鶺 鴒 2   19句

鶺鴒の石移る間も瀬は激つ   本橋仁   返照

鶺鴒  石叩

作品
作者
掲載誌
掲載年月
鶺鴒の松に来てをり嵐山 服部鹿頭矢 馬醉木 201711
鶺鴒の番い走りて離れけり 永田万年青 六花 201801
鶺鴒や宮の土俵に溜まり水 笹村政子 六花 201712
鬼瓦を叩く鶺鴒留守の寺 衣斐ちづ子 201807
日の盛背K鶺鴒彈みゆく 佐藤喜孝 あを 201810
鶺鴒のひるがへる影岩畳 川村欽子 雨月 201902
鶺鴒の端端叩く遠干潟 酒井湧水 ホトトギス 201903
鳴き交はす鶺鴒のこゑ忌日かな 塩貝朱千 京鹿子 201909
黄鶺鴒柱状節理横切れり 廣畑育子 六花 202007
鶺鴒の先達となる羽黒山 延川五十昭 六花 202101
鶺鴒が横断歩道わたりゆく 石塚清文 やぶれ傘 202101
踏石をドラムに変へて黄鶺鴒 山口登 末黒野 202103
石畳たたく鶺鴒日和かな 本多遊方 春燈 202111
鶺鴒の舞ふや木洩れ日降り止まず 塩貝朱千 京鹿子 202112
鶺鴒に導かれゆく陽の斑道 金光浩彰 202112
鶺鴒の少し走りて止まりけり 廣瀬蝗男 やぶれ傘 202201
鶺鴒を連れて耕人振り向かず 佐藤竹僊 あを 202202
夏鶺鴒二之丸は恋人の聖地 山田六甲 六花 202206
小流れの石を選びて黄鶺鴒 菅野日出子 末黒野 202212
鶺鴒 →1

2023年8月26日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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