部ひろし 酸漿 200807  
代掻くや地図のごとくに土の浮く 三井孝子 六花 200808  
飾り牛一鞭に代掻きはじむ 森藤千鶴 馬醉木 200808  
代掻きはむかし牛馬や父母恋し 山口キミコ 200808  
代掻きに水勢つよく田水引く 渡辺安酔 200907  
代掻きの前や後や鴉どち 河北美智子 風土 200908  
山を背に水廻りよく代掻ける 松尾緑富 ホトトギス 200911  
農を継ぐことには触れず代掻ける 柴田良二 雨月 201009  
代掻きや蓮如が先を急ぎをり 久津見風牛 201107  
代掻いて泥の匂ひの父帰る 浅沼久男 201108  
代掻きの音の乗り来る朝の卓 布川直幸 201205  
代掻機泥落とす水強くして 福島松子 ぐろっけ 201208  
代掻くや夕べ棚田は日に染り 綿谷ただ志 馬醉木 201209  
代掻きはむかし牛馬や父母を恋ひ 山口キミコ 九十九島 201209  
車田に代掻いてをる神の御子 延広禎一 201210  
代掻の一筆書きといふ動き 山田佳乃 ホトトギス 201211  
田代掻きをはれば雲の広がりて 渡邉孝彦 やぶれ傘 201211  
代掻いて日本の夜明迎へし日 稲畑廣太郎 ホトトギス 201306  
代掻いて日出づる国に祈りあり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201306  
代掻いて水嘘つぽくなりにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201306  
岐阜羽島駅通過代掻いてをり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201306  
木登りの子に目もくれず田代掻 山田六甲 六花 201306  
区画田に代掻続く近江かな 藤本秀機 201307  
代掻きの田に山の鳥海の鳥 南うみを 風土 201407  
田の神の居心地はかり代掻けり 甕秀麿 201408  
代掻きの落ち水高き千枚田 吉村摂護 201508  
代掻きを終へし水面や雲走る 外山生子 末黒野 201508  
代掻機揚がりて濁り水たひら 大崎紀夫 虻の昼 201510  
千枚田代掻きて村眩しかり 佐藤哲 万象 201511  
代掻や谷戸の棚田の動きだす 園田惠子 末黒野 201604  
代掻きや空に音の輪田に油の輪 中山皓雪 201608  
代掻いて蝦夷の大地を覚ましゆく 稲畑廣太郎 ホトトギス 201702  
代掻いて蝦夷の大地を覚ましゆく 稲畑廣太郎 ホトトギス 201705  
代掻いて来て不機嫌に疲れをり 中川句寿夫 ここのもん 201705  
代掻きに何が降るやも知れぬ沖 中川句寿夫 ここのもん 201705  
結ひ返す代掻き牛を連れて来て 中川句寿夫 ここのもん 201705  
代掻けば一番乗りの鷺の声 三井所美智子 201712  
代掻いて田の神近くしてをりぬ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201806  
日の本の未来信じて代を掻く 稲畑廣太郎 ホトトギス 201806  
代掻くやむかし海軍志願兵 市村明代 馬醉木 201808  
代掻きや鷺は田隅に立ち尽す 眞田忠雄 六花 201810  

 

2015年5月7日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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2015年5月7日 15/05/07