里 芋       23句

里芋  子芋

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
里芋のみづから滑る正午かな 櫂未知子 銀化 199912  
里芋のするりと箸を逃げにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 200202  
一ト鍬に里芋ころと掘られけり 武政礼子 雨月 200203  
山芋と里芋うまし里帰り 村越化石 200302  
里芋や子離れうまく出来るかも 物江晴子 八千草 200305  
里芋の煮物ごろごろ里祭 菊地惠子 酸漿 200402  
里芋の田楽で身を温めけり 金丸鐵蕉 200402  
里芋は育ち討たれの墳は古り 有働亨 馬醉木 200402

静岡県富士宮市上井出に、前の大戦の

陸軍少年戦車隊六百余駐の慰霊神社あり。

露草露草被弾戦車の錆を隠せ一帯は

頼朝の「富士の巻狩」の中心地にして、

日本三大仇討の一、曾我兄弟ゆかりの

工藤佑経の墳いまに残る。

大内宿旅籠屋の軒里芋干す 松崎鉄之介 200501  
食細き人に里芋飴色煮 赤座典子 あを 200510  
里芋の土こぼしつつ帰りゆく 水谷ひさ江 六花 200712  
洗濯板廻し里芋洗ひけり 高倉恵美子 200805  
自己主張なぞ里芋と烏賊を煮る 山本久江 200901  
里芋の挟み易さの六角形 清水幸治 200902  
硯洗ふ里芋の葉のつゆあそび 藤野寿子 あを 200909  
里芋を畑に求むる朝かな 渡辺裕子 酸漿 200912  
試掘りする里芋や祭前 長田秋男 酸漿 200912  
里芋の転げ落ちそな猫車 神山市実 やぶれ傘 201203  
里芋の芽が出て八分音符ほど 細野恵久 ぐろっけ 201304  
里芋に箸刺してみる煮付けかな 丑久保勲 やぶれ傘 201401  
箸すべる里芋百歳覗きたし 岸洋子 201703  
里芋の土の香剥いてをりにけり 中島昌子 201801  
里芋をコロッケに変へ客を待つ 秋川泉 あを 201801  

 

 

2018年11月5日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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